宇多田ヒカルのばあちゃんは瞽女(ごぜ)さんだった浅間山がまるで富士山のように

2024年02月08日

瞽女(ごぜ)を撮る

上越市高田の雁木通りを門付けして歩く瞽女さんたちを撮りました。
いろいろ撮ると、どれがいいのか選別に困ります。

瞽女さんたちを追っかけて、中高年のカメラマンが集まっています。
スタッフが注意をしても中にはガン無視する不届き爺さん婆さんも少なくありません。

雁木の通りを正面から撮りたいのですが、瞽女さんの全身を撮ろうとすると、背後には必ずカメラマンが写りこんでしまうので、ギリギリこんな構図にしかなりません。
P2030103(2)
    [雁木通り]

雁木の通りは所どころに昔からの建物が残っているので、良さげな場所で待ち伏せしてカメラを構えます。
ここでは左から右に進行、前の人の背中に添えた手がポイントです。
背後の建物は暗く落として、瞽女さんの角巻を浮かび上がらせます。
構図の関係で、どうしても残雪が写ってしまいます。
P2030122(5)
    [背に手を添えて]

今度は進行方向を逆に、光を透かすガラス戸の所で。
左手の杖と赤いバッグがポイントです。
P2030178(4)
    [杖]

今度はそのガラス戸の前で。こういう場合は顔が見えない方が雰囲気があっていいですな。
P2030181(2)
    [ガラス戸]

次のポイントは年季の入った簾が下がっている家の前。
早く来い来いと思いながらタイミングを見て連写します。
どうしても柱が画面を切ってしまうので、瞽女さんたちの顔が柱に当たらないタイミングの写真を選びます。
P2030215(3)
    [簾の家]

簾の前で先達の三味線を弾く様子をパチリ。
自分なりになかなかいい写真が撮れた日で、こんな時はビールが美味い。
全部クリックしてど~ぞ!
P2030217(2)
    [先達]

urutorahurosu at 06:00│Comments(0)写真の話 

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