条件の悪い日こそシャッターチャンスフクギ並木で流行っているもの

2025年02月11日

からっ風に大凧が揚がる

山形新幹線はどうやらようやく平常運転に戻りそうですが、来週も寒波襲来の予報があって、山形に戻る時にまた運転見合わせになるかもしれません。
だったら飲み会をキャンセルするしかないですな~

さてオキナワ写真はいったん休憩、一昨日の高崎暮らしの写真です。

「上州名物 かかあ天下と空っ風」と言いますが、高崎は風の町、その隣の前橋はさらに風が強い町なのだそうです。
そんな前橋でこの時期毎年開催されるのが、上州空っ風凧揚げ大会です。
去年も行きましたが、珍しく風が弱くて期待したような写真にはなりませんでした。

さて今年はどうかなと思って行きましたが、期待以上の冷たい赤城おろしが吹きまくっていて、またしても山形では使わず沖縄で重宝したネックウォーマーの出番です。

メインイベントは畳20畳の大凧揚げなのですが、開始時間を間違えてしまったようで、現地に着いたら始まった直後でした。でも様子がおかしい。
隣のカメラじいさんに尋ねたら、どうやら風が強すぎて上げた直後に骨組みの竹が折れて落下しちゃったらしいのです。
現在修復作業中であと30分くらいかかるというので、逆にラッキーでした。

30分が40分になりようやく大凧揚げ再開です。
数十人で大凧のロープを風上に向かって引っ張って走ります。
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     [大凧揚げ]

大凧が揚がり始めました。
P2090029(2)
     [離陸]

この日の空っ風は強烈で、見事にこの高さまで揚がり、観客は大喜び。
こういう状況では、青空に露出を合わせると地上の人間がシルエットになってしまい、地上に露出を合わせると、青空が明るすぎて白っぽくなってしまうのです。
青空を強調してみましたが、雲の感じもいいですな。大雪地方の皆さんごめんなさい。
P2090036(3)
     [青空に揚がる]

思わずみんなで万歳三唱です。
ロープの端はトラックにしっかりつないであるので、手を放しても大丈夫。
大凧は勝手に遊泳しています。
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     [万歳三唱]

大凧は普通は地上で操作しなければすぐに降りてくるのですが、ここまで見事に揚がるのは珍しいらしく、自由に空を飛び回り一向に降りてくる気配がありません。
やがて大凧を下げる作業に入ります。
この作業をするのは実に13年振りだそうで、いかに今年の大凧揚げが見事だったかが分かります。

風が強くて冷たくて、好天なのに外で食えないので、昼のおにぎり弁当は日差しで温まった車の中で食って帰りました。
全部クリックしてど~ぞ!
P2090053(2)
     [凧下げる]

urutorahurosu at 06:00│Comments(0)高崎暮らし 

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