小春日和勤勉と努力

2010年11月10日

極上の温泉(白布温泉)

今年は今までないほどに、いろいろな温泉に行く機会が多い年でした。
先週末に宿泊した米沢の白布温泉は、昔は白布高湯と言って、山形市の蔵王高湯、福島の高湯温泉といっしょに『奥州三大高湯』とうたわれた開湯700年の名湯です。
10年前までは西屋、中屋、東屋と3軒のわらぶき屋根の旅館が荘厳に並んで、その光景が白布温泉のシンボルでしたが、残念ながら火災で2件が焼けてしまい、昔からの建物は西屋のみで、東屋が8年前に再建されました。
でも石造りの浴槽は昔のままで、しかもこのお湯が実にすばらしいのです。
あまり大きくない浴槽には、3mの高さから3本の湯滝が勢いよく注ぎ込まれ、石造りの湯船のふちから適温の湯が惜しげもなく洗い場に溢れ、これこそ掛け流しでいつ入っても新鮮な湯。まるで緩やかな流れの温泉の川に入っている感じです。
無色透明のお湯ですが、中には白い湯花がたくさん漂って、柔らかいやさしい泉質。
どんなにいい温泉でも、日帰り入浴は週末激込みのところが多いのですが、全18室でしかも露天風呂があるので、満室の週末でもほとんどこのお湯を独占できるのが、宿泊客の特権です。
時期は紅葉も終わる頃、白布温泉に向かう途中は、晩秋の山里風景が広がります。
浴槽は湯気がすごくてカメラを向けられなかったので、朝の白布の錦秋の山肌と向かい側の山のシルエット。
546b83d2.jpg




[錦秋]

この記事へのコメント

1. Posted by 一葉(いちは)   2010年11月10日 22:30
いいですね、温泉{CARR_EMO_134}
しかも露天なんて{CARR_EMO_36}
行きたいなぁ{CARR_EMO_65}

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