2023年09月

2023年09月30日

彼岸花と黒ぃアゲハ

彼岸花の写真もハスの花と同様に撮り尽くされているので、なかなか新鮮な感性の写真が撮れません。
手前の花を主役に撮ってみましたが、主役が暗くて背景が明るいとどうも締まりません。
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    [根元の灯り]

林の中から外にレンズを向けて、日陰の中の花を主役に明るい背景の彼岸花を群生っぽく撮ってみました。
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    [群生]

今度は明るい背景に形のいい彼岸花を一輪だけ置いて、すっきり仕上げてみました。
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    [一輪]

黒いアゲハ蝶が飛んできて、花の蜜を夢中で吸っています。
花と昆虫の静止画は撮り尽くされているので、動きの速い羽根をブラして動きを表現してみました。
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    [蜜に惹かれて]

urutorahurosu at 06:00|PermalinkComments(0)写真の話 

2023年09月29日

赤浅間山

高崎は窓を少し開けておくと、エアコンなしで寝られるようになりました。
日中は昨日と今日は33℃くらいまで上がるのですが、湿度が低くて5月末のような気候なので、短パンでエアコンは不要、たまたまでしょうが気持ちのいい日になりそうです。

今朝5時40分、東の空が朝焼けとなり、西側のヤマダデンキのビルのガラス壁に朝焼けとその隣に浅間山がきれいに映えています。
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    [西空の朝焼け]

カメラを目一杯ズームして、朝焼けの浅間山、赤富士ならぬ赤浅間ですな。
軽井沢の今日は晴れです。
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    [赤浅間]

urutorahurosu at 06:03|PermalinkComments(0)今日このごろ 

2023年09月28日

久しぶりの彼岸花撮影でしたが

今年の彼岸花は猛暑のためにどの場所も開花が遅れている、という情報だったのでゆっくりしすぎたようです。
昨日の朝から撮りに行ったのでしたが、この場所ではすでに盛りを過ぎていました。

埼玉の巾着田の500万本の曼殊沙華が見ごろのようなのですが、今は三脚一脚禁止なので躊躇して、他の場所を探してみました。
そうしたら群馬県の彼岸花群生地の最初にヒットしたのが、どうやら高崎から車で40分ほどの場所のようです。

ネットでルートを検索してみたら、国道との分岐点まではなんと、高崎駅からず~っと一本道で40分ほど。そこから国道を外れて2㌔みたいなので、文句なしにここに決めました。
場所は伊勢崎市の御嶽山自然の森公園といかめしいのですが、川沿いの住宅地にあるちょっとした丘陵地の公園みたいです。

公園入り口を見過ごして少し迷いましたが無事到着。車なので余計な荷物も突っ込んで行けます。
そして結論から言えば、もう盛りを少し過ぎて花の勢いがなくなってきて、さらにその規模と花の密度が巾着田とは比べようもありません。

一日中曇りの予報で途中ちょっと雨が降って喜んだのですが、着いたら日も差してきて、赤い花に反射して写真では日の当たる部分が白く飛んでしまします。PLフィルターもほとんど効果なし。
それでも1時間ほど撮ってきたので、今日の写真はその前半です。

白い彼岸花は赤よりも少し早く咲くのでもうすっかり疲れ果てていて、写真にできる花を見つけるのが難しかったので、主役ではなく脇役として撮ってみました。
赤い花は暗い背景で撮ると映えるのですが、暗い日陰や太い古木もあまりありません。
背景がいかにも公園ですな。
三脚を使えたので、手前と向こうの花にピントが合って中間がボケています。
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    [赤い花白い花]

オーソドックスな撮り方ですが、あまり密ではないのをいかにも密のように見せるのに構図とカメラの位置に苦労します。
小型三脚なので凸凹斜面での操作性が悪くて、サクサクと枚数が撮れません。
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    [彼岸花群生]

背景にする黒い木の幹もあまり太くないので、明るい背景が見えてしまいます。
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    [秋花]

ひと雨降った後の薄曇りならばもっと色のノリがいいのでしょうが、自然相手なのでなかなか思うようにいきません。
ここだけいい色の花があったので、燃える炎のイメージで撮ってみました。
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    [炎]

















urutorahurosu at 06:00|PermalinkComments(0)写真の話 

2023年09月27日

斎藤真一画伯 瞽女(ごぜ)を描く

最後の瞽女たちに同行して、たくさんの瞽女の絵を描いた斎藤真一画伯の肉筆画やリトグラフや画集などの資料が瞽女ミュージアムに展示してあって、とても心惹かれました。
肉筆画は撮影NGですが他は大丈夫なので、何枚か撮影してきました。

構図と赤の使い方がとても参考になりますな。
いつかはこのような写真を撮ってみたいものであります。
3枚だけアップしますが、題名は勝手につけたものなので悪しからず。

赤い角巻を纏った若い瞽女、海岸線の駅にはSLが停車して、哀愁列車でしょうか。
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    [赤い角巻]

海岸沿いの道を向こうに歩いて行く瞽女たち。
手前でバイオリンを弾くのは、画伯の自画像だそうです。
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    [バイオリン]

