2011年04月

2011年04月05日

義援金と支援金

イチローの1億円寄付に感謝していたら、久米宏の2億円寄付にビックリ。そうしたら孫社長の100億円+αにはぶったまげましたが、さらにこれからの社長報酬のすべてを寄付というのには、何か彼の人生観を変えることがあったのではと、勝手に推察しています。

ところで今私たちは、お金を寄付するのに「義援金」と「支援金」の2つの言葉の違いを、あまり意識しないで使っているような気がするのです。
冒頭の寄付金はどれも「義援金」に属するもので、これらはすべて日本赤十字などに一旦プールされて、後々被災者の人々に配られるお金ですが、今回はあまりにも被災の範囲が広いので、分配されるのは1年くらい先になるのではと言われています。
一方「支援金」というのは、被災者支援のボランティアグループなどに送るお金で、直近の困難に瀕している被災者の人々へ届ける物資の購入に充てられる性質のお金です。
自分がどんな支援をしたいのかは人それぞれですが、活動内容を吟味して寄付したいものです。
自分的には、今の気持ちをすぐにでも「今困っている被災者の人々」の役に立ってほしいと思うのは、せっかちな性格だからでしょうか。
写真は京都御所内の自転車専用?の一本道・・通称「けもの道」
自分の思うような一本道を、「義援」でも「支援」でも。
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[けもの道]



urutorahurosu at 21:37|PermalinkComments(0)今日このごろ 

2011年04月02日

プチ避難

被災した仙台からこちらに、2週間プチ避難していた若いファミリーが、荷物をいっぱい積んで今日帰っていきました。
仙台で、電気水道は復旧したものの、ガスが出なくて風呂に入れず、お店も開いてなく、ガソリンがないので自由に移動もできず、子供をお風呂に入れたいというので、空いている部屋を使ってもらっていました。
ようやくガスが来たというので、安心してガソリンも満タンにして帰って行けます。
仙台はまだまだガソリン事情が悪そうですが、まもなく解消されるでしょう。
仙台市内が復旧すれば、周辺の避難所の人たちも、あっという間に吸収してしまうと思います。
震災後も、旅館などの観光産業は深刻な状態です。
夜の街も歓送迎会の自粛で客足が遠のいて静かすぎます。(今夜さっそく支援に行ってきますが)
石巻の工場がやられて合板が入ってこなくて、建築業は動けません。
太平洋側の製紙工場がやられて上質紙が足りず、印刷業が困っています。
仙台・福島のビール工場が被災して、ビールの入荷が滞っているそうで、これではオイラが困ります。

4月の初め、例年ならば東京の桜が満開期で、そのために今日の土曜日は休診にして撮影に行く予定でいましたが、動けないので少~しだけ患者さんの予約を入れました。
東京の桜もまだ開花したばかりで、見ごろも1週間以上遅れそうですね。
原発問題はジタバタしてもしょうがないので、明日は春を探しにドライブでもしてみようかな。
さて梅は咲いているのか・・そんなことを考える気持ちにもなれなかった3週間でした。
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[元気でね!]



urutorahurosu at 15:27|PermalinkComments(3)今日このごろ