2012年12月
2012年12月31日
2012年12月29日
空色の汽車(♪ホームにて)
上野駅13番線ホームに、寝台特急「あけぼの」が発車の準備をしていました。
今や定期列車としては唯一、国鉄時代生まれの寝台特急ブルートレインです。
はじめは東北本線奥羽本線経由でしたが、山形新幹線開業で線路幅の規格が合わずに、今は上越線、信越線から日本海岸を北上して、秋田経由で青森まで行きます。
おそらく北陸新幹線が開業すると廃止になるかもしれないこのブルートレインは、前回の記事の中島みゆき「ホームにて」の雰囲気を残している貴重な列車です。
[空色の汽車]
ふるさとへ 向かう最終に
乗れる人は 急ぎなさいと
やさしい やさしい声の 駅長が
街なかに 叫ぶ
[駅員]
振り向けば 空色の汽車は
いま ドアが閉まりかけて
灯りともる 窓の中では 帰りびとが笑う
[帰りびと]
ふるさとは 走り続けた ホームの果て
叩き続けた 窓ガラスの果て
[見送りびと]
ネオンライトでは 燃やせない
ふるさと行きの乗車券
[テールライト]
「帰省列車」という言葉も、そろそろ死語になりつつあるのかな。
写真はクリックしてど~ぞ!
今や定期列車としては唯一、国鉄時代生まれの寝台特急ブルートレインです。
はじめは東北本線奥羽本線経由でしたが、山形新幹線開業で線路幅の規格が合わずに、今は上越線、信越線から日本海岸を北上して、秋田経由で青森まで行きます。
おそらく北陸新幹線が開業すると廃止になるかもしれないこのブルートレインは、前回の記事の中島みゆき「ホームにて」の雰囲気を残している貴重な列車です。
[空色の汽車]
ふるさとへ 向かう最終に
乗れる人は 急ぎなさいと
やさしい やさしい声の 駅長が
街なかに 叫ぶ
[駅員]
振り向けば 空色の汽車は
いま ドアが閉まりかけて
灯りともる 窓の中では 帰りびとが笑う
[帰りびと]
ふるさとは 走り続けた ホームの果て
叩き続けた 窓ガラスの果て
[見送りびと]
ネオンライトでは 燃やせない
ふるさと行きの乗車券
[テールライト]
「帰省列車」という言葉も、そろそろ死語になりつつあるのかな。
写真はクリックしてど~ぞ!
2012年12月26日
ふるさと行きの乗車券
クリスマスが過ぎると世の中は一気に年末モード。
3年前からJR東が発売している年末年始のトクトク切符(自称)がありますが、これはあまりトクトク感はありません。
名称は「ふるさと行きの乗車券」
[帰省]
これは、中島みゆきの名曲「ホームにて」からの完全なパクリ。
まだ東北新幹線が開通前の昭和52年、「わかれうた」のB面に収録されていますが、自分的には彼女の楽曲ではベスト3に入る、旅心を刺激される心に沁みる名曲です。
まだ長距離夜行列車が全盛で鈍行の夜行列車もあった時代、北海道ではまだSLも現役でした。
ふるさとへ 向かう最終に
乗れる人は 急ぎなさいと
やさしい やさしい声の 駅長が
街なかに 叫ぶ
振り向けば 空色の汽車は
いま ドアが閉まりかけて・・・
そう、この夜行列車は「空色の汽車」なので、SLが牽引する夜行列車なのです。
今は「汽車」はほとんど死語。「列車」という表現だけが残っていますね。
ふるさとは 走り続けた ホームの果て
叩き続けた 窓ガラスの果て
そして 手のひらに残るのは
白い煙と乗車券
「白い煙と乗車券」・・彼女のイメージの中にはきっと、昭和50年前後の北海道のSL牽引の夜行列車があったのでしょう。
涙の数 ため息の数
溜ってゆく空色のキップ
ネオンライトでは 燃やせない
ふるさと行きの乗車券
この曲から「ふるさと行きの乗車券」とパクったJR東日本の気持ちは、すごくよくわかります。
まるでブルートレインのテーマソングのような楽曲ですから。
年末年始は、ジパングや大人の休日倶楽部やウィークエンドパスなど、ほとんどの割引キップが使えない中で、唯一「ふるさと行きの乗車券」だけがトクトク切符なのですが、これは都内から東日本方面に帰省する人だけが対象で、地方から東京に帰省する江戸っ子は使えません。
あくまでも乗車券分だけが割安なだけで、特急券などは割引がなし。
フリーエリアで何回も乗り降りする鉄ちゃんはともかく、実家で寝正月をする人には駅弁+飲み物代程度のお得でしかありません。
以前は「土日キップ」や、元旦限定では「正月パス」など、新幹線乗り放題のキップがあったことを考えると、最近のJR東は、かなりケチになってきた感じがします。
口の重い東北人にとって「みどりのまどぐち」というよりも「まどりのみどぐち」のほうが言いやすいのですが、「ふるさと行きの乗車券」はみどりの窓口でどうぞ。
あっ、今年分はすでに20日で発売終了です。
今朝のふるさとは、こんなです。日中最高気温マイナス2度。
写真はクリックしてど~ぞ!
