2015年07月
2015年07月31日
2015年07月30日
真夏はやっぱりサンバでしょ
暑っついですね。
あまりに暑いので、涼しい北海道の話は一時中断。
暑い時には熱い踊りということで、毎年撮っているサンバパレードの写真です。
ちょうど隅田川花火大会で都内の駅にも浴衣姿がちらほら見られる日、荒川区の下町商店街では毎年サンバパレードがあります。
[サンバでしょ]
有名な浅草のサンバパレードと違って下町のサンバパレードはチームとの距離が近いのが魅力。
でも踊るのは浅草サンバの去年の優勝チームですよ。
パレードの先頭はチームの旗を持った男女。
豪華な衣装を纏っていますが、レンズが狙うのはもちろんポルタ・バンデイラと呼ばれる女性の笑顔と汗。
顔から汗がしたたり落ちています。
[笑顔と汗]
次にやってくるのがパレードの花 パシスタたち。
今回は観客の子供たちとのふれあいを中心に撮ってみました。
[はいタッチ]
数年前から外人さんのパシスタもいるのです。
[ふれあい]
時にはお店の中までおじゃましたり・・・
[お邪魔?]
子供の喜ぶ姿に感激したり・・・
[感激]
男の子はもう目が釘付けです。
その気持ち、よくわかるよ。
[釘付け]
観客みんなに歓迎されて、パシスタたちも笑顔笑顔。
[歓迎]
パシスタたちの後には大人数のバテリア。
さまざまな打楽器で構成されて、大音響と笑顔でパレードを盛り上げます。
全部クリックしてど~ぞ!
[バテリア]
あまりに暑いので、涼しい北海道の話は一時中断。
暑い時には熱い踊りということで、毎年撮っているサンバパレードの写真です。
ちょうど隅田川花火大会で都内の駅にも浴衣姿がちらほら見られる日、荒川区の下町商店街では毎年サンバパレードがあります。
[サンバでしょ]
有名な浅草のサンバパレードと違って下町のサンバパレードはチームとの距離が近いのが魅力。
でも踊るのは浅草サンバの去年の優勝チームですよ。
パレードの先頭はチームの旗を持った男女。
豪華な衣装を纏っていますが、レンズが狙うのはもちろんポルタ・バンデイラと呼ばれる女性の笑顔と汗。
顔から汗がしたたり落ちています。
[笑顔と汗]
次にやってくるのがパレードの花 パシスタたち。
今回は観客の子供たちとのふれあいを中心に撮ってみました。
[はいタッチ]
数年前から外人さんのパシスタもいるのです。
[ふれあい]
時にはお店の中までおじゃましたり・・・
[お邪魔?]
子供の喜ぶ姿に感激したり・・・
[感激]
男の子はもう目が釘付けです。
その気持ち、よくわかるよ。
[釘付け]
観客みんなに歓迎されて、パシスタたちも笑顔笑顔。
[歓迎]
パシスタたちの後には大人数のバテリア。
さまざまな打楽器で構成されて、大音響と笑顔でパレードを盛り上げます。
全部クリックしてど~ぞ!
[バテリア]
2015年07月29日
礼文島は花の島~エーデルワイス咲く~
今回の旅の一番の目的はエーデルワイスとの再会でした。
エーデルワイスはレブンウスユキソウと言って礼文島の固有種ですが、国内のウスユキソウの中でもヨーロッパアルプスのエーデルワイスに一番近い近縁種だと聞いたことがあります。
その群生地が林道の入り口から2キロほど歩いた場所にあり、ネットでは片道徒歩1時間と書いてあったので、レンタカーで行っちゃえと思って借りる時に話をしたら、対向車が来ると避ける場所がないので車が傷つく恐れがあるので行かないで!と言われちゃいました。
聞いたところによると、あるレンタカーではその林道を走ると罰金をとられるとか。
しょうがないので、林道入口から数百メートル下の狭い駐車スペースに車を置いて歩いていったのですが、入り口からは約30分、登り道なので多少フウフウしましたが、どおってことない距離、そうかあちこちよそ見しながら1時間かと思って納得です。
林道は礼文島のちょうど背骨の部分にあるので、東海岸からの利尻富士や西海岸の大きな木のない荒涼とした礼文独特の風景の両方を眺めることができます。
[林道より]
群生地に着くと、海に面した斜面一面にレブンウスユキソウが咲いていてちょうど見ごろ。
遊歩道の主に左側に白く点々と見えるのがウスユキソウの群生です。
[群生地]
近づいて見ると実に素敵な花です。
ウスユキソウとはよく名づけたもので、一見花びらのように見えるガクが薄い雪を纏っているようです。
Edelweissと言うのも「高貴な白」という意味で、ヨーロッパでも日本でも人々の心をとらえる品格を持った花なのですな。
[Edelweiss]
こうなると、フットワーク優先でマクロレンズを持っていかなかったのが悔やまれます。
礼文島はその緯度が高い場所に位置してさらに四方を海に囲まれているので比較的気温が低いので、日本では標高の高い山にしか咲かない高山植物が、海抜0mから咲いているので、別名「花の浮島」と呼ばれています。
ウスユキソウの群生地まで歩いていく途中にも、いろいろな花を見かけましたが、色彩的に写真になるような花を2枚。
これはタカネナデシコかな?
