2013年07月

2013年07月08日

梅雨時の紫陽花

関東は早くも梅雨明けのようですが山形は今が梅雨本番、湿度が高くて不快指数が超高いです。
昨日は事情があって遠出ができないので、昼前にちょっと紫陽花でも撮りに行こうかと、山形市の西の外れの通称「あじさい寺」に行ってみました。
山の麓なので風もなくムシムシで、伸ばした三脚を肩に担いで少し歩くだけで汗が噴出します。
肝心の花はまだ満開とはいえないので、いい構図が作れません。
何とか色合いの濃い紫陽花を見つけてまず1枚。
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[紫陽花色]









参道沿いのきれいなガクアジサイは、背景に青い紫陽花を配してパチリ。

 [ガクアジサイ]


















お寺の瓦屋根も雰囲気を作る大事な要素です。
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[あじさい寺]









熱中症気味の紫陽花には霧吹きで霧を吹きかけて雨上がりを演出、バックは竹林です。
小1時間で20枚足らずの撮影でした。
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 [竹林]











午後は家でテレビを見ながらゴロゴロ、散歩でもしようかと思いましたが、熱中症になりそうなのでやめました。
たまにはこんな休日もいいものです。
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urutorahurosu at 04:21|PermalinkComments(3)めぐる季節 

2013年07月07日

田舎の中の田舎(弘南鉄道弘南線)

さて、あけぼの号で夜明け前の日本海を眺めながら北上し、鶴岡付近から秋田近くまで二度寝をして外を見ると朝~ッ。
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[朝~]









特に乗りつぶしを趣味にしているわけではないのですが、東北地方だけでもまだ未乗車の鉄道区間がいくつか残っているのです。
その中の一つが弘南鉄道。
弘前駅で下車して、黒石までの弘南線にまずは乗車してみました。
車輌はかつて東急で走っていたステンレス製の車輌。
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 [弘南線]












目的は黒石の「こみせ通り」を見ることと、車内から「田舎の中の田舎」の写真を撮ること。
そう、あったあったリンゴ畑と田んぼの中の「田舎館駅」。
これこそ田舎の中の田舎館。最近「田んぼアート」で売り出し中の「田舎館村」です。
はい、ど~ぞ。
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[田舎館]









そしてこれが田舎館駅の駅舎。たまらない雰囲気ですね。
途中下車したかったのですが、この時間帯は1時間に1本の運行で、何もないここで1時間も時間をつぶせそうにもないので、車内からの撮影です。
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 [田舎の駅舎]












途中の平賀駅には大正生まれの電気機関車ED333、まだ現役でラッセル作業に活躍しているようです。
鉄ちゃん以外は興味もないでしょうが、これも鉄道遺産です。
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[大正生まれ]








黒石の「こみせ通り」は次回アップします。
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2013年07月05日

ブルートレインあけぼの号

同じ月に2回も寝台特急のシングルデラックスを利用するチャンスがありました。
6月最後の週末は、上野から弘前まで「寝台特急あけぼの号」に初乗車。
数年前から引退が噂されているブルートレインですが、実際に乗ってみるとかなり古い感じがして、これは乗車率ではなく車輌老朽化のための引退かなと思ってしまうのです。

上野駅13番線ホーム21時、あけぼの号がバックで入線してくると、カメラマンが一斉にレンズを向けます。
この日はほぼ満席状態で、未だ人気衰えず。
ここがシングルデラックスの7号車。
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[7号車]









行く人、送る人、撮る人が交錯する13番線ホームです。
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 [ふるさと行き]












シングルデラックスの部屋は最初の印象は狭い!荷物を置くとさらに強く感じます。
天井が高いのが救いですが、二段ベッドにして2人で使えば料金の割には割高感を感じるほどの狭さです。
先日のサンライズ出雲と違って、ベッドの向きは進行方向に対して90度。
発停車の時の揺れが寝返りと同じ方向に揺れるので、サンライズよりは揺れが自然でより眠れるような気がします。
ベッドが進行方向むきだと、揺れが体の縦軸方向なので、普段馴染まない揺れかたなので目を覚ましやすいのではと思いました。
ここは大宮駅ホームかな?そろそろ寝る準備。
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[狭空間]




2013年07月02日

郡上踊りin青山

7月下旬から9月初めまでほぼ毎夜郡上八幡で踊られ、お盆の3日間は徹夜踊りで知られる郡上踊りについては、詳しく書ききれないので省略しますが、郡上は遠すぎてなかなか行けないので、最近は青山の「郡上踊りin青山」に通っています。

さて、なぜ郡上踊りが東京青山で20年も開催されているかといえば、そもそも郡上八幡城の殿様は青山家で、その江戸屋敷がこの地にあったことから、青山と呼ぶのだそうです。
以前は赤坂見附駅近く青山家菩提寺の駐車場でこのイベントをやっていましたが、数年前から秩父宮ラグビー場の駐車場で開催されるようになりました。
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[in青山]









郡上踊りが他の有名な盆踊りと違うことは、踊り手の数に対してギャラリーが極端に少ないことです。
この日も会場内は、ほとんどが踊っている人か踊り疲れて休んでいる人。
踊りは10種類あり、それぞれに踊りが違って決して簡単な踊りではないのですが、皆ハマッてマスターして、見物ではなく踊りに来るのです。
哀調をおびた「かわさき」やロック調の「春駒」など、徹夜で踊っても飽きません。
演奏はすべて生演奏で休憩なしというのもすごいのです。(青山では1回休憩あり)
一曲が終わるとすぐに次の曲が始まります。
「春駒」は下駄を鳴らして踊るので、シーズン中は鼻緒の修理や買い替えで下駄屋さんが大繁盛。

 [春駒]


















山紫水明の町郡上八幡で踊るのとはまたちょいと趣が違いますが、東京一オシャレな青山で踊る郡上踊りもまたいいものです。
さすが青山、外人さんも多いのですよ。
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[ブロンズ]









郡上では踊り好きな人を「踊りすけべ~」と呼びます。
この日もたぶん郡上からやって来たであろう若い「すけべ~」たちが、ど派手な浴衣で踊っていました。
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 [踊りすけべ~]












何しろこの密度なので、近寄ってはなかなかいい写真が撮れませんので、高い位置からスローシャッターを使って動感を表現します。
皆んな踊りすけべ~だ。
三脚を持ってくればもっといい写真になったのにと、反省。
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[すけべ~だらけ]









中央のお囃子を中心に踊るので、どうしても背中の写真や美人さんでも横顔だけの写真になってしまいます。
そこで、踊り以外のスナップも。
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 [親孝行]





urutorahurosu at 04:10|PermalinkComments(3)写真の話