各地で真夏日東寺ガラクタ市

2015年05月28日

スモカの思い出

昔むかし、タバコにまだ市民権があった頃、というか、タバコが吸えなきゃ大人じゃないと言われていた頃、タバコのヤニを落とすために、一家のオヤジの使う歯磨き粉の定番は「スモカ」でした。

平べったい缶に入っていて、確か赤い缶と緑の缶があったように思います。
「あかいきつね」と「みどりのたぬき」のアイデアも、ここからパクったのかもしれませんな。

小さい頃、たまにいたずらにスモカの粉をブラシに付けて歯磨きをして、ちょっぴり大人の気分を味わったものです。

今は「歯磨剤」とか言いますが、昔は『歯磨き粉』と言っていましたね。
ペースト状になってからも「ハミガキコ」と言っていました。

GWに京都東寺のガラクタ市に行った時、足元の洗面器に置かれた『スモカ』を発見して、完全に抜けていたスモカのこんな思い出が蘇ったのでした。

調べてみるとスモカは大正14年に現サントリー(株)で作られたのが最初で、現在も生産発売されているようです。
成分は現在は歓迎されない研磨剤がたっぷり、タバコのヤニ落としに特化した歯磨剤のようです。

発見したスモカがこれ。
買ってみようと思いましたが、缶のふたを開ける勇気がないので止めました。
クリックしてど~ぞ!
ffa7cbcb.jpg

 [SMOCA]

urutorahurosu at 05:03│Comments(1)歯にまつわる話題 

この記事へのコメント

1. Posted by 知青   2015年05月28日 08:43
さすがですな。
(あれ、口調が移っている!)
ガラクタ市での御目のつけどころが違いますね~。
たぬきもきつね(笑)もサントリーも
こういうつながりがあるとは!!
朝からゆかいですなあ。

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