[タカネナデシコ]
これはミヤマキンポウゲ?
確かではありませんがきれいでしょ?
全部クリックしてど~ぞ!
[キンポウゲ]
エーデルワイスはレブンウスユキソウと言って礼文島の固有種ですが、国内のウスユキソウの中でもヨーロッパアルプスのエーデルワイスに一番近い近縁種だと聞いたことがあります。
その群生地が林道の入り口から2キロほど歩いた場所にあり、ネットでは片道徒歩1時間と書いてあったので、レンタカーで行っちゃえと思って借りる時に話をしたら、対向車が来ると避ける場所がないので車が傷つく恐れがあるので行かないで!と言われちゃいました。
聞いたところによると、あるレンタカーではその林道を走ると罰金をとられるとか。
しょうがないので、林道入口から数百メートル下の狭い駐車スペースに車を置いて歩いていったのですが、入り口からは約30分、登り道なので多少フウフウしましたが、どおってことない距離、そうかあちこちよそ見しながら1時間かと思って納得です。
林道は礼文島のちょうど背骨の部分にあるので、東海岸からの利尻富士や西海岸の大きな木のない荒涼とした礼文独特の風景の両方を眺めることができます。
[林道より]
群生地に着くと、海に面した斜面一面にレブンウスユキソウが咲いていてちょうど見ごろ。
遊歩道の主に左側に白く点々と見えるのがウスユキソウの群生です。
[群生地]
近づいて見ると実に素敵な花です。
ウスユキソウとはよく名づけたもので、一見花びらのように見えるガクが薄い雪を纏っているようです。
Edelweissと言うのも「高貴な白」という意味で、ヨーロッパでも日本でも人々の心をとらえる品格を持った花なのですな。
[Edelweiss]
こうなると、フットワーク優先でマクロレンズを持っていかなかったのが悔やまれます。
礼文島はその緯度が高い場所に位置してさらに四方を海に囲まれているので比較的気温が低いので、日本では標高の高い山にしか咲かない高山植物が、海抜0mから咲いているので、別名「花の浮島」と呼ばれています。
ウスユキソウの群生地まで歩いていく途中にも、いろいろな花を見かけましたが、色彩的に写真になるような花を2枚。
これはタカネナデシコかな?
[タカネナデシコ]
これはミヤマキンポウゲ?
確かではありませんがきれいでしょ?
全部クリックしてど~ぞ!
[キンポウゲ]
2015年07月28日
かっぱえびせんと利尻富士
話は前後しますが、稚内から利尻・礼文島へのフェリーも随分立派で快適になっています。
初めて礼文島へ行った二十歳の時は、たしか漁船に毛の生えたような船で、海が荒れて立って歩くのが大変で、船底でゴロゴロ寝ていた記憶があるのですが、今は自宅のフロアで横になっている感じで何のストレスも感じません。
島が近づくと利尻富士が海の上に秀麗な姿を見せてくれます。
[利尻富士]
きちんと水平をとってPLフィルターで海面の反射光を抑えればそれなりの写真に見えますが、でもこれだけでは何の変哲もない写真です。
なので子供たちが「えびせん」をつまんで手を上げる場面を狙って、利尻富士を背景に持ってきて・・
[おいで~]
するとウミネコが寄ってきて、投げたえびせんをキャッチします。
背景にはもちろん利尻富士があるので、ちょっと写真になる光景です。
全部クリックしてど~ぞ!
[ウミネコ]
初めて礼文島へ行った二十歳の時は、たしか漁船に毛の生えたような船で、海が荒れて立って歩くのが大変で、船底でゴロゴロ寝ていた記憶があるのですが、今は自宅のフロアで横になっている感じで何のストレスも感じません。
島が近づくと利尻富士が海の上に秀麗な姿を見せてくれます。
[利尻富士]
きちんと水平をとってPLフィルターで海面の反射光を抑えればそれなりの写真に見えますが、でもこれだけでは何の変哲もない写真です。
なので子供たちが「えびせん」をつまんで手を上げる場面を狙って、利尻富士を背景に持ってきて・・
[おいで~]
するとウミネコが寄ってきて、投げたえびせんをキャッチします。
背景にはもちろん利尻富士があるので、ちょっと写真になる光景です。
全部クリックしてど~ぞ!
