立山黒部アルペンルート川越散歩

2011年06月19日

ひとめ惚れ

「ひとめぼれ」とは、宮城の美味しいお米ですが、今回はお米ではなく、富山地方鉄道の古い駅舎のことなのです。
去年の今ごろ大雨警報の中、北陸本線富山の手前の富山地方鉄道と併走する区間で、その古い駅舎を見かけて一目惚れしてしまいました。
その時は富山市内のチンチン電車の撮影が目的で、その駅舎に行くチャンスがなかったので、今年立山黒部アルペンルートに行く前日に計画して、電鉄富山駅から50分ほどの「西魚津駅」に行ってきました。
ホームは玉石の石積みで、いかにも雪国らしい手をかけた頑丈な作り。
電車の行き違いのために構内は複線になっていて、構内踏切で渡ります。
2番ホームの背後を、時折JR北陸本線の特急が走っていきます。
2c2fc17b.jpg




[2番ホーム]









昔は有人駅だったらしく、駅員の部屋もあるのですが今は無人駅。
駅舎は木造でもおしゃれな感じで、「西魚津駅」の字がすごくポップで、水族館も近く、さぞかし新築当時は人気だったことでしょう。
駅前の今は・・・人家はあるものの、商店など何もなし。
開業は昭和11年らしく、そろそろ後期高齢者なので、「西魚津駅」の字も「出札口」の字も右から左に書いてあります。
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  [ポップな駅舎]












誰もいない・・そのしばらくの時間が至福の時でした。



この記事へのコメント

3. Posted by ちまちゃん。   2011年06月19日 23:45
右から左に書いているホームにたっっている駅表示が山口県にもありますよ。
SLやまぐち号が走ることで有名な新山口駅です。
僕的には「おごおり」(小郡)←旧駅名のほうがお気に入りなんですがね。
2. Posted by おかやん   2011年06月20日 07:56
そういえば以前、「一目惚れした」と書かれてましたよね^^
地鉄は古い駅舎が多かったように思いますが、この駅舎は特に印象に残ってます。
1. Posted by pop-yuzu   2011年06月24日 22:50
風景写真では拝見した事ありますが 私も一度は行ってみたいです

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