2009年06月
2009年06月22日
難読
6月は「むし歯予防デー」の月。「母と子の良い歯のコンクール」の審査結果が届き、親子の名前の一覧表を見てビックリ。
去年のブログにも書きましたが、今どきの3歳児の名前は、まともには読めない、いわゆる当て字を通り越した、こじつけの読み方の難読の名前が目白押しです。
真心(まこ)・奈南(なな)・颯(はやと)・陽(あさひ)などはまだ何となく気持ちが分かる気もするのですが、宗詩(そうた)・叶夢(カノン)などは一万歩譲って崖から落ちても無理な気がします。花鈴(かりん)などは人名ではなくって、和菓子かなんかの名前ならば素敵だなって思えるのですが・・・
酒麹にモーツアルトを聞かせて発酵させた日本酒「蔵粋(クラシック)」のネーミングの発想なんでしょうね。
鉄道の駅にも難読駅があり、県内でも左沢(あてらざわ)や及位(のぞき)などが有名ですが、駅の名前にはアイヌ語やいろいろな語源や歴史があるわけで、やはり人名は誰からもストレートに親しみをこめて読んでもらえるのが一番だと思うのですが。
写真の駅名などは、見たままそのままですよね。
[そのままの駅]
去年のブログにも書きましたが、今どきの3歳児の名前は、まともには読めない、いわゆる当て字を通り越した、こじつけの読み方の難読の名前が目白押しです。
真心(まこ)・奈南(なな)・颯(はやと)・陽(あさひ)などはまだ何となく気持ちが分かる気もするのですが、宗詩(そうた)・叶夢(カノン)などは一万歩譲って崖から落ちても無理な気がします。花鈴(かりん)などは人名ではなくって、和菓子かなんかの名前ならば素敵だなって思えるのですが・・・
酒麹にモーツアルトを聞かせて発酵させた日本酒「蔵粋(クラシック)」のネーミングの発想なんでしょうね。
鉄道の駅にも難読駅があり、県内でも左沢(あてらざわ)や及位(のぞき)などが有名ですが、駅の名前にはアイヌ語やいろいろな語源や歴史があるわけで、やはり人名は誰からもストレートに親しみをこめて読んでもらえるのが一番だと思うのですが。
写真の駅名などは、見たままそのままですよね。
[そのままの駅]
2009年06月20日
潮来花嫁さん
数日前のTVの生中継で、水郷・潮来の様子が放映されていましたが、品川のおいらん道中の翌日に行ってきました。
今の時期はあやめ祭りが開催されていて、この期間の土日には約30組のカップルの嫁入り舟が見られます。
昔、日常的に使われていた「ろ舟」での嫁入りは、水郷ならではのバージンロード。川岸や橋の上からはたくさんの観光客やカメラマンが祝福し、花婿の待つ向こう岸まで渡っていきます。
手漕ぎの「ろ舟」に乗ろうと長い行列もできていて、見ると、船頭さんの中には元気一杯の数人の可愛いギャル船頭さんもいて、これも人気の一つかもしれません。
さすが若いだけあって愛嬌たっぷりで、別の舟とすれ違う時には笑顔で手を振ってくれるし、手で艪をこぐ姿もパワフルです。
観光案内所のオバチャンに「花嫁舟はここに戻ってこないの?」と聞いたら、「それじゃ出戻り舟になっちゃうでしょ」。
JR潮来駅下車、駅前の道路を横断してそのままパチンコ店の大きい駐車場の中を通り抜けると、駅から直線で150mくらい。
疲れたら帰りの電車は750円追加でグリーン車に乗り、ビールとうたた寝で東京まで。
[嫁入り舟]
今の時期はあやめ祭りが開催されていて、この期間の土日には約30組のカップルの嫁入り舟が見られます。
昔、日常的に使われていた「ろ舟」での嫁入りは、水郷ならではのバージンロード。川岸や橋の上からはたくさんの観光客やカメラマンが祝福し、花婿の待つ向こう岸まで渡っていきます。
手漕ぎの「ろ舟」に乗ろうと長い行列もできていて、見ると、船頭さんの中には元気一杯の数人の可愛いギャル船頭さんもいて、これも人気の一つかもしれません。
さすが若いだけあって愛嬌たっぷりで、別の舟とすれ違う時には笑顔で手を振ってくれるし、手で艪をこぐ姿もパワフルです。
観光案内所のオバチャンに「花嫁舟はここに戻ってこないの?」と聞いたら、「それじゃ出戻り舟になっちゃうでしょ」。
JR潮来駅下車、駅前の道路を横断してそのままパチンコ店の大きい駐車場の中を通り抜けると、駅から直線で150mくらい。
疲れたら帰りの電車は750円追加でグリーン車に乗り、ビールとうたた寝で東京まで。
[嫁入り舟]
2009年06月14日
弱毒・強毒
新型インフルエンザの警戒レベルが「フェーズ6」に引き上げられました。
