うす紫の藤棚の・・(京都花紀行)チンチン電車のある町(阪堺電車)

2011年05月23日

シャーレーポピー(虞美人草)

5月下旬になると「真っ赤なシャーレーポピーの写真が撮りたい!」と思うのです。
でも今年だけは鴻巣の、広さ日本一のポピー畑が満開に程遠い状態だというし、急遽選んだのが横須賀の「くりはま花の国」。
ちょうどネモフィラも満開で、ポピーも見ごろとのこと。
行ってみると、花畑の斜面はまるで真赤なゲレンデ状態で、去年行ったときよりもずっといい。
でも100万本もあるポピーの中から好みの1本を見つけるのは困難でもあり、美人捜しの楽しい作業でもあります。
「おっ、いいかな」と思って近づくと花びらが一部割れていたり、「これはいい」と思っても遠くにありすぎたり、背景がダメだったり、こちらの気持ちも知らずにそっぽを向いていたり、もう隣の花と絡み合ってしまっていたり、ちょっと人間の世界と通じるものがあります。
8414b1f4.jpg




[虞美人]










入場無料で週末の好天気ということで人が結構多く、人物の入らない構図がなかなか作れません。
ヤグルマギクやネモフィラの淡いブルーを背景に混ぜて、ああでもない、こうでもないと、あっという間の2時間半。
おかげで腕が日に焼けて赤くなり、ポピーの赤が写ったよう。ぬるいお湯でもしみるのです。
クリック拡大して見てください。
c5f2eae9.jpg



[赤の斜面]



urutorahurosu at 06:07│Comments(3)写真の話 

この記事へのコメント

3. Posted by コギ丸   2011年05月23日 08:05
kusakabe-dcさんおはようございます(*^_^*)
いつも素敵な写真ですね。
和めます。(^_^)
かなり遠くまで出かける行動力見習わなきゃです。
2. Posted by えびおう   2011年05月23日 08:21
思い通りにならない花への気持ちが女性に対するときみたいで良いですね。
1. Posted by けい10   2011年05月23日 23:45
まるでおとぎの国へ迷い込んだみたいな写真っ!!!ポピーってこんなにキレイで幻想的な花でしたっけ?そして、kusakabe-dcさまと、どこかでニアミスしてるかも・・・とちょっぴりドキドキしてしまいました。

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