[ふるさと]
3年前からJR東が発売している年末年始のトクトク切符(自称)がありますが、これはあまりトクトク感はありません。
名称は「ふるさと行きの乗車券」
[帰省]
これは、中島みゆきの名曲「ホームにて」からの完全なパクリ。
まだ東北新幹線が開通前の昭和52年、「わかれうた」のB面に収録されていますが、自分的には彼女の楽曲ではベスト3に入る、旅心を刺激される心に沁みる名曲です。
まだ長距離夜行列車が全盛で鈍行の夜行列車もあった時代、北海道ではまだSLも現役でした。
ふるさとへ 向かう最終に
乗れる人は 急ぎなさいと
やさしい やさしい声の 駅長が
街なかに 叫ぶ
振り向けば 空色の汽車は
いま ドアが閉まりかけて・・・
そう、この夜行列車は「空色の汽車」なので、SLが牽引する夜行列車なのです。
今は「汽車」はほとんど死語。「列車」という表現だけが残っていますね。
ふるさとは 走り続けた ホームの果て
叩き続けた 窓ガラスの果て
そして 手のひらに残るのは
白い煙と乗車券
「白い煙と乗車券」・・彼女のイメージの中にはきっと、昭和50年前後の北海道のSL牽引の夜行列車があったのでしょう。
涙の数 ため息の数
溜ってゆく空色のキップ
ネオンライトでは 燃やせない
ふるさと行きの乗車券
この曲から「ふるさと行きの乗車券」とパクったJR東日本の気持ちは、すごくよくわかります。
まるでブルートレインのテーマソングのような楽曲ですから。
年末年始は、ジパングや大人の休日倶楽部やウィークエンドパスなど、ほとんどの割引キップが使えない中で、唯一「ふるさと行きの乗車券」だけがトクトク切符なのですが、これは都内から東日本方面に帰省する人だけが対象で、地方から東京に帰省する江戸っ子は使えません。
あくまでも乗車券分だけが割安なだけで、特急券などは割引がなし。
フリーエリアで何回も乗り降りする鉄ちゃんはともかく、実家で寝正月をする人には駅弁+飲み物代程度のお得でしかありません。
以前は「土日キップ」や、元旦限定では「正月パス」など、新幹線乗り放題のキップがあったことを考えると、最近のJR東は、かなりケチになってきた感じがします。
口の重い東北人にとって「みどりのまどぐち」というよりも「まどりのみどぐち」のほうが言いやすいのですが、「ふるさと行きの乗車券」はみどりの窓口でどうぞ。
あっ、今年分はすでに20日で発売終了です。
今朝のふるさとは、こんなです。日中最高気温マイナス2度。
写真はクリックしてど~ぞ!
[ふるさと]
2012年12月24日
2012年12月23日
年賀状狂奏曲
せっかくのクリスマス連休に、やらなければならないことの一つに、年賀状の宛名書きがあります。
もちろんプリンターで打ち出すのですが、年々枚数を少なくするための選別漏れや住所変更の登録忘れなどで、無駄刷りが必ず出ます。
喪中ハガキも、当然ながらバラバラに届くので、家中のあちこちにバラバラに置いてあり、印刷後に気がついて無駄刷りが出てしまいます。
我が家は、現役を引退したパソコンとプリンターを使って奥さんがやるのですが、今回はプリンターが正常に働かず、登録した宛名をプリントアウトすることができなくなりました。
なんてったって旧PCもプリンターも、USBポートが付いていないパラレルポートタイプなので、新しいプリンターとすぐにつなぐこともできません。
旧PCの中の宛名一覧を現役PCに移すために、一度CDにコピーしても、現役PCでは正常に開くことができません。
何しろPC素人なので、ああでもないこうでもないといろいろやってみて、宛名一覧の内容変更はできないものの、なんとか現役プリンターでプリントアウトできました。
気がついたらもう18時。連休の午後が無駄になりました。
夕飯どうしよう・・という時に、先日大停電騒動があった登別の奥さんの友人から、グッドタイミングで活きているホタテ貝が一箱届きました。
おかげで新鮮ホタテの刺身・バター焼き・軽く塩茹でと、ホタテづくしの夕食です。
今夜はホタテフライにしてもらいますが、食べきれないのでおすそ分けも。
この時期の我が家の車庫は、ちょうど温度が冷蔵庫のチルド状態なので、鮮度が落ちません。
写真はクリックしてど~ぞ。美味そうでしょ?