桜の木を真ん中に座る旅装束の2人の瞽女。
赤と青の対比が別妙ですな。

ミュージアムの人から話を聞いたら、どうやら天童市の出羽桜美術館にも斎藤真一コレクションが収蔵されているそうなので、そのうち行ってみることにします。我が家から車で30分かからないとおもうので。
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    [桜]
彼岸花が見ごろになっていると思うので、初めての撮影地に今から行ってみることにします。

urutorahurosu at 06:00|PermalinkComments(0)旅写真 

2023年09月26日

盲目の旅芸人瞽女(ごぜ)

瞽女とは江戸時代から昭和の1970年代初めまで、各地を旅して三味線を弾きながら語り物や歌い物を弾き語りしていた盲目の女性たちです。

明治時代には新潟県を中心に多くの瞽女がいたそうですが、東北各地を訪れては門付芸をしていました。
ラジオやテレビがまだ普及する以前なので、農村部では農閑期にやってくる娯楽として歓迎されたそうです。
最後の瞽女さんは人間国宝にもなったそうですが、雁木の通りの麻屋の店を改築して瞽女の資料を集めた「瞽女ミュージアム」に行ってきました。
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    [瞽女ミュージアム]

最後の瞽女がわずか50年ほど前までいたということ、高田の瞽女が山形県の小国や米沢まで来ていたということを知り、興味が沸いてきました。

最後の瞽女をモデルに、記録映画として大島渚監督が1972年に発表した映像も見せてもらいました。
瞽女は15㌔もの荷物を背負って旅姿で、少し視力の残っている瞽女を先頭に、3~4人一列になって歩いて山村を移動します。
これは実際の瞽女さんの門付けするときの写真です。
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    [門付け]

瞽女は女性だけで生活していますが、男ができると仲間外れになって「はぐれ瞽女」と言われ自分たちだけで生きていかなければならない、それを水上勉が小説にして、岩下志麻主演で映画にもなっています。
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    [ポスター]

瞽女の姿を描いて有名なのが斎藤真一画伯で、原画やリトグラフなどいろいろ展示してありましたが、いやぁ~いい絵ですなぁ~。
その世界観に引き込まれました。
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    [旅芸人]
最後の赤い花はこの時期彼岸花をイメージしてしまいますね。
今年は軒並み開花が遅れていましたが、ようやく撮影期に入ったようなので、今日これから高崎に行って、今週中にどこかに撮りに行ってみようと思っています。


2023年09月25日

東北芸工大の学園祭

すっかり秋になって朝晩の気温の差が大きくなり、日中は夏服でいいのですが朝晩はもう短パンでは無理です。
あと3ヶ月でクリスマスイヴであります。

週末の土日は地元の東北芸工大の学園祭。
爽やかに晴れたので、何か写真のネタはないかなと思って覗いてきました。
本館の教室ではいろいろ展示していますが、外は飲食のテントが多いようでした。
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    [芸工大]

写真左の水上能楽堂では、たくさんのチームのミュージックパフォーマンス開催中でしたが、こういうミュージックには特に感動もしない年頃です。
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    [ヒップホップ]

本館のガラスにいろいろなものが写り込み、面白い写真になるかなと思って撮ってきたので、特に説明はありませぬ。
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    [無題]

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    [マスク]

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    [ガラスの向こう側]

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    [気]



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2023年09月24日

豪雪地帯の生活を偲ぶ

山形県内にも豪雪地帯はありますが、昔は大変だったようです。
数十年前までは車が立ち往生して排気ガスが車内に充満した死亡事故や、今でもたまには老人が線路を道路と間違って踏切から逆走して列車と衝突する事故など起きますが、現在は豪雪地帯ほど特に幹線道路の除雪は徹底しているので、天候さえ悪くなければ中途半端な積雪の山形市などよりも走りやすいほどです。

雁木の通りに町家を利用した休憩所があって、その一角に昔の冬の高田の写真があったので、何枚か撮ってきました。
昭和37年、昔の東京オリンピックの2年前ですな、今みたいに除雪車なんてなかった頃なので、交通が遮断して、雪下ろしした雪で道路はこの通り、雁木の下を歩くしかないことがよく分かります。
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    [昭和37年]

その6年後の昭和43年の大雪の冬は、道路の雪が完全に一階部分を超して、街が雪に埋まっています。
時代は大学紛争まっただ中、新宿駅西口広場で学生たちが歌を歌っていた頃、こちらはそれどころじゃありませんな。
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    [昭和43年]

昭和は遠くなりにけりなんて言っていられません、これは平成18年つい最近じゃありませんか。
一斉に雪下ろしをして、もうこの頃は除雪車も完備している時代なので、この後は大がかりな排雪で道路の雪は一旦はきれいになったのでしょう、一旦はね。
確かにこれでは雁木がなければ家の外にも出られないことがよく理解できます。

