2012年02月
2012年02月29日
赤倉温泉 旅館三之亟
先週末は伊豆の河津桜の撮影に行く予定でしたが、開花が3週間遅れのまだ一分咲きということで中止。
それなら逆に大雪の温泉に行こうと予約したのが、山形県赤倉温泉の旅館三之亟。
前の記事の大雪の尾花沢から、芭蕉がその昔苦労して越えた山刀伐(なたぎり)峠を過ぎて、自宅から雪道安全運転で2時間弱。
[旅館三之亟]
この旅館は何といっても3つの湯船のある巨大岩風呂が魅力です。
源泉の湧出口の周りの自然の巨岩をそのまま湯舎で覆って、内湯ながら露天の雰囲気で、冬は湯冷めがしません。
江戸時代からの湯船で、昔は電気がなかったのでポンプを使えず、湯船の掃除で最後の湯を汲み出すために、最深部のくぼみは首の深さがあり、その付近は立ち湯で入浴します。
お湯は無色透明ながら、源泉が直接湯船に流れ込むので新鮮そのもの。
食事は山菜や地のものが中心の、実にバランスのとれた田舎のおばちゃんの味で、うちの奥さんは完食でした。
山形はいいお湯の温泉が多いのですが、米沢方面はどこに泊っても、「牛肉と鯉の甘煮がこれでもか」の料理で、口に合わないのです。
朝食の味噌汁は「さわもだし」というきのこ汁。大好評でお代わり続出。
震災の前の秋のきのこを塩漬けにして、それを塩出しして使っているのです。
宿泊料も安く、前回は一人だったので、TVもトイレもついていない部屋で1万円弱で泊まれました。
今回は夫婦で行ったので、トイレTV付のお部屋で1万3千円くらい。
建物は古いですが、ロビーの傍らには囲炉裏で鉄瓶のお湯がチンチンと沸いています。
岩風呂は冬なので湯気がすごくて撮影できませんでしたが、またリピートしたい、数少ない宿の一つです。
それなら逆に大雪の温泉に行こうと予約したのが、山形県赤倉温泉の旅館三之亟。
前の記事の大雪の尾花沢から、芭蕉がその昔苦労して越えた山刀伐(なたぎり)峠を過ぎて、自宅から雪道安全運転で2時間弱。
[旅館三之亟]
この旅館は何といっても3つの湯船のある巨大岩風呂が魅力です。
源泉の湧出口の周りの自然の巨岩をそのまま湯舎で覆って、内湯ながら露天の雰囲気で、冬は湯冷めがしません。
江戸時代からの湯船で、昔は電気がなかったのでポンプを使えず、湯船の掃除で最後の湯を汲み出すために、最深部のくぼみは首の深さがあり、その付近は立ち湯で入浴します。
お湯は無色透明ながら、源泉が直接湯船に流れ込むので新鮮そのもの。
食事は山菜や地のものが中心の、実にバランスのとれた田舎のおばちゃんの味で、うちの奥さんは完食でした。
山形はいいお湯の温泉が多いのですが、米沢方面はどこに泊っても、「牛肉と鯉の甘煮がこれでもか」の料理で、口に合わないのです。
朝食の味噌汁は「さわもだし」というきのこ汁。大好評でお代わり続出。
震災の前の秋のきのこを塩漬けにして、それを塩出しして使っているのです。
宿泊料も安く、前回は一人だったので、TVもトイレもついていない部屋で1万円弱で泊まれました。
今回は夫婦で行ったので、トイレTV付のお部屋で1万3千円くらい。
建物は古いですが、ロビーの傍らには囲炉裏で鉄瓶のお湯がチンチンと沸いています。
岩風呂は冬なので湯気がすごくて撮影できませんでしたが、またリピートしたい、数少ない宿の一つです。
2012年02月26日
雪の下で暮らす
雪で有名な尾花沢市。
今年もまたたっぷりと降って、3月も近いのに、尾花沢市郊外ではまだ雪の下で暮らしています。
尾花沢近くになると国道13号線もあちこちで排雪作業のために渋滞。道路わきの雪壁の高さを人間と比べてください。
[徐行中]
さらに最上町に抜ける県道に入ると、人々はまるで雪の下で暮らしているような光景です。
雪道を愛犬と散歩する、ほっかむりしたバアチャン。
