県写真展の準備雪の壁

2013年02月13日

奇習 カセ鳥

日本には奇習と呼ばれる行事がいくつもありますが、山形の上山(かみのやま)市にも、カセ鳥という、旧暦小正月の行事があります。
カセ鳥という名前は「稼ぎ鳥」または「火勢鳥」に由来しており、商売繁盛や火伏せを祈願するための 行事らしいですが、若者が上半身裸でワラ蓑をかぶって妖怪に扮して、町の中を踊って歩き、周りの人たちはそれに水をかけるという行事です。
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[奇習]

ずいぶん久しぶりに撮影に行ってみたら、以前よりもギャラリーも増えて、踊り手も外人さんや札幌からの女性なども参加していて、華やかになっていました。
ワラ蓑をかぶる前はこの格好。雪がワサワサと降って、気温は氷点下2度くらいです。
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[雪の中]








まずは上山城内の焚き火の周りを廻って景気をつけます。
上半身はワラ蓑を纏っていますが、下半身はナマ足で、地面は圧雪。
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 [水かけ]











出陣の踊りが終わっていざ雪の町なかへ。焚き火の前には親子カセ鳥もいました。
雪がすごく降ってきて寒いので、追っかけはせずに撮影はここで終わり。




[親子鳥]














たぶんテレ東の旅番組の収録で、スウェーデン出身のかつてのアイドル川上麻衣子ともう一人知らない女性タレントが来ていましたが、収録用のメイクなのかすごい厚化粧で、時のたつことの恐ろしさをまざまざと感じたのでした。
全部クリックしてど~ぞ!




urutorahurosu at 05:39│Comments(3)めぐる季節 

この記事へのコメント

3. Posted by 浜ちゃん   2013年02月13日 15:45
このお祭りは 山形の物だったのですね。
とっても 奇妙で面白かったので
印象が強かったです。
ご紹介 ありがとうです♪
2. Posted by ともこ   2013年02月14日 10:14
寒そうですね~
でも、冬のお祭りって感じ{超びっくり}
1. Posted by 元山元山   2013年02月14日 12:52
乳首に絆創膏か何かを貼ってるんですね(笑)。
寒い中ではありますが、どちらかと言うとそっちにビックリしました。
海外の方などもいらしてるんですね。

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