[活ホタテ]
もちろんプリンターで打ち出すのですが、年々枚数を少なくするための選別漏れや住所変更の登録忘れなどで、無駄刷りが必ず出ます。
喪中ハガキも、当然ながらバラバラに届くので、家中のあちこちにバラバラに置いてあり、印刷後に気がついて無駄刷りが出てしまいます。
我が家は、現役を引退したパソコンとプリンターを使って奥さんがやるのですが、今回はプリンターが正常に働かず、登録した宛名をプリントアウトすることができなくなりました。
なんてったって旧PCもプリンターも、USBポートが付いていないパラレルポートタイプなので、新しいプリンターとすぐにつなぐこともできません。
旧PCの中の宛名一覧を現役PCに移すために、一度CDにコピーしても、現役PCでは正常に開くことができません。
何しろPC素人なので、ああでもないこうでもないといろいろやってみて、宛名一覧の内容変更はできないものの、なんとか現役プリンターでプリントアウトできました。
気がついたらもう18時。連休の午後が無駄になりました。
夕飯どうしよう・・という時に、先日大停電騒動があった登別の奥さんの友人から、グッドタイミングで活きているホタテ貝が一箱届きました。
おかげで新鮮ホタテの刺身・バター焼き・軽く塩茹でと、ホタテづくしの夕食です。
今夜はホタテフライにしてもらいますが、食べきれないのでおすそ分けも。
この時期の我が家の車庫は、ちょうど温度が冷蔵庫のチルド状態なので、鮮度が落ちません。
写真はクリックしてど~ぞ。美味そうでしょ?
[活ホタテ]
2012年12月21日
とあるマンション
マンションの話ではなく、とあるマンションという意味のパフォーマンスユニット「to R mansion」の紹介です。
パントマイムをベースとした男女4人組で、3年ほど前に「みなとみらい大道芸」で初めて見たのですが、その後たまたま「三茶de大道芸」で2年続けてファンタジックなパフォーマンスを見せてもらいました。
[とあるマンション]
そして先日、新橋駅からカレッタ汐留に向かう地下通路の日テレ前、巨大カレンダーの前で偶然にもクリスマスパフォーマンスをやっていたのです。
冬の汐博2012のイベントなので、今回は投げ銭はなし。
HPを見たら、皆さん教育学部や薬学部出身で結構高学歴。
緻密に計算されたパフォーマンスは、かなり楽しめます。
今日は冬至で、古代マヤ暦では、世界終末の日。
昨夜は「最後の晩餐」で、かなり飲みすぎました。
明日から1日1分ずつ昼が長くなり、夏に向かっての折り返しの日です。
もうすぐクリスマス連休、そして年末、さよなら今年。
写真はクリックしてど~ぞ!
[さよなら今年]
パントマイムをベースとした男女4人組で、3年ほど前に「みなとみらい大道芸」で初めて見たのですが、その後たまたま「三茶de大道芸」で2年続けてファンタジックなパフォーマンスを見せてもらいました。
[とあるマンション]
そして先日、新橋駅からカレッタ汐留に向かう地下通路の日テレ前、巨大カレンダーの前で偶然にもクリスマスパフォーマンスをやっていたのです。
冬の汐博2012のイベントなので、今回は投げ銭はなし。
HPを見たら、皆さん教育学部や薬学部出身で結構高学歴。
緻密に計算されたパフォーマンスは、かなり楽しめます。
今日は冬至で、古代マヤ暦では、世界終末の日。
昨夜は「最後の晩餐」で、かなり飲みすぎました。
明日から1日1分ずつ昼が長くなり、夏に向かっての折り返しの日です。
もうすぐクリスマス連休、そして年末、さよなら今年。
写真はクリックしてど~ぞ!
[さよなら今年]
2012年12月19日
写真力
「篠山紀信展 写真力」の残り期間がクリスマスイヴまでとなり、せかされるように新宿オペラシティに行ってきました。
[写真力]
その時代の最も輝いている有名人の最も輝いている瞬間を、圧倒的な大画面で展示している非現実的な凄みさえある写真展です。
これだけの大画面にしても鑑賞に堪えられる、というか威圧感や存在感で迫ってくる写真力。皆、写真の前にくぎ付けです。
最後のほうには、昨年の震災で被災した人々のまなざしの写真が展示されていましたが、ここだけは皆立ち止まらずに見ていきます。
立ち止まると胸に迫って涙が出てくるからで、とても立ち止まることができない、これもまた写真力。
もちろん館内は撮影禁止なので、どんな写真が展示されているかは、ネットでお調べください。
それに比べて、その後井の頭公園で撮った写真は「写真力」がありませんなぁ。
まあ、プロじゃないから楽しみ優先でいいか。
クリックしてど~ぞ!
