西の空に朝の月を撮るああ~これが日本

2024年02月29日

稲荷神社とユダヤ教

キリスト教の元になったのがユダヤ教ですが、イスラム教も元を辿ればユダヤ教に行き着きます。なので平安京エルサレムが今でもこの3宗教の聖地となっているわけですが...。

では日本の神道はいつごろからできたのでしょうか。
秦氏一族が渡来する以前の縄文弥生時代から日本には民間信仰のような物があったはずで、それが今の神道のような様式になったのには、秦氏のような渡来人つまり古代ユダヤの宗教様式が大いに関わっているようで、その具体例にはいとまがありません。

神社の建築物の配置や様式、神輿の形や巡幸の様子、参拝の形式などが、ユダヤ教のそれとそっくりなのであります。
さらに天皇家の象徴の三種の神器も、ユダヤ教の3つの神器がルーツとも言われています。

さて神社の中でも稲荷神社についてですが、稲荷の語源は「稲(い)成り」だというのが通説のようですが、ユダヤ教と神道の成り立ちの関りを考えると、そんな言葉遊びみたいに単純ではなさそうです。

キリストが処刑された時に、頭上の十字架には彼の罪状を書いた紙が貼られました。
IESVS NAZARENVS REX IVDAEORVM」、日本語では「ユダヤ人の王、ナザレのイエス」と訳されるそうです。
その頭文字がINRIです。当時の日本語にはンの発音がなかったので、Nの後ろのAをつけてイナリと発音したようです。
とてもロマンのある話だと思いませんか?
270px-Jesus_Crucifixion_0040
    [INRI]

ついでに稲荷神社の鳥居は他の神社と違って赤いですね。赤い鳥居、なぜなぜ赤い?
通説では赤い色は魔除けの色とか言われていますが、面白くないですね。

実は旧約聖書の中のモーセの出エジプト記に、この答えが出てきます。
モーセがエジプトからユダヤ人を脱出させる前夜、どの家の住人がユダヤ人なのか分かるように、ユダヤ人は家の入口の柱と鴨居を羊の血で赤く塗っておくようにと指示をします。
そして赤く塗られた入り口の家の住民を連れて、エジプトを脱出したのです。

そしてヘブライ語では柱のことを「トリイ」と言うことは前に書きました。
赤い鳥居は、羊の血で赤く塗られた家の入口にそっくりなのです。
なかなか面白い話じゃありませんか?

写真は去年の桜見ごろの京都吉田山の竹中稲荷社の赤い鳥居です。
外人のおねえさんが一人で桜を愛でていました。
全部クリックしてど~ぞ!
P3280125
    [INARI]
今日で2月は終わり、閏年なので1日おまけの日です。



urutorahurosu at 06:30│Comments(0)日本と古代ユダヤ人 

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