今回の新型インフルは弱毒性ですが、感染力は強いので予防に気くばりが必要です。
弱毒性のウィルスは、咽頭にくっついて増殖するのに対して、強毒性の鳥インフルのウィルスは肺で増殖します。
肺の中は「うがい」ができませんが、咽頭は「うがい」ができるので予防として有効なのです。しかも弱毒性ウィルスは30%エタノールでも消毒効果が期待できるようなので、25度の焼酎のロックがのどを通過するだけでもある程度消毒効果があるかもしれません(?)。
歯みがきをすると必ず「うがい」をするので、歯みがきの回数を増やすのは、いろいろな相乗効果がありそうです。
インフルエンザウィルスは飛沫感染なのですが、空気中には浮遊しないので、人ごみの中ではサージカルマスク・N95マスクなどで自分を守ることも効果があります。また、マスクをしていると無意識に汚れた指で鼻をいじったりしないだけでも意味があります。
国内感染者数が何百人という数は全く嘘っぱちで、海外渡航歴のある人しか検査をしなかったためにこんな数字しか出ていないだけ。実態は桁が違う数字だと思います。
この秋からの第2波は、もし強毒性に変異したら「お出かけ禁止」になりそう。今のうちに出かけておかなければ・・・
写真は箱根ガラスの森美術館の庭園の木。ウィルスの増殖をイメージして。
[増殖中?]
今回の新型インフルは弱毒性ですが、感染力は強いので予防に気くばりが必要です。
弱毒性のウィルスは、咽頭にくっついて増殖するのに対して、強毒性の鳥インフルのウィルスは肺で増殖します。
肺の中は「うがい」ができませんが、咽頭は「うがい」ができるので予防として有効なのです。しかも弱毒性ウィルスは30%エタノールでも消毒効果が期待できるようなので、25度の焼酎のロックがのどを通過するだけでもある程度消毒効果があるかもしれません(?)。
歯みがきをすると必ず「うがい」をするので、歯みがきの回数を増やすのは、いろいろな相乗効果がありそうです。
インフルエンザウィルスは飛沫感染なのですが、空気中には浮遊しないので、人ごみの中ではサージカルマスク・N95マスクなどで自分を守ることも効果があります。また、マスクをしていると無意識に汚れた指で鼻をいじったりしないだけでも意味があります。
国内感染者数が何百人という数は全く嘘っぱちで、海外渡航歴のある人しか検査をしなかったためにこんな数字しか出ていないだけ。実態は桁が違う数字だと思います。
この秋からの第2波は、もし強毒性に変異したら「お出かけ禁止」になりそう。今のうちに出かけておかなければ・・・
写真は箱根ガラスの森美術館の庭園の木。ウィルスの増殖をイメージして。
[増殖中?]
2009年06月11日
おいらん道中
6月最初の土曜日、品川神社の祭りの日に、旧東海道品川宿で花魁道中があると聞き、京急新馬場駅で下車。
品川神社の急な石段を駆け上る神輿を見物後、旧東海道の商店街へ行って、煮込みとビールでまずはエネルギー補給です。
やがて元気な女高張り提灯を先頭に、“かむろ(見習いの少女)”を従えた花魁たちが登場します。
江戸時代に花街として栄えた往時を彷彿させる花魁7人が、ご新造さんの肩を借りながらゆったりと歩きます。
片方2,5キロの下駄に豪華絢爛ど派手な衣装は、歩くのにも苦労しそうな重さのようで、2時間近くの道中は、彼女たちには苦行なのかもしれません。
7人の花魁が色艶やかに優雅に歩く姿に、カメラオヤジたちが群がる群がる。
優雅で艶やかな花魁ですが、中にはそうでない人もいて、カメラオヤジたちの群がる人数にもはっきりと差があるようです。
写真的にはど派手な衣装よりも、真紅のシンプルな着物と顔の白粉が暗い背景に浮かび上がる“かむろ”の写真が素敵に撮れました。
この日は午前はルーブル美術館、夜は花魁道中と、西洋・東洋両方の文化に触れた一日でした。
[寄り添って]
品川神社の急な石段を駆け上る神輿を見物後、旧東海道の商店街へ行って、煮込みとビールでまずはエネルギー補給です。
やがて元気な女高張り提灯を先頭に、“かむろ(見習いの少女)”を従えた花魁たちが登場します。
江戸時代に花街として栄えた往時を彷彿させる花魁7人が、ご新造さんの肩を借りながらゆったりと歩きます。
片方2,5キロの下駄に豪華絢爛ど派手な衣装は、歩くのにも苦労しそうな重さのようで、2時間近くの道中は、彼女たちには苦行なのかもしれません。
7人の花魁が色艶やかに優雅に歩く姿に、カメラオヤジたちが群がる群がる。
