トイレの付いていない成田エクスプレス現代人は座りすぎ?

2016年03月25日

登録有形文化財の桃山風呂

花冷えですね。
今朝は車の屋根が雪で白くなっています。

さて先週末のお出かけです。
長野電鉄スノーモンキーの終点が湯田中駅。
この駅前から湯田中温泉、その奥に渋温泉、上林温泉などの温泉郷が続き、その先の山の中に有名な温泉好きのスノーモンキーが生息しています。

そして選んだ宿が湯田中温泉の「よろづや」さん。
一度入ってみたかったのが名物「桃山風呂」です。

日本の大浴場ベスト10にも選出されたことのある、国の登録有形文化財の「桃山風呂」ですが、男女別の時間帯の設定が、夜9時半までは女性専用。
男は夜の10時から翌朝までなので、酔っ払ってしまった自分は、不覚にも9時過ぎには寝てしまい、その夜は入浴できませんでした。

いやいや夜は混雑するので、ねらいは朝一の貸切風呂なのです。
さすが9時過ぎに寝たせいで、3時半に目が覚めましたよ。

誰もいない廊下とエレベータで降りて、先ずは脱衣所へ。
歴史のある脱衣所は柱や梁に千社札がベタベタと貼ってあります。
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[脱衣所]









これも立派な欄間、大浴場の脱衣所とは思えません。
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 [欄間]












脱衣所の隅にはドライヤーの付いた鏡台、この写真だけストロボ仕様。
いや、新しい洗面台も別の場所についていますが、昭和30年代にタイムスリップです。
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[ドライヤー]









さて、超レトロな体重計のわきから大浴場へ。
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[体重計]











洗い場はこんな感じで、桶はもちろん木桶です。
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[洗い場]









何しろ湯気が多くて、浴場内ではコンデジのオートフォーカスが役に立ちません。
浴槽はピントがきちんと合っていないし、浴槽の大きさもうまく表現できません。
お湯は無色透明ですが、水色の色は底のタイル。
全部クリックしてど~ぞ!
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 [桃山風呂]











後で調べたのですが、源泉は60度くらいの弱アルカリ性。
湯温調節のために、25%ほど加水しているようなので、ちょっと温泉らしさの個性に欠けるかな。
外の露天風呂から見ると、この桃山風呂の建築様式のすごさが分かるのですが、カメラは外まで持ち込みませんでした。
まあ、一度はこんな温泉もいいでしょう。



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