写真をちょっと見るとモノクロ写真のように見えますが、よ~くみると赤い看板が見えるのでカラー写真だと言うことが分かります。
雪が降ると街の中は白と黒の世界になるのです。
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    [白と黒の街]

urutorahurosu at 06:00|PermalinkComments(0)旅写真 

2023年09月23日

豪雪地帯の雁木の通り

日本一海に近い駅から直江津に戻り、旧信越本線で現在は「越後トキめき鉄道妙高はねうまライン」というめんどくさい名称の第3セクター鉄道で高田に行ってきました。もちろん初訪問。

信越本線は昔は東京~軽井沢~長野~直江津~富山のルートで太平洋と日本海をつなぐ大動脈でしたが、新幹線開通後はいろいろな3セクにズタズタにされて、線路はつながっているものの信越本線として上越北越と信州を結ぶことはなくなり、一部のJR路線にその名前だけが残っているだけです。

高田訪問の目的は、日本一長い雁木通りを見ること。
雁木(がんぎ)とは主に豪雪期の通路を確保するために、家屋の一部や庇(ひさし)を道路側に延長したもので、上越地方では「雁木」同じものを秋田や津軽では「こみせ」と呼ぶようですが、今風にいえば私設アーケードでしょうか、昔は豪雪で4ヶ月間交通が途絶えるので、そこから生まれた生活の知恵です。
まあ、雨が降ってもほとんど濡れることなく買い物もできます。

写真的には津軽の黒石市の「こみせ通り」の方が一体感があってインスタ映えするのですが、高田の雁木は町が大きい分、各家それぞれに雁木を張り出しているので見た目がバラバラでつながっています。
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    [雁木]

天井には竹や板などが収納してあって、雪が積もるとそれらを使って道路と歩道の間仕切りにします。
結構バラバラの雁木ですが、この古い店の一角だけは雰囲気がありました。
柱も木で、足元も石畳です。
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    [街角]

通りを歩いてびっくりしたのが、どの家も雁木の屋根から二階の屋根まで鉄のハシゴがしっかりと固定して取り付けられていることでした。
豪雪地帯なので、ひと冬に何回も雪下ろしをするのでしょうが、後で聞いた話では各自勝手に雪を下ろすと交通がままならなくなるので、町内一斉に雪下ろしと排雪をするのだそうです。
そのためのハシゴなんですな、ちょっと異様な光景でした。

今は道路も地下水が出る融雪道路にしてありますが、本格的に降るとそんなのでは間に合わないのだそうです。
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    [ハシゴ群]

2023年09月22日

旧軽銀座 秋 本日休業

山形に戻る前日、いつものベーコンを買いに軽井沢まで行ったら水曜日なので本日休業。
しょうがないので旧軽銀ブラして、コンデジで通りを撮ってみたら、明らかな露出オーバー。
でも、これはこれでハイキー調の面白い写真家かも。
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    [旧軽銀座]

昼食用のパンを買って、帰りの駐車場で見つけたイガ栗、もう秋なのだと教えてくれました。
昨日の米沢手前の車窓から、白い蕎麦の花がもう咲いていて、もう秋なのだと教えてくれました。
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       [秋の味覚]
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urutorahurosu at 06:00|PermalinkComments(0)めぐる季節 

2023年09月21日

敬老の日 帝国ホテル グリーン車

18日は敬老の日、「帝国ホテルの中華のランチを奢るから行かね?」と声がかかり、即OKしたら「交通費は自腹ね」。
駅で待ち合わせをして切符を買おうとしたら普通指定席は満席。そうか三連休の最終日の上りの新幹線だった。
グリーン車がかろうじて数席だけバラバラで残っていたので、しょうがないので購入。まあジパングで3割引きだから。
E7系新幹線のグリーン車は初乗車でしたが、細身の体にはサイズがフィットせず乗り心地は合いません。多分これが最初で最後でしょう。
E7系は普通車の乗り心地がいいので、長距離でもグリーン車にする必要がなさそうです。
東海道新幹線は普通車のシートが薄くて乗り心地が悪いので、長距離ならば差は歴然です。

帝国ホテルなんて過去ほとんど行ったことがない、確か数十年前に口臭治療の口臭会、いや講習会で行ったような記憶があります。
ほぼ初訪問の帝国ホテルは、正面の豪華なシャンデリアの下にケイトウのでっかい花束が飾られていて、結婚式のカップルが記念撮影をしていました。
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    [IMPERIAL HOTEL]

B1Fのレストラン街の奥の中華レストラン、量が食えないので一番安いランチセット+春巻き1本+ノンアルビール。
招待者曰く、たまたま入った時に二日酔いの体にスープが沁みて感動するほど美味かったから、また来ようと思った、のだそうです。

確かに美味かったです、交通費を考えなければね。
ついでに日本橋高島屋のデパ地下で買い物をしてと思っていましたが、腹一杯になると急に疲れが出る今日この頃なので、東京駅大丸デパ地下で夜のおかずを少しゲットして、自由席で隠れ家に戻ってきました。
たまにはこんな日もいいでしょう。
さて今日は、一旦悪天候の山形に戻ります。

写真は最初の一口前菜、自家製叉焼とクラゲしか撮らなかったので、全部クリックしてど~ぞ!
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    [前菜]


urutorahurosu at 06:00|PermalinkComments(0)今日このごろ