[散歩]
この辺では、1階部分は屋根から下ろした雪で完全に埋まり、まるで「隣は何をする人ぞ」の世界です。
[埋もれる]
これは今朝の写真。
道路端に車がたくさん停まっていて、地区民総出で屋根の雪下ろしですが、時々の地吹雪でしばし手が止まります。今冬の何回目の雪下ろしでしょうか。
周りの雪も堪能ください。
[雪下ろし]
くり返しますが、大雪も峠を越えてあと4日たつと3月になる尾花沢市です。
望遠レンズを付けていなかったので、広角の写真ばかりになってしまいました。
なのでクリックしてどーぞ。
今年もまたたっぷりと降って、3月も近いのに、尾花沢市郊外ではまだ雪の下で暮らしています。
尾花沢近くになると国道13号線もあちこちで排雪作業のために渋滞。道路わきの雪壁の高さを人間と比べてください。
[徐行中]
さらに最上町に抜ける県道に入ると、人々はまるで雪の下で暮らしているような光景です。
雪道を愛犬と散歩する、ほっかむりしたバアチャン。
[散歩]
この辺では、1階部分は屋根から下ろした雪で完全に埋まり、まるで「隣は何をする人ぞ」の世界です。
[埋もれる]
これは今朝の写真。
道路端に車がたくさん停まっていて、地区民総出で屋根の雪下ろしですが、時々の地吹雪でしばし手が止まります。今冬の何回目の雪下ろしでしょうか。
周りの雪も堪能ください。
[雪下ろし]
くり返しますが、大雪も峠を越えてあと4日たつと3月になる尾花沢市です。
望遠レンズを付けていなかったので、広角の写真ばかりになってしまいました。
なのでクリックしてどーぞ。
2012年02月24日
めでたいとはいえ
今週はスタッフの一人が産休中。
さらに一人がハワイに新婚旅行中。
患者さんからは「それはそれは、めでたいことで・・」と言われるのですが、現実は3台の治療ユニットが2台しか稼動できず、それでも自分の出番が増えて休憩できず、非常にお疲れです。
ようやく真冬日から開放されて、早朝の除雪がいらないということは、これほどありがたいことかと身にしみました。
疲れたので、明日は車で1時間半の雪深い温泉に泊まってきます。
1月に行きたかったのですが、豪雪で途中の峠が心配で、とてもとても行けなかったのです。
写真は数年前の「かまくら絵灯ろう」、まだまだ雪はたっぷりです。
クリックしてどーぞ。
[かまくら絵灯ろう]
さらに一人がハワイに新婚旅行中。
患者さんからは「それはそれは、めでたいことで・・」と言われるのですが、現実は3台の治療ユニットが2台しか稼動できず、それでも自分の出番が増えて休憩できず、非常にお疲れです。
ようやく真冬日から開放されて、早朝の除雪がいらないということは、これほどありがたいことかと身にしみました。
疲れたので、明日は車で1時間半の雪深い温泉に泊まってきます。
1月に行きたかったのですが、豪雪で途中の峠が心配で、とてもとても行けなかったのです。
写真は数年前の「かまくら絵灯ろう」、まだまだ雪はたっぷりです。
クリックしてどーぞ。
[かまくら絵灯ろう]
2012年02月21日
開花前線異変あり(ぼやき)
例年は関東ではもう見ごろのはずの梅の花が、今年はまるで咲かないようですね。
まだ1本の木に一輪か二輪程度しか咲いていないとか。
河津桜もまだ開花したばかり。
このまま遅れてくれると、梅と桜と桃が一緒に咲き誇るかもしれませんね。
なので今週末に予定していた河津桜は1週間延期。
2月はまだまだ冬眠状態で、今年は短い春になりそうです。
去年は震災で、春を感じられる日があまりなかったので、今年こそはと期待していたのですが、今年もですか。
あと4ヶ月で夏至、1年の折り返しなのに・・・
どこか一人で乗り鉄したい。
写真は近江鉄道彦根口駅のホームの、もう使われなくなった水道の蛇口。
