大寒 新春の八幡宮境内陽炎(かげろう)を撮る

2025年01月21日

鎌倉の小正月 左義長

古来日本では、正月に家々を訪れた歳神様(トシガミサマ)が、1月15日の未明にお帰りになると信じられてきました。
左義長神事はその神々を送る火祭りで、地方によってはどんと祭などの名前で呼ばれることが多いです。

多くの地方では、正月に飾ったしめ飾りなどを持ち寄って、それを積み重ねて焼くだけのことが多いですが、鶴岡八幡宮の左義長神事は、家々から持ち寄られたしめ飾りと松飾りを円錐状にきちんと積み上げて、斎火(イミビ)をもってお焚き上げをする、格調高い神事です。

円錐形に積み上げられたしめ縄ですが、以前来た時はこれが2基あったのですが、今回は1基だけ。
しめ飾りを飾る家庭が少なくなっているのかもしれませんね。

早朝で寒いのですが、まあそういうわけで点火前の神事がなかなか長いのです。
神事ですから皆さん低頭して拝みます。
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    [神事]

点火が始まりました。
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    [斎火]

四か所の点火口全部点火が終わる前に、もうかなり燃え上がってきています。
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    [まだ点火中]

点火前の神事は長かったのですが、燃え始めるとものの10分くらいでほぼ燃え尽きてしまいます。
日本版キャンプファイアーですな。♬燃えろよ燃えろよ~炎よ燃えろ~
P1150109(2)
    [ファイアー]

上から燃えるので、やがて一気に崩れ落ちてきて、火はますます燃え盛ります。
でも撮りたい写真はこれから撮るのです。(つづく)
全部クリックしてど~ぞ!
P1150119(2)
    [崩れ落ちて]

urutorahurosu at 06:00│Comments(0)写真の話 

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