優雅で艶やかな花魁ですが、中にはそうでない人もいて、カメラオヤジたちの群がる人数にもはっきりと差があるようです。
写真的にはど派手な衣装よりも、真紅のシンプルな着物と顔の白粉が暗い背景に浮かび上がる“かむろ”の写真が素敵に撮れました。
この日は午前はルーブル美術館、夜は花魁道中と、西洋・東洋両方の文化に触れた一日でした。
[寄り添って]
2009年06月08日
ルーブル美術館展
このところの週末はいつも雨降りで、行った先でしょうがなく傘を買う機会が多く、そのまま持って帰ることが多いのですが、その傘もいつの間にかどこかに忘れてしまったりして、結局我が家の傘の数はそう変わらないみたいです。
上野国立西洋美術館。大好評のルーブル美術館展も、外での待ち時間があまりにも長いのですぐにあきらめてしまい、なかなか見られずにいましたが、残りあと1週間とあって決心して土曜日休診にして、朝一の新幹線、覚悟して雨の中、傘をさして開館15分前に並びました。
その努力(?)のせいか、意外にスムーズに入場できたのですが、さすが人気の絵画の前は通勤電車のラッシュ並みの混雑で、疲れてしまいます。
人に揉まれて音声ガイドのイヤホーンが外れてしまったり、第一級の美術品に触れたという実感もなく、すっかり疲れて外に出ると、傘をさして雨中に並んでいる人の列は二重三重に蛇行して、待ち時間は2時間だとか。
雨の中でも待つことを苦にしない東京人にはつくづく感心してしまいますが、色とりどりの雨傘の列は、雨の日ならではの被写体です。
午後には雨も上がり、夕方からは旧東海道品川宿に移動です。
[傘の列]
上野国立西洋美術館。大好評のルーブル美術館展も、外での待ち時間があまりにも長いのですぐにあきらめてしまい、なかなか見られずにいましたが、残りあと1週間とあって決心して土曜日休診にして、朝一の新幹線、覚悟して雨の中、傘をさして開館15分前に並びました。
その努力(?)のせいか、意外にスムーズに入場できたのですが、さすが人気の絵画の前は通勤電車のラッシュ並みの混雑で、疲れてしまいます。
人に揉まれて音声ガイドのイヤホーンが外れてしまったり、第一級の美術品に触れたという実感もなく、すっかり疲れて外に出ると、傘をさして雨中に並んでいる人の列は二重三重に蛇行して、待ち時間は2時間だとか。
雨の中でも待つことを苦にしない東京人にはつくづく感心してしまいますが、色とりどりの雨傘の列は、雨の日ならではの被写体です。
午後には雨も上がり、夕方からは旧東海道品川宿に移動です。
[傘の列]
2009年06月04日
落陽
日が長くなるこの時期は、診療後もまだまだ明るいので、天気のいい夕方は散歩に出たくなります。
タウンザックと軽い一眼レフデジカメを持って、西の方向へ歩いていくと、真っ赤な太陽がつるべ落としに家並みの屋根に向かって落ちていきます。
山形大學のキャンパス内を裏門から通り抜けて、大学正門前の通りに出る頃に、ようやく夕陽が屋根の向こうに沈みかけるので、方向を変えて家に向かって戻ります。
帰り道は登りでだんだん暗くなってくるのですが、久々に汗をかきながら思い浮かべるのは、帰ってから飲むビールのこと。
ただ単にビールをおいしく飲みたいという不純な動機で歩いているようなものですが、これもこの時期ならではの楽しみの一つです。
大學のグランドの若者たちを見ながら近くの歯科医院の前を通ると、駐車場に「落雷に注意してください」の看板。
はて、どのような注意をすればいいのかなと考えながらスーパーに寄って、ブラックニッカとレモンと炭酸水を購入。
大きいグラスに氷とウィスキーに炭酸水。それに絞ったレモンを入れて飲むと、最高です。
[散歩道]
タウンザックと軽い一眼レフデジカメを持って、西の方向へ歩いていくと、真っ赤な太陽がつるべ落としに家並みの屋根に向かって落ちていきます。
山形大學のキャンパス内を裏門から通り抜けて、大学正門前の通りに出る頃に、ようやく夕陽が屋根の向こうに沈みかけるので、方向を変えて家に向かって戻ります。
帰り道は登りでだんだん暗くなってくるのですが、久々に汗をかきながら思い浮かべるのは、帰ってから飲むビールのこと。
ただ単にビールをおいしく飲みたいという不純な動機で歩いているようなものですが、これもこの時期ならではの楽しみの一つです。
大學のグランドの若者たちを見ながら近くの歯科医院の前を通ると、駐車場に「落雷に注意してください」の看板。
はて、どのような注意をすればいいのかなと考えながらスーパーに寄って、ブラックニッカとレモンと