旅情を感じて、紫のカメラバックを古いベンチに置いてパチリ。去年の写真です。
[古いホーム]
まだ1本の木に一輪か二輪程度しか咲いていないとか。
河津桜もまだ開花したばかり。
このまま遅れてくれると、梅と桜と桃が一緒に咲き誇るかもしれませんね。
なので今週末に予定していた河津桜は1週間延期。
2月はまだまだ冬眠状態で、今年は短い春になりそうです。
去年は震災で、春を感じられる日があまりなかったので、今年こそはと期待していたのですが、今年もですか。
あと4ヶ月で夏至、1年の折り返しなのに・・・
どこか一人で乗り鉄したい。
写真は近江鉄道彦根口駅のホームの、もう使われなくなった水道の蛇口。
旅情を感じて、紫のカメラバックを古いベンチに置いてパチリ。去年の写真です。
[古いホーム]
2012年02月18日
スタッフの結婚式
結婚式の写真は大得意なので、カメラ2台を持って会場のホテルへ。
1台はキャノンEOS5D。暗い場所ではオートフォーカスの速度が速いので、こういう時は主力です。もう1台はペンタックスK-5。高感度撮影ができるので、ストロボを使わないで撮影可能です。
ノルマの祝辞が終わればあとは撮影タイム。
あれこれ300枚以上撮ったのですが、特にEOS5Dでは、いい写真が撮れました。
いい気分で帰宅して、さてEOSからCFカードをはずしてカードリーダーに差し込んでパソコンに取り込もうと思ったら取り込めません。
何度やってもダメ。
カメラに戻して画像を見ようと思っても見れません。
いろいろやってみて、結局TranscendのCFカードのトラブルのようでした。
画像復帰の可能性はあるのですが、費用がカメラ1台分くらいかかるようで、それでも確実ではないようで、結局あきらめました。まいった!
本当にいい写真が撮れたのに・・
16GBで去年1回使っただけのカードで、本当にテンションが下がります。
ペンタックスのカメラで撮った分だけCDに焼いて、1週間後に新婚旅行帰りの彼女に渡します。ゴメンネ!
写真は「花嫁の涙」
と、最後の「万歳三唱」
クリックしてどーぞ。
1台はキャノンEOS5D。暗い場所ではオートフォーカスの速度が速いので、こういう時は主力です。もう1台はペンタックスK-5。高感度撮影ができるので、ストロボを使わないで撮影可能です。
ノルマの祝辞が終わればあとは撮影タイム。
あれこれ300枚以上撮ったのですが、特にEOS5Dでは、いい写真が撮れました。
いい気分で帰宅して、さてEOSからCFカードをはずしてカードリーダーに差し込んでパソコンに取り込もうと思ったら取り込めません。
何度やってもダメ。
カメラに戻して画像を見ようと思っても見れません。
いろいろやってみて、結局TranscendのCFカードのトラブルのようでした。
画像復帰の可能性はあるのですが、費用がカメラ1台分くらいかかるようで、それでも確実ではないようで、結局あきらめました。まいった!
本当にいい写真が撮れたのに・・
16GBで去年1回使っただけのカードで、本当にテンションが下がります。
ペンタックスのカメラで撮った分だけCDに焼いて、1週間後に新婚旅行帰りの彼女に渡します。ゴメンネ!
写真は「花嫁の涙」
と、最後の「万歳三唱」
クリックしてどーぞ。
2012年02月15日
2012年02月13日
2012年02月11日
不公平が報道されない訳
私たちは病院にかかると治療費の3割を窓口で払いますが、給料から毎月天引きされる健康保険料に、大きな不公平があることをご存知ですか?
中小企業のサラリーマンの平均年収は371万円で、その4.25%が給料から保険料として天引きされます。
一方国家公務員の平均年収は658万円で、その3.355%が保険料として天引きされます。
もう分かりますか?