[ウミネコ]
2015年07月26日
桃岩荘YHの朝
さて桃岩荘の最終回です。
桃岩荘の朝はまず愛とロマンの8時間コースを歩く人たちが、まだ暗いうちからゴソゴソ起きだします。
自分は朝は早いので同じ頃に目を覚ましますが、回転ベッドではまだ寝息が聞こえているので、大きな音は立てられません。
ゴソゴソしているうちにやがて起床時間。
館内放送で「ゴメが鳴くからニシンが来るとぉ~♪」と大音量の「石狩挽歌」が流れます。
北原ミレイの名曲ですが・・そうかここは鰊番屋なのだと今更ながら思ったのでした。
朝食も食べて、8時間コースを歩くホステラーたちが出発します。
今日は8時間コース9人+短時間コースを歩くオバサンたちが数人なので、ブルーサンダー号ではなくて、バスで最北限のスコトン岬まで送っていくのです。
[愛とロマンのコースへ]
外人さんカップルの彼女の方は8時間コースへ。
彼氏はお迎えで居残りです。
彼氏の代わりにヘルパーがグッドラック。
[グッドラック]
さて自分はというと、レンタカーを借りているので8時40分発のフェリーまで、島内をドライブしましたが、そのときの写真はまたアップします。
そしていよいよ島を離れますが、桃岩荘YHではホステラーが乗るフェリーにはヘルパーや連泊のホステラーが港でお見送りをするのが慣例で、礼文島の名物にもなっています。
この時は自分を含めてたった2,3人のホステラーのために20人以上が見送りをしてくれたのです。
[お見送り]
乗船して荷物を置いて船尾に行くと、もうすでに始まっていますお見送り。
歌って踊って、最後はやはり「遠い世界に」。
[遠い世界に]
心を込めてのお見送り。
[心を込めて]
フェリーが桟橋を離れると「行ってらっしゃ~い」の大合唱。
[行ってらっしゃ~い]
自分たちは「行ってきま~す」と叫ぶます・
こんな涙が出るようなお見送りをしてもらったら、来年も行かざるを得ないじゃありませんか。
[行ってきま~ぁす]
こんなに献身的に働いているヘルパーや、ここに泊っている若者たちを見ていると、こんな日本でもまだまだ捨てたものじゃないなぁと、心底思ったのでした。
「だけど~僕たち~若者がいる♪♪・・」
ということで、来年も行こうと心に決めたのでした。
全部クリックしてど~ぞ!
え~、この桃岩荘のミーティングとお見送りは、確か去年NHKで放送されて、偶然にそれを見て、たびたびの心に火がついてしまったのでした。
桃岩荘の朝はまず愛とロマンの8時間コースを歩く人たちが、まだ暗いうちからゴソゴソ起きだします。
自分は朝は早いので同じ頃に目を覚ましますが、回転ベッドではまだ寝息が聞こえているので、大きな音は立てられません。
ゴソゴソしているうちにやがて起床時間。
館内放送で「ゴメが鳴くからニシンが来るとぉ~♪」と大音量の「石狩挽歌」が流れます。
北原ミレイの名曲ですが・・そうかここは鰊番屋なのだと今更ながら思ったのでした。
朝食も食べて、8時間コースを歩くホステラーたちが出発します。
今日は8時間コース9人+短時間コースを歩くオバサンたちが数人なので、ブルーサンダー号ではなくて、バスで最北限のスコトン岬まで送っていくのです。
[愛とロマンのコースへ]
外人さんカップルの彼女の方は8時間コースへ。
彼氏はお迎えで居残りです。
彼氏の代わりにヘルパーがグッドラック。
[グッドラック]
さて自分はというと、レンタカーを借りているので8時40分発のフェリーまで、島内をドライブしましたが、そのときの写真はまたアップします。
そしていよいよ島を離れますが、桃岩荘YHではホステラーが乗るフェリーにはヘルパーや連泊のホステラーが港でお見送りをするのが慣例で、礼文島の名物にもなっています。
この時は自分を含めてたった2,3人のホステラーのために20人以上が見送りをしてくれたのです。
[お見送り]
乗船して荷物を置いて船尾に行くと、もうすでに始まっていますお見送り。
歌って踊って、最後はやはり「遠い世界に」。
[遠い世界に]
心を込めてのお見送り。
[心を込めて]
フェリーが桟橋を離れると「行ってらっしゃ~い」の大合唱。
[行ってらっしゃ~い]
自分たちは「行ってきま~す」と叫ぶます・
こんな涙が出るようなお見送りをしてもらったら、来年も行かざるを得ないじゃありませんか。
[行ってきま~ぁす]
こんなに献身的に働いているヘルパーや、ここに泊っている若者たちを見ていると、こんな日本でもまだまだ捨てたものじゃないなぁと、心底思ったのでした。
「だけど~僕たち~若者がいる♪♪・・」
ということで、来年も行こうと心に決めたのでした。
全部クリックしてど~ぞ!
