2011年08月

2011年08月07日

早朝のゲレンデ

寝ていたらどこかで女性が歌っているような音がかすかに聞こえる。
しだいに近くなって、耳元でプ~ンと・・・・蚊が飛んできた音だった。
すぐに飛び起きたが、すでに3ヶ所刺されていたのです。やはり窓が少し開いていた。

週末は歯科医師会の役員会。蔵王温泉のゲレンデの途中にある旅館で泊まりでした。
夜は飲んで騒いで、翌朝は蚊に起こされて、朝風呂で頭をシャキンとしてから玄関に出てみると、夏休み合宿の中学生たちが散歩に出発。
山の朝の空気は気分爽快。思わず朝の日差しの中を歩く彼らをパチリ。
日だまりだけを強調して、日陰は暗く落としてみました。
朝食はバイキング。
足利の高校の女子ソフト部の生徒たちからは、すれ違うたびに「お×××まっす」(たぶん、おはようございます)と元気に挨拶され・・・深酒をした身としてはちょっと照れるのです。
おじさんたちは、そんなに清々しくないのだよ。
夏の蔵王は各地から合宿の中高生や大学生が集まって、まるで宿全体が合宿所のよう。
今日も暑くなりそう。若いっていいですね。
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[ゲレンデ散歩]



urutorahurosu at 18:24|PermalinkComments(1)めぐる季節 

2011年08月06日

働きアリの秘密

一生懸命働いているアリをよく観察してみると、実際に仕事をしているのはその20%程度で、残りの80%は仕事もせずに、ただウロウロしているだけなのだそうです。
そこで働いているアリだけ集めてみると、今度はその中の20%のアリだけが働いて、残りの80%はウロウロするだけなのだそうです。
これを「パレートの法則」といって、実際の私たちの社会にもそのままあてはめることができるようです。
たとえば世の中の80%のお金は、人口の20%のお金持ちが握っていて、残りの20%のお金を80%の人が分けあっている。
税金の80%は納税者全体の20%の人が払っている。(なので減税日本は金持ち優遇政党)
企業内で80%の売り上げを支えているのは20%の社員。
20人の取締役会議で、実際に発言するのは4人程度で、会社はその4人の取締役の意見で運営されている・・・などなど
常に80%のムダは必要?ということでしょうか。
渋谷駅前のスクランブル交差点で撮影していて、行きかう人々がいろいろな方向に横断しているのを見て、以前経営セミナーで聞いた働きアリの話を思い出したのでした。
スクランブル交差点は、雨の日の傘の群れの時に撮ると、いい写真になりそう。クリックしないと細かくってわからないかな。
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[スクランブル交差点]



urutorahurosu at 05:34|PermalinkComments(6)今日このごろ 

2011年08月03日

空海という人物は

上野、東京国立博物館の「空海と密教美術展」が話題になっています。
空海の直筆が見られるということをヤプミーさんの記事で知り、行ってみました。
特に信心深いわけでもないのですが、我が家のお寺さんが真言宗なので、お盆の時の和尚さんとの話のタネになるのではとも思ったのです。
展示物の98.9%が国宝か重要文化財という、超お宝満載の美術展なので、館内は人であふれていて、なかなか次に進めません。
特に空海直筆の書などは、読めもしないのに一字ずつ読もうとしているファン(?)が動かずイライラしてしまいます。
音声ガイドを聞きながら思ったのは、空海という人物を現在にたとえるとどうなんだろうということでした。
才能溢れる人には違いないと思うのですが、当時遣唐船で私費で留学するために、巨額の費用をどうやって調達したのかとか、20年の約束で唐に渡ったのに、わずか2年で密教の全てを学んで(?)さっさと帰国したり、なので本来は死罪なのに天皇にうまく取り入って、高野山や東寺で最大の宗教家として大活躍したりとか。
よほどオーラが強い人なのか、口のうまい世渡り上手なのか、評価が分かれるような気がします。
空海は日本で初めて「怒りの仏像(不動明王)」を彫った人ですが、当時中国ではそういう仏像はもう存在していて、うまく受け売りでヒットを作ったような気もします。
最後に感じたのは、京都などの古都の奥の深さです。
これだけの国宝級の仏像やお宝を東京に2ヶ月以上出張させても、ビクともしないのですから。
かなりのボリュームで、マンダラのパワーを浴びて元気になるどころか、クタクタになってしまいました。
館内撮影禁止なのでポスターの写真です。
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[お宝満載]




urutorahurosu at 06:43|PermalinkComments(5)今日このごろ