ディープな京都

2024年08月19日

京都の散髪屋

お盆期間中は結局どこにもお出かけはせずに、墓参り以外はほぼ引きこもりで過ごしてしまいました。
実は16日の五山送り火を見に行くつもりでしたが、諸事情で急遽キャンセル。
昨日は朝から床屋に行って、残暑に向けてサッパリして、明日から二週間ほど高崎に行きます。
 
京都は代わりに9月か10月に行きたいなと思ったのですが、お出かけスケジュールの関係で11月以降になりそうです。
昨日の朝のTVで京都のディープなスポットの番組を紹介していて、見覚えのある場所が出てきました。

京都では床屋を散髪屋と呼ぶのです。
そして初めて知ったのですが、京都の町なかの散髪屋の半分は、交差点の角地にあるのだそうです。
これは昔は小さな町単位で暮らしていて、その町の出入り口の木戸番が散髪屋を生業にしていたことに由来するようです。

5月にも外観が抜群にレトロで素敵な散髪屋を見つけたのですが、その店もチラッと放送されていましたな。

京都のそのレトロな外観の散髪屋さんをクリックしてど~ぞ!
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    [準備中]

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2024年06月05日

悪魔の契約 カオスの世界

東京都知事選はどうなるのか、選挙権はないけれど興味はありますね。
ギリギリまで立候補表明をしない学歴詐称予算バラマキ利権のKばあさんと、二重国籍愛中嫌日左巻きクラリオンRばかりマスコミが取り上げて、マスコミ批判で一番まともなことを言っている高学歴の田舎町I市長はほとんど取り上げないという。

マスコミの長いものに巻かれる世論騙し大作戦は昔からですが、特に日航機墜落事故報道では今になって真実を知ることになって、ウソを分かっていて平気で報道するマスのゴミさを実感して、都知事選の報道でさらに納得しています。

今は選挙のシステム自体もすごく崩されているようです。
特に大都市圏の投票行動は「投票したい候補者がいないから消去法で投票する」よりも「投票したい候補者がいないから選挙に行かない」の方がはるかに多く、だから結果投票率が低いというシステムが戦後から水面下でじっくりと仕向けられた作戦みたいです。

そうすると、企業献金や天下り横行の大企業に有利な法律ばかりが作られて、その見返りに組織票として何十万票も集まるので彼らが当選する、という悪魔のループが出来上がっています。
これも長年かけて庶民にバレないように、深く静かに組み立てられた仕組みなのでしょう。

本物の政治家を見抜く方法の一つは、公約で10年とか30年とか先に影響が出ることを言っているかどうかだと思います。
大抵は目の前の補助金や手当などのいわゆるバラマキがほとんどで、「選んでくれれば目先の楽しさは保証するよ」という悪魔の契約です。
この契約に典型的にズルズル溺れているのが安芸高田市のネットで人気の議員団清志会ですな。民度の低さを全国に晒されているのに、その自覚もありません。

30人ほどが立候補する都知事選はまさにカオスの世界です。
京都で寿司屋の二階がカオスの間になっているのを見つけました。
自分は入る勇気がなかったのですが、すでにカオスの間の住人になっている都民の方々は、どう判断するのでしょうか?
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    [カオスの間]




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2024年05月26日

5月の京都は修学旅行シーズンで

京都の5月はGWが終わると修学旅行のシーズンです。
最近の中学生の修学旅行の京都観光は団体行動よりも、グループでタクシーを貸し切りにして好きな場所を巡るスタイルが増えているようですが、さすがに京都駅だけは修学旅行の生徒たちで溢れていました。

京都は週末が特に混むので、それを避けて金曜日に帰路につく学校が多いようで、駅撮りをしようとカメラをかまえていたら、次々にゾロゾロと生徒たちの列。
白い帽子の小学生たち。
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    [列]

エスカレーターには乗らずに全員階段を上っていきますが、さすがに身軽ですな~
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    [階段]

こちらは中学生でしょうか。
小学生たちよりも落ち着いた列になっています。
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    [修学旅行]

新幹線改札口の中でも、中学生が階段の両側を完全占拠しています。
おかげで指定席も平日なのに満席に近いくらい混むようです。
自分は東海道新幹線はひかりのグリーン席。
のぞみよりも乗車時間は30分長いけれど、3割引きで空いていて居眠りしながら快適です。
ただし、新大阪始発の便に乗るのがポイントね。
東海道新幹線の普通車は、北陸新潟新幹線よりもシートが薄くてクッションが硬く、開業から60年たつので結構揺れるのです。
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    [占拠]

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2024年05月21日

泉涌寺 青モミジと5月の風

今回の京都では葵祭以外には特に予定を考えないで行ったので、新幹線の中で地図を見ながら考えて、着いた日の昼前からかなり久しぶりの泉涌寺に行ってみました。

平日なので人も少なくて、京都駅や清水寺~祇園八坂神社あたりの喧騒とはまるで別世界です。
外人さんカップルが坂道を下っていく後姿と本堂を撮ってみました。
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    [そうだ 京都、行こう。]

