2025年03月21日
暑さ寒さも彼岸まで
昨日は春分の日で、今日から9月の秋分の日までは体感的に「春・夏」の季節になるわけですが、はて彼岸とはいつからいつまでなのか?というと、春の彼岸は春分の日の前後3日間つまり今年は3月17~23日の7日間ということになります。
彼岸の期間は、あの世とこの世の距離が一番近くなるとされることから、墓参りや仏壇の掃除整理などを行う風習になっているわけで、自分も昨日は二か所の墓参りに行ってきましたが、彼岸の起源は平安京の誕生に関わっているようです。
昔は現代と違って、何か疫病や天災があるとすべて誰かの怨霊の祟りだと恐れられていて、桓武天皇は平安京の前の長岡京がまだ建設中なのに、ある怨霊(詳細は話せば長くなるので省略)の祟りを鎮めるために、風水で守りを固めた京都に都を移して、さらに春分と秋分の日を中心にした7日間、昼夜を問わずお経を転読させたのが始まりのようです。
そういうわけで、お彼岸という行事は仏教発祥のインドでも、仏教興隆の中国でも見られない、日本独特の文化です。
この時期は太陽が真西に沈むので、西方浄土への往生を願って日願(ヒガン)と称することもあったようです。
昔の人は言いました「暑さ寒さも彼岸まで」。
今年の春の彼岸は昨日まで淡雪の積雪があったのですが、彼岸の終わり近くには気温が上がり関東は20度越えの日もあるようで、やっぱり昔の人はよく言ったものですな。
おかげで桜の開花予想も少し早まるかもしれません。
今日の写真は県写真展に3枚入選のうちの一枚です。23日の彼岸明けまで山形美術館に展示中。
京都鴨川四条大橋付近の春の川辺。
クリックしてど~ぞ!
[川辺の午後]
彼岸の期間は、あの世とこの世の距離が一番近くなるとされることから、墓参りや仏壇の掃除整理などを行う風習になっているわけで、自分も昨日は二か所の墓参りに行ってきましたが、彼岸の起源は平安京の誕生に関わっているようです。
昔は現代と違って、何か疫病や天災があるとすべて誰かの怨霊の祟りだと恐れられていて、桓武天皇は平安京の前の長岡京がまだ建設中なのに、ある怨霊(詳細は話せば長くなるので省略)の祟りを鎮めるために、風水で守りを固めた京都に都を移して、さらに春分と秋分の日を中心にした7日間、昼夜を問わずお経を転読させたのが始まりのようです。
そういうわけで、お彼岸という行事は仏教発祥のインドでも、仏教興隆の中国でも見られない、日本独特の文化です。
この時期は太陽が真西に沈むので、西方浄土への往生を願って日願(ヒガン)と称することもあったようです。
昔の人は言いました「暑さ寒さも彼岸まで」。
今年の春の彼岸は昨日まで淡雪の積雪があったのですが、彼岸の終わり近くには気温が上がり関東は20度越えの日もあるようで、やっぱり昔の人はよく言ったものですな。
おかげで桜の開花予想も少し早まるかもしれません。
今日の写真は県写真展に3枚入選のうちの一枚です。23日の彼岸明けまで山形美術館に展示中。
京都鴨川四条大橋付近の春の川辺。
クリックしてど~ぞ!
[川辺の午後]
urutorahurosu at 06:00│Comments(0)│めぐる季節