え~、この桃岩荘のミーティングとお見送りは、確か去年NHKで放送されて、偶然にそれを見て、たびたびの心に火がついてしまったのでした。
2015年07月25日
遠い世界に~♪ 桃岩荘
陽が完全に沈むといよいよ歌と踊りの名物ミーティングの始まりだよ。
島の案内の続き。
ヘルパーに捕まってコスプレを強要される札幌のOLさん。
8時間コースを歩くために一人でやってきたのに。
[コスプレ]
そして皆で歌おう島の歌。
こんな雰囲気で始まります。
[島を愛す]
この日、愛とロマンの8時間コースを歩いたリーダーとサブリーダーも、足が痛いのに特別ゲストでいろいろやらされます。
[お疲れさん]
そして皆んな歌って踊ろう桃岩荘ユースの時間です。
歌や踊りは練習はなく、ぶっつけ本番です。
フォークソングから毎年ヘルパーが作る今年の歌まで。
歌詞にはヘルパーの先行が入るので、とにかく歌ってみましょう。
[歌唱指導]
そしてみんなで踊ろうよ。
どうせ知性と教養と羞恥心は海に捨ててきているし~
[踊ろうよ]
そしてみんなで走ろうよ。
自分のことを知っている人なんて誰もいないし~
[走ろうよ]
白人カップルの彼女の方もノリノリです。
彼氏は?・・知らん
[上機嫌]
そして最後は開所以来毎晩歌い続けられている「遠い世界に」。
ヘルパーたちの熱唱が印象的でした。
[遠い世界に]
五つの赤い風船をリアルタイムで知っている世代としては、青春時代をまた体験できた貴重な夜でした。
全部クリックしてど~ぞ!
[心の歌]
今年になって初めてのノンアルコールナイト。
酒を飲まなくとも、結構熟睡できるものですな。
そして次回は朝の桃岩荘から感動のお見送りまでの最終回です。
つづく
島の案内の続き。
ヘルパーに捕まってコスプレを強要される札幌のOLさん。
8時間コースを歩くために一人でやってきたのに。
[コスプレ]
そして皆で歌おう島の歌。
こんな雰囲気で始まります。
[島を愛す]
この日、愛とロマンの8時間コースを歩いたリーダーとサブリーダーも、足が痛いのに特別ゲストでいろいろやらされます。
[お疲れさん]
そして皆んな歌って踊ろう桃岩荘ユースの時間です。
歌や踊りは練習はなく、ぶっつけ本番です。
フォークソングから毎年ヘルパーが作る今年の歌まで。
歌詞にはヘルパーの先行が入るので、とにかく歌ってみましょう。
[歌唱指導]
そしてみんなで踊ろうよ。
どうせ知性と教養と羞恥心は海に捨ててきているし~
[踊ろうよ]
そしてみんなで走ろうよ。
自分のことを知っている人なんて誰もいないし~
[走ろうよ]
白人カップルの彼女の方もノリノリです。
彼氏は?・・知らん
[上機嫌]
そして最後は開所以来毎晩歌い続けられている「遠い世界に」。
ヘルパーたちの熱唱が印象的でした。
[遠い世界に]
五つの赤い風船をリアルタイムで知っている世代としては、青春時代をまた体験できた貴重な夜でした。
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[心の歌]
今年になって初めてのノンアルコールナイト。
酒を飲まなくとも、結構熟睡できるものですな。
そして次回は朝の桃岩荘から感動のお見送りまでの最終回です。
つづく
2015年07月24日
落陽の儀式
桃岩荘YHのミーティングは、ヘルパーによる面白おかしい島案内から始まりましたが、その頃雨が上がって夕陽が出てきたので、連泊のホステラーたちがパラパラと玄関の外に立っています。
桃岩荘は三方を断崖に囲まれたロケーションで、しかも玄関を開けると目の前の海の水平線に沈む絶景の夕陽が見られるのです。
[落陽]
やがて水平線の上の空が赤く焼けてきて、空一面が燃えるようになってきたので、急遽ミーティングは中断、そして桃岩荘のもう一つの名物「落陽の儀式」が始まりました。
ヘルパーのギターに合わせて沈みゆく太陽に向かって全員で声の限りに歌います。
[声を限りに]
この時は松山千春の「大空と大地の中で」から始まって、その他ブルーハーツの「夕暮れ」や覚えていないけど(知らないので)いろいろな歌を、太陽が完全に沈むまで熱唱するのですが、燃える炎のような夕焼けの雲は感動的で涙が出てきます。
[夕陽の炎]
この日は若い白人のカップルも一組宿泊していましたが、翌朝の8時間コースには美人の彼女だけが参加で、彼氏は桃岩荘でお迎え組でした。
この二人にとってもこの日の落陽の儀式は、一生の思い出として記憶に残るのでしょうな。
ただし、二人の甘い思い出となるのか、それぞれの青春のほろ苦い思い出となるのかは分かりませんが。
全部クリックしてど~ぞ!