[音色]
[写真力]
その時代の最も輝いている有名人の最も輝いている瞬間を、圧倒的な大画面で展示している非現実的な凄みさえある写真展です。
これだけの大画面にしても鑑賞に堪えられる、というか威圧感や存在感で迫ってくる写真力。皆、写真の前にくぎ付けです。
最後のほうには、昨年の震災で被災した人々のまなざしの写真が展示されていましたが、ここだけは皆立ち止まらずに見ていきます。
立ち止まると胸に迫って涙が出てくるからで、とても立ち止まることができない、これもまた写真力。
もちろん館内は撮影禁止なので、どんな写真が展示されているかは、ネットでお調べください。
それに比べて、その後井の頭公園で撮った写真は「写真力」がありませんなぁ。
まあ、プロじゃないから楽しみ優先でいいか。
クリックしてど~ぞ!
[音色]
2012年12月17日
2012年12月15日
最後の紅葉撮影
先週末は、今年最後の紅葉撮影。
撮影場所は六義園。あの柳沢吉保の大名庭園だった場所です。
ここの撮影ポイントはただ一ヶ所(と自分は思っているのですが)。
この時期は駒込駅に一番近い染井門から入場できるので、開園後すぐにそのポイントに向かいます。
午前9時はまだ日差しが低いので、日の当たらない場所から日の当たった赤や黄色を狙います。
開園後すぐに急ぐのはそこが小道になっていて、やがて絶え間なく人が通るので、まだ人が通る前の時間帯を狙ってのことなのです。
銀杏の大木の辺りは、赤いモミジや黄色の銀杏の落ち葉、それに常緑樹の緑と、まるで自然のパレットです。
[パレット]
右下の部分をアップして撮ると、それらの色がまるで空気の中に溶け出すような雰囲気の写真になりました。
写真はクリックしてど~ぞ。
[秋彩蒸発]
撮影場所は六義園。あの柳沢吉保の大名庭園だった場所です。
ここの撮影ポイントはただ一ヶ所(と自分は思っているのですが)。
この時期は駒込駅に一番近い染井門から入場できるので、開園後すぐにそのポイントに向かいます。
午前9時はまだ日差しが低いので、日の当たらない場所から日の当たった赤や黄色を狙います。
開園後すぐに急ぐのはそこが小道になっていて、やがて絶え間なく人が通るので、まだ人が通る前の時間帯を狙ってのことなのです。
銀杏の大木の辺りは、赤いモミジや黄色の銀杏の落ち葉、それに常緑樹の緑と、まるで自然のパレットです。
[パレット]
右下の部分をアップして撮ると、それらの色がまるで空気の中に溶け出すような雰囲気の写真になりました。
写真はクリックしてど~ぞ。
[秋彩蒸発]
2012年12月13日
神宮外苑午前7時10分
神宮外苑の銀杏並木はあまりにも有名ですが、冬晴れの朝の7時10分頃から20分間だけ、ここだけの特別な素晴らしい光景が見られます。
このあたりは日の出後に空が明るくなっても、周りのビル群に遮られてなかなか日差しが届かずに、銀杏並木は日陰のままです。
やがて7時を過ぎる頃から少しずつ銀杏の先端に陽が当たり始め、暗い銀杏はやがて「金の槍」のような形になります。
[金の槍]
この場所は夜明け前から、クラシックカーが集まったり、散歩やジョギングの人々、ファッション雑誌のロケ、落葉の歩道のカメラマンなどがいるのですが、頭上のこの素晴らしい光景に気付く人はあまりいませんが、「金の槍」がズラッと並ぶさまは壮観です。
[7時20分頃]
今年はもうそろそろ落葉が進み、「金の槍先」も見られなくなってきたでしょうか。
来年の12月上旬の冬晴れの日、ぜひいかがですか?
時間的にも平日の出勤前に立ち寄って見ることも可能です。
写真はクリックしてど~ぞ!
このあたりは日の出後に空が明るくなっても、周りのビル群に遮られてなかなか日差しが届かずに、銀杏並木は日陰のままです。
やがて7時を過ぎる頃から少しずつ銀杏の先端に陽が当たり始め、暗い銀杏はやがて「金の槍」のような形になります。
[金の槍]
この場所は夜明け前から、クラシックカーが集まったり、散歩やジョギングの人々、ファッション雑誌のロケ、落葉の歩道のカメラマンなどがいるのですが、頭上のこの素晴らしい光景に気付く人はあまりいませんが、「金の槍」がズラッと並ぶさまは壮観です。
[7時20分頃]
今年はもうそろそろ落葉が進み、「金の槍先」も見られなくなってきたでしょうか。
来年の12月上旬の冬晴れの日、ぜひいかがですか?
時間的にも平日の出勤前に立ち寄って見ることも可能です。
写真はクリックしてど~ぞ!