本堂内は撮影禁止ですが、出口を出てからカーテン?いや幕が揺らめく様子を撮っていたら、いたずらな風で一瞬めくれて、堂内の狩野探幽画の白衣観音図がチラリ。
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    [いたずらな風]

隣の今熊野観音寺は青モミジがきれいです。
少し高所から、ハイキング姿のオバサマがたを背景に撮ってみました。
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    [青モミジ]

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2024年05月20日

葵祭は牛馬にとっても晴れ舞台

葵祭の行列は正式には路頭の儀というのですが、総勢511人、馬36頭、牛4頭(牛車2基)が、平安朝貴族そのままの姿で御所から下鴨神社で休憩をして上賀茂神社までを巡行します。

牛は行列の最初の方と一番最後に、藤の花の飾りをつけた牛車を引く役割で、一番絵になるおなじみの姿です。
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    [牛車]

他の2頭は言わば控え選手という立場でしょうか、おとなしく引かれていきますが、牛は涎がすごいので、口から顎にかけてネバネバの唾液が垂れています。
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    [控え選手]

馬はとにかくたくさん出るので、沿道では大声やストロボを使った撮影は禁止です。びっくりして暴れだしたら大変だからです。
華やかなのはやはり騎女(むなのりおんな)と呼ばれる女性が騎乗した一団。
出発前から姿勢を正して歩いて行きます。
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    [騎女]

自分が御所で撮影するのは、最前列で撮影しやすいことと、背景が御所の塀なので余計なものが写りこまないから、そして移動が楽でフットワークがいいからです。
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    [出発直前]

これらの馬の他に、皇宮警察騎馬隊も行列を先導します。
女性の隊員が騎乗してにこやかに先導していますが、河原町今出川の交差点はこの人波で、背景がこれでは写真としてはイマイチになってしまうのです。
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    [皇宮警察騎馬隊]

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2024年05月19日

世の中美貌が役に立たないこともあるのです

よく地方の祭りの行列で、○○姫の役で芸能人が出たりしますが、葵祭のヒロインの斎王代の役はそんなもので決められるわけではないのです。
もちろん公募で決まるわけでもありません。
悪く言えばコネ、いや京都にゆかりのある家の20代の独身女性で、由緒ある家柄でしかもお金持ちのお嬢さんが選ばれます。

なにしろこの日に身に着ける十二単衣は自腹で1000万円前後。
行列に使用した衣装のクリーニング代数百万円、弁当代、関係各所への付け届け等々すべて自腹で、合計で数千万円かかるのだそうで、そこには美貌の程度という選考基準は見えてこないので、所謂ミスコンとも全く違うものであります。
いや~ぁ、多少は美貌の程度は選考基準に入ってもいいと思うのですが、さすがに応募するお家の自己判断でその辺はクリアされるのでしょうな。

ようやく女人列が進み始めました。
この平安貴族の化粧をすると、よほどの個性的な顔立ちでない限りおそらくは普段の顔とは全く違う印象になってしまうと思うので、身近な人でなければ区別がつかないのではないでしょうか。
一人だけやたら笑顔を振りまいている女人、行列の最中も笑顔のサービスでした。
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    [女人列]

斎王代は御輿に乗っていますが、学生バイトさんが担いだふりをして御輿にはちゃんとタイヤが付いています。
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    [タイヤ付き]

斎王代は説明した通り名家のお嬢さんしか選ばれませんが、中には姉妹で斎王代を経験したとか、母親や祖母も斎王代だったとかいう家もあるそうですので、京都の文化恐ろしすぎます。

ちなみに今年の斎王代は、新選組で有名な壬生寺の貫主の長女が射止めたそうで、自分が壬生狂言を見た時に払った1000円もこの衣装の一部になったのでしょうか?
いやたぶん学生バイトの弁当代の一部になったのかもしれません。
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    [斎王代]

結構キリッとした顔立ちでガッチリ顔なので、この平安化粧はあまり似合わない気がしました。いや個人的な感想です。

こういう人ってどういう家柄の所にお嫁に行くのでしょうかねぇ~、ちょっと興味があります。
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    [下鴨神社へ]

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2024年04月18日

夜の京都駅でピアノの音色…

京都に行くのは何も観光神社仏閣巡りだけではありません。
ボッチ飲みした後に京都駅に戻り、大階段の方にエスカレーターで登っていくとピアノの音色が聞こえてきました。

3月31日までNAKED ART STATION -KYOTO- のイベントで、大階段の下に設えた舞台でピアノの演奏が行われていました。
いわゆる駅ピアノの夜間バージョンで、順番待ちの人が並んでいます。
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    [大階段]