所得の多い人のほうが保険料率が低いというおかしなことになっているのです。
なぜなら、社会保障制度は所得の再分配機能を有しているからで、日本の社会保障制度では収入の多い人が余計に保険料や税金を払う仕組みになっているはずなのです。
なぜこのような不公平に着手しないのかといえば、官僚など既得権益者の声と力が強いからで、その結果、声の小さな患者さんたちが損をしてしまっているのです。
こんなことはマスコミは分かっているのに取り上げようともしない。
なぜならば、彼らはもっと恵まれているからで、ちなみにNHKは平均年収1014万円なのに、その2.033%しか給料から天引きされないという、大既得権益者なのです。
これだけでも、マスコミの報道内容が真実とは限らないことが分かりますね。
60年以上先の年金問題も大事ですが、その前にこの不公平是正を何とかすべきではないでしょうか?
写真は気分転換に「蜜を吸う人、吸われる人」、あなたはどっち?
クリックしてどうぞ。春よ~こい♪
[食事中]
中小企業のサラリーマンの平均年収は371万円で、その4.25%が給料から保険料として天引きされます。
一方国家公務員の平均年収は658万円で、その3.355%が保険料として天引きされます。
もう分かりますか?
所得の多い人のほうが保険料率が低いというおかしなことになっているのです。
なぜなら、社会保障制度は所得の再分配機能を有しているからで、日本の社会保障制度では収入の多い人が余計に保険料や税金を払う仕組みになっているはずなのです。
なぜこのような不公平に着手しないのかといえば、官僚など既得権益者の声と力が強いからで、その結果、声の小さな患者さんたちが損をしてしまっているのです。
こんなことはマスコミは分かっているのに取り上げようともしない。
なぜならば、彼らはもっと恵まれているからで、ちなみにNHKは平均年収1014万円なのに、その2.033%しか給料から天引きされないという、大既得権益者なのです。
これだけでも、マスコミの報道内容が真実とは限らないことが分かりますね。
60年以上先の年金問題も大事ですが、その前にこの不公平是正を何とかすべきではないでしょうか?
写真は気分転換に「蜜を吸う人、吸われる人」、あなたはどっち?
クリックしてどうぞ。春よ~こい♪
[食事中]
2012年02月10日
瓦礫か溶岩流か
写真は我が家の前の道路の様子。
大雪の後に一度暖かい日があって、一旦グショグショに融けた雪がまるで栗きんとんのようにタイヤに絡みつき、車の通行がままならなくなり、その雪を道路わきに除雪した結果、まるで瓦礫の山か溶岩流のような、凸凹状態の雪の壁ができました。
高さは高い場所で人の背丈ほど。
また寒波が来てこの凸凹壁がガチガチに凍りつき、接触すると車に傷がつくので、ギリギリまで寄れません。
大型バスが楽にすれ違えて歩道もついている広さの道路なのに、今は普通車が譲り合ってやっとすれ違います。
歩行者はその合間をぬって車道を歩きます。
壊すにもスコップでは歯が立たず、一旦ツルハシで壊してからスコップですくいます。
ホームセンターではスノーダンプはすでに売り切れ。再入荷の予定もありません。
排雪をしようにも、多くのダンプが被災地復興に出張中で、ダンプの数がまるで足りずに市内の排雪が4週間待ちとか。
[溶岩流]
大雪の後に一度暖かい日があって、一旦グショグショに融けた雪がまるで栗きんとんのようにタイヤに絡みつき、車の通行がままならなくなり、その雪を道路わきに除雪した結果、まるで瓦礫の山か溶岩流のような、凸凹状態の雪の壁ができました。
高さは高い場所で人の背丈ほど。
また寒波が来てこの凸凹壁がガチガチに凍りつき、接触すると車に傷がつくので、ギリギリまで寄れません。
大型バスが楽にすれ違えて歩道もついている広さの道路なのに、今は普通車が譲り合ってやっとすれ違います。
歩行者はその合間をぬって車道を歩きます。
壊すにもスコップでは歯が立たず、一旦ツルハシで壊してからスコップですくいます。
ホームセンターではスノーダンプはすでに売り切れ。再入荷の予定もありません。
排雪をしようにも、多くのダンプが被災地復興に出張中で、ダンプの数がまるで足りずに市内の排雪が4週間待ちとか。
[溶岩流]