[思い出]
桃岩荘は三方を断崖に囲まれたロケーションで、しかも玄関を開けると目の前の海の水平線に沈む絶景の夕陽が見られるのです。
[落陽]
やがて水平線の上の空が赤く焼けてきて、空一面が燃えるようになってきたので、急遽ミーティングは中断、そして桃岩荘のもう一つの名物「落陽の儀式」が始まりました。
ヘルパーのギターに合わせて沈みゆく太陽に向かって全員で声の限りに歌います。
[声を限りに]
この時は松山千春の「大空と大地の中で」から始まって、その他ブルーハーツの「夕暮れ」や覚えていないけど(知らないので)いろいろな歌を、太陽が完全に沈むまで熱唱するのですが、燃える炎のような夕焼けの雲は感動的で涙が出てきます。
[夕陽の炎]
この日は若い白人のカップルも一組宿泊していましたが、翌朝の8時間コースには美人の彼女だけが参加で、彼氏は桃岩荘でお迎え組でした。
この二人にとってもこの日の落陽の儀式は、一生の思い出として記憶に残るのでしょうな。
ただし、二人の甘い思い出となるのか、それぞれの青春のほろ苦い思い出となるのかは分かりませんが。
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[思い出]
2015年07月23日
桃岩荘YHにチェックイン
さてようやく桃岩荘のお出迎えを受けて足を踏み入れましたが、桃岩荘の設備について書いてみます。
桃岩荘は夏の時期だけの開所で、ヘルパーと呼ばれるYHのお手伝いをしてくれる人たちで運営されているようです。
前の記事の印象通りこの施設自体はとてもきれいと言える建物ではありません。
でも決して汚れてはいない清潔な建物です。
それはこのヘルパーたちをはじめ、一緒に泊ったホステラーたちが積極的に館内の隅々まで掃除をしているからで、それは今では他の宿では決して見られない光景ですが、YHというのは旅の我が家なのですから、自分の家を掃除するのは当たり前のことなのです。
館内には二層式の洗濯機や乾燥機も何機も設置されているし、通称ブティックと呼ばれる簡単な売店もあります。(写真撮り忘れ)
館内は禁酒禁煙、携帯は何とか通じるようですが館内での通話はダメ、もちろんテレビなどどこにも見かけません。
ベッドでの飲食も禁止。
飲食は食堂か囲炉裏のある広間でのみOKです。
トイレはこのロケーションなので当然下水道が通っているわけもなく、想像通りポットン便所ですが、便器の脇には水の入った大きなペットボトルが置いてあり、ふたには穴があいていて、使用した人が自分で水洗できるように大小すべての便器に置いてある、自己水洗トイレです。(写真なし)
お風呂は「女性用」と「混浴」の2つあって、女性はどちらでも入浴できるようになっています。(笑)
自分はすでに香深港で利尻富士を目の前に眺めながら日帰り温泉に入ってきたので、混浴入浴はしなかったので写真はなし。
ここは食堂。
この日のメニューは海鮮中華丼と春雨の小鉢と味噌汁。
味はまあまあでした。
ちょうど女性ヘルパーたちとゲストのディナーショーです。
[ディナーショー]
桃岩荘YHを有名にしている名物の一つが「愛とロマンの8時間コース」というトレッキング。
最北端のスコトン岬からYHまで、30キロほどの山道を参加者だけで実際は10時間以上かけて歩きます。
ちょうどこの日の8時間コースの参加者たちが戻ってきました。
いつもは男性ヘルパーたちが屋根に上ってお帰りなさいのセレモニーをするのですが、あいにく雨が降ってきたので、玄関前でお出迎え。
8時間コース完歩が目的でここに連泊する人も多いのです。
[完歩者たち]
さて食事と入浴が終わると、館内放送で声がかかってミーティングですよ。
基本的に桃岩荘の生活は、プライバシーがほとんどありませんので、そういうのがイヤという人には、ここの宿泊はお薦めしませんが、良くも悪くも一生の思い出を作りたいと思う人には、ぜひこのミーティング体験してみることをお薦めしますというか、建前自由参加の強制参加ですが。
自分は二十歳の時のたった一泊の桃岩荘の思い出をず~っと引きずってようやく今回実現して、今は毎年行きたくなっています。
この日は夕方から雨が降ったので外には出ないで囲炉裏の広間でのミーティング。
まず最初は礼文島初訪問のホステラーたちを前列に座らせての、面白おかしい島案内でしたが・・・
全部クリックしてど~ぞ!