これを聴いているインバウンドのカップルは、まるで空中に浮かんでいるようです。
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    [空中浮遊]

ママの演奏に子供もうっとり。
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    [ママのピアノ]

この2日後の最終日にも行ってみましたが、ピアノのわきには桜も飾られて、母と娘の連弾です。
こんなイベントがさりげなく開催されている、やっぱり京都っていいですな~

一週間くらいずつ、各季節ごとに滞在したいものです。
問題はホテルの宿泊費と毎日の外食。
それ以外は大して費用はかかりません。
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    [連弾]

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2024年04月08日

京都 もう一つの桜たち

桜の時期の京都には、寺社の桜とは別のもう一つの桜たちが花開きます。
それは毎年3月末か4月初めの週末に開催される、関西最大のよさこい祭り「京都さくらよさこい」です。
今回でもう20回目の開催で、主に大学生がメンバーの主体となって演舞するようです。

今年は3月30.31日開催だったので、木に咲く桜はまだまだでしたが、京都市内のあちこちで若い桜たちが咲き乱れました。

主会場は平安神宮の応天門を背景にした神宮道ですが、今年は30日にちょいと撮ってきました。
出番を前に自主練習でしょうか、このきれいなピンクの桜の若木は多分「陽光」で、ソメイヨシノに先駆けて咲く、最高にきれいな桜です。
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    [出番前]

ステージは若さがいっぱい元気いっぱい、最初は立ったまま観客の肩越し頭の隙間から撮り始めます。
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    [全身全霊]

魂の叫びでフィニッシュします。
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    [叫び]

このチームは衣装は地味だけどなかなか大した演武でしたなぁ~
こんなに足が上がるなんて、羨ましい限りです。
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    [足の裏]

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2024年04月04日

ギョ❣ いんらんクリニック?

一昨日の昼の新幹線に乗って高崎に戻ってきましたが、京都は雨でタクシー待ちの外人さんの行列が八条口では50mほど続いていましたし、JRの新幹線切符売り場の窓口にはとぐろを巻くような列で構内が埋まっていました。皆さん荷物が大きいので、移動がとても大変そうです。

そんな京都駅の地下鉄通路でなにげに通り過ぎて、ん・ん・ん「いんらんクリニック?」と戻って二度見してしまった看板です。
それがこれ。よく見たら「いとうらんクリニック」でした。
ん・ん? いとうらん  って…まさか。。。診療後は受付でキャンディーをくれるかもね。
さあ、「いとうらんクリニック いとうらんクリニック…と10回言ってみましょう。ね、いんらんクリニックになるでしょ?
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    [いんらん?]

京都にはそんな写真ネタがいくらでもそこら中に落ちているのです。
風が強い日には道路にこんなものまで落ちています。
多分、女性用の付け毛かな。
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    [落とし物]


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2024年04月03日

京都色彩紀行 六角堂

今日は今から土砂降りの予報ですが、昼の新幹線で高崎に戻ります。
4月3日、京都ではあちこちの桜は開花しましたが、どうもソメイヨシノが遅れています。

鴨川の桜並木も、多分開花はしたのでしょうがまだまだピンクの並木にはなっていません。
昨日の醍醐寺も枝垂れ桜は見ごろでしたが、ソメイヨシノは日当たりのいい場所で3分咲き程度で、本数が多いのでそれなりに見られはしますが、最盛期に比べるとなんともまだまだでした。
京都は今週末がたぶん最高だと思います。

さて六角堂の枝垂れ桜も近衛邸跡の桜と並んで早咲きで有名です。
3月28日に行ってみましたが、境内が狭いわりには人が集まっていましたな。
そんな境内で少し撮ってきましたので。

散った桜に小鳥たちが集まっている感じで。
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    [小鳥たち]

小さな地蔵の赤い前垂れと散り桜。
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    [地蔵桜]

狭い境内に桜の木は少しですが、枝がかぶる位置を考えて、寺の五色旗にまるで桜吹雪が舞っているイメージで。
全部クリックしてど~ぞ!
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    [桜吹雪]
チェックアウトから昼までの時間は、雨の京都駅で撮影の予定です。
雨の日の京都駅もまた、写真のネタがいっぱい落ちています。

昨夜は最後の晩なので久しぶりの「咲や」さんで美味しいもので体をリフレッシュ。
カウンターの隣の席のご夫婦、西陣で徒歩5分の所にお住まいで…。
奥さんは京都生まれの京都の町家育ち。「京都のどこがいいのか分らん、京都は住み辛い町でっせ~」
と言っていましたが、よそ者からすれば京都ほど楽しい町はないのです。
ただ滞在するとホテル代がねぇ~。滞在費だけならば、工夫次第でそんなにお金はかからへんのやけど。
昨夜の「咲や」でした。さあ、また来るか!


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