[島案内]
この頃、外の雨が上がって雲の切れ間から青空も見えてきて、どうやら夕陽が見られるようです。
つづく
桃岩荘は夏の時期だけの開所で、ヘルパーと呼ばれるYHのお手伝いをしてくれる人たちで運営されているようです。
前の記事の印象通りこの施設自体はとてもきれいと言える建物ではありません。
でも決して汚れてはいない清潔な建物です。
それはこのヘルパーたちをはじめ、一緒に泊ったホステラーたちが積極的に館内の隅々まで掃除をしているからで、それは今では他の宿では決して見られない光景ですが、YHというのは旅の我が家なのですから、自分の家を掃除するのは当たり前のことなのです。
館内には二層式の洗濯機や乾燥機も何機も設置されているし、通称ブティックと呼ばれる簡単な売店もあります。(写真撮り忘れ)
館内は禁酒禁煙、携帯は何とか通じるようですが館内での通話はダメ、もちろんテレビなどどこにも見かけません。
ベッドでの飲食も禁止。
飲食は食堂か囲炉裏のある広間でのみOKです。
トイレはこのロケーションなので当然下水道が通っているわけもなく、想像通りポットン便所ですが、便器の脇には水の入った大きなペットボトルが置いてあり、ふたには穴があいていて、使用した人が自分で水洗できるように大小すべての便器に置いてある、自己水洗トイレです。(写真なし)
お風呂は「女性用」と「混浴」の2つあって、女性はどちらでも入浴できるようになっています。(笑)
自分はすでに香深港で利尻富士を目の前に眺めながら日帰り温泉に入ってきたので、混浴入浴はしなかったので写真はなし。
ここは食堂。
この日のメニューは海鮮中華丼と春雨の小鉢と味噌汁。
味はまあまあでした。
ちょうど女性ヘルパーたちとゲストのディナーショーです。
[ディナーショー]
桃岩荘YHを有名にしている名物の一つが「愛とロマンの8時間コース」というトレッキング。
最北端のスコトン岬からYHまで、30キロほどの山道を参加者だけで実際は10時間以上かけて歩きます。
ちょうどこの日の8時間コースの参加者たちが戻ってきました。
いつもは男性ヘルパーたちが屋根に上ってお帰りなさいのセレモニーをするのですが、あいにく雨が降ってきたので、玄関前でお出迎え。
8時間コース完歩が目的でここに連泊する人も多いのです。
[完歩者たち]
さて食事と入浴が終わると、館内放送で声がかかってミーティングですよ。
基本的に桃岩荘の生活は、プライバシーがほとんどありませんので、そういうのがイヤという人には、ここの宿泊はお薦めしませんが、良くも悪くも一生の思い出を作りたいと思う人には、ぜひこのミーティング体験してみることをお薦めしますというか、建前自由参加の強制参加ですが。
自分は二十歳の時のたった一泊の桃岩荘の思い出をず~っと引きずってようやく今回実現して、今は毎年行きたくなっています。
この日は夕方から雨が降ったので外には出ないで囲炉裏の広間でのミーティング。
まず最初は礼文島初訪問のホステラーたちを前列に座らせての、面白おかしい島案内でしたが・・・
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[島案内]
この頃、外の雨が上がって雲の切れ間から青空も見えてきて、どうやら夕陽が見られるようです。
つづく
2015年07月22日
桃岩荘YH(ユースホステル) にたどり着くまで
皆さんは礼文島といえば何をイメージしますか?
「花の浮島」「うに丼」「レブンアツモリソウ」「エーデルワイス」等々でしょうか。
でも礼文島には、すごく強烈で熱い名物があります。
それを知るのは、フェリーで香深港に着いて下船するとまもなくです。
ちょうど船尾の方で折り返しのフェリーに向かって、大声で見送りのセレモニーが始まっています。
この3人の後ろにも10人以上の人が一緒になって踊っているのです。
[お見送り]
これが礼文島名物の「お見送り」。
桃岩荘のスタッフと、連泊のホステラー(YHに泊る人)たちが、フェリーが港湾を出るまで、声を枯らして見送ってくれるのです。
この桃岩荘YHについて、語れば相当長くなりますが、まずは総論(桃岩荘にたどり着くまで編)を述べたいと思います。
ただしこの宿は大好きになって毎年行くか、大嫌いになって二度と行かないかのどちらかに分かれるほどぶっ飛んでいますので、嫌いになりそうな人はスルーしてください。
これが桃岩荘のロケーション。
島の裏側、西海岸の崖下にへばりつくように建っている、築150年近くなるニシン番屋が問題の桃岩荘です。
オレンジ色の部分が番屋で、裏の建物は増築棟です。
昭和42年のYH全盛期に開所して、北海道いや日本三大キチガイユースとして、昔からホステラーたちの間では伝説的に有名な宿ですが、6月から9月までの夏の時期しか営業をしていません。
[桃岩荘YH]
なぜ「キチガイ」で「有名」で「泊った人は帰りたくなくなって連泊を重ねてしまうのか」についてはおいおい話しますが、桃岩荘にたどり着くにもいろいろあるのです。
今回は自分はもう若くないので港でレンタカーを借りてあちこち回って行きましたが、下船したホステラーは、チャリやバイクや車など足のない人は桃岩荘の送迎車に乗って行きます。
これが送迎車のブルーサンダー号、乗るのはもちろん荷台ですよ。
この車には最新式の音声読み取り装置がついていて、ホステラー全員で「発車オーライ!」と大声で叫ばないと発車しません。
[ブルーサンダー号]
礼文島にはタイムトンネル(通称 桃岩トンネル)があって、桃岩荘にたどり着くためには必ずこのトンネルの中を通ることになります。
[タイムトンネル]
ここを通ると宿泊客は全員腕時計の針を30分進めて、その時間が「桃岩時間」となり、日本で唯一ここだけ30分の時差が発生して、桃岩荘での生活はこの桃岩時間で過ごすことになります。
これは少ない便数のフェリーに乗り遅れないようにするため、すべて30分早く行動するためなのです。
またタイムトンネルを過ぎる時には「知性と教養と羞恥心」の3つを海に捨てるように、きつく言われます。
この3つがあったら、とても桃岩荘の一夜は過ごせませんので。
YHは旅の我が家なので、玄関を開けて入るときは大声で「ただいま~」と叫んで入ります。
すると中にいるスタッフやホステラーたちが正座して「ドンドン ぴゃらぴゃらぁ~ おかえりなさ~い」と鳴り物で賑やかに出迎えてくれるのです。
建物の内部はそう、NHK朝ドラの「まっさん」で余市にたどり着いた時のニシン番屋とほぼ同じです。
中は昼間でも薄暗く裸電球が3つ下がっていますが、写真が暗くて分かるかな?
[鰊番屋]
囲炉裏が切ってあるその広間を中心に、二階部分は男性用の二段ベッドがぐるりと取り囲んでいて、このベッドをここでは「回転ベッド」と呼んでいます。
二階部分の壁面にはいろいろな歌の歌詞を書いた大きな布がぐるりと、何枚も重ねて貼ってあって、その上には連泊ホステラーたちの洗濯物。
自分が二十歳の時に泊った時と同じです。
[歴史]
ちなみに女性用のベッドと食堂とお風呂は裏の別棟です。
ようやくたどりついたので、全部クリックしてど~ぞ!
つづく
「花の浮島」「うに丼」「レブンアツモリソウ」「エーデルワイス」等々でしょうか。
でも礼文島には、すごく強烈で熱い名物があります。
それを知るのは、フェリーで香深港に着いて下船するとまもなくです。
ちょうど船尾の方で折り返しのフェリーに向かって、大声で見送りのセレモニーが始まっています。
この3人の後ろにも10人以上の人が一緒になって踊っているのです。
[お見送り]
これが礼文島名物の「お見送り」。
桃岩荘のスタッフと、連泊のホステラー(YHに泊る人)たちが、フェリーが港湾を出るまで、声を枯らして見送ってくれるのです。
この桃岩荘YHについて、語れば相当長くなりますが、まずは総論(桃岩荘にたどり着くまで編)を述べたいと思います。
ただしこの宿は大好きになって毎年行くか、大嫌いになって二度と行かないかのどちらかに分かれるほどぶっ飛んでいますので、嫌いになりそうな人はスルーしてください。
これが桃岩荘のロケーション。
島の裏側、西海岸の崖下にへばりつくように建っている、築150年近くなるニシン番屋が問題の桃岩荘です。
オレンジ色の部分が番屋で、裏の建物は増築棟です。
昭和42年のYH全盛期に開所して、北海道いや日本三大キチガイユースとして、昔からホステラーたちの間では伝説的に有名な宿ですが、6月から9月までの夏の時期しか営業をしていません。
[桃岩荘YH]
なぜ「キチガイ」で「有名」で「泊った人は帰りたくなくなって連泊を重ねてしまうのか」についてはおいおい話しますが、桃岩荘にたどり着くにもいろいろあるのです。
今回は自分はもう若くないので港でレンタカーを借りてあちこち回って行きましたが、下船したホステラーは、チャリやバイクや車など足のない人は桃岩荘の送迎車に乗って行きます。
これが送迎車のブルーサンダー号、乗るのはもちろん荷台ですよ。
この車には最新式の音声読み取り装置がついていて、ホステラー全員で「発車オーライ!」と大声で叫ばないと発車しません。
[ブルーサンダー号]
礼文島にはタイムトンネル(通称 桃岩トンネル)があって、桃岩荘にたどり着くためには必ずこのトンネルの中を通ることになります。
[タイムトンネル]
ここを通ると宿泊客は全員腕時計の針を30分進めて、その時間が「桃岩時間」となり、日本で唯一ここだけ30分の時差が発生して、桃岩荘での生活はこの桃岩時間で過ごすことになります。
これは少ない便数のフェリーに乗り遅れないようにするため、すべて30分早く行動するためなのです。
またタイムトンネルを過ぎる時には「知性と教養と羞恥心」の3つを海に捨てるように、きつく言われます。
この3つがあったら、とても桃岩荘の一夜は過ごせませんので。
YHは旅の我が家なので、玄関を開けて入るときは大声で「ただいま~」と叫んで入ります。
すると中にいるスタッフやホステラーたちが正座して「ドンドン ぴゃらぴゃらぁ~ おかえりなさ~い」と鳴り物で賑やかに出迎えてくれるのです。
建物の内部はそう、NHK朝ドラの「まっさん」で余市にたどり着いた時のニシン番屋とほぼ同じです。
中は昼間でも薄暗く裸電球が3つ下がっていますが、写真が暗くて分かるかな?
[鰊番屋]
囲炉裏が切ってあるその広間を中心に、二階部分は男性用の二段ベッドがぐるりと取り囲んでいて、このベッドをここでは「回転ベッド」と呼んでいます。
二階部分の壁面にはいろいろな歌の歌詞を書いた大きな布がぐるりと、何枚も重ねて貼ってあって、その上には連泊ホステラーたちの洗濯物。
自分が二十歳の時に泊った時と同じです。
[歴史]
ちなみに女性用のベッドと食堂とお風呂は裏の別棟です。
ようやくたどりついたので、全部クリックしてど~ぞ!
つづく
2015年07月20日
エーデルワイス
4日間の旅から帰りました。
当然ながら、写真はまだ全部PCに取り込んでいません。
今回の旅の目的は礼文島。
大学生になったばかりの時、初めての北海道旅行21泊22日の旅。
その時行った時以来の礼文島。
桃岩荘YH(ユースホステル)宿泊と、エーデルワイス(レブンウスユキソウ)との再会が目的です。
たびたびの旅で、満喫できました。
ご報告は時系列とは関係なしに徐々にアップしますが、もう酔っ払っているのでとりあえずのエーデルワイスの写真です。
エーデルワイスはあの「サウンドミュージック」の中の歌で有名ですが、和名ではウスユキソウと言うようです。
日本各地の高山に少し咲いていますが、レブンウスユキソウは礼文島の固有種で、ヨーロッパのアルプスのエーデルワイスに一番近いのだそうです。
会いに行くまでの過程は後でアップしますが、まずは礼文の花エーデルワイスです。
クリックしてど~ぞ!
[レブンウスユキソウ]
当然ながら、写真はまだ全部PCに取り込んでいません。
今回の旅の目的は礼文島。
大学生になったばかりの時、初めての北海道旅行21泊22日の旅。
その時行った時以来の礼文島。
桃岩荘YH(ユースホステル)宿泊と、エーデルワイス(レブンウスユキソウ)との再会が目的です。
たびたびの旅で、満喫できました。
ご報告は時系列とは関係なしに徐々にアップしますが、もう酔っ払っているのでとりあえずのエーデルワイスの写真です。
エーデルワイスはあの「サウンドミュージック」の中の歌で有名ですが、和名ではウスユキソウと言うようです。
日本各地の高山に少し咲いていますが、レブンウスユキソウは礼文島の固有種で、ヨーロッパのアルプスのエーデルワイスに一番近いのだそうです。
会いに行くまでの過程は後でアップしますが、まずは礼文の花エーデルワイスです。
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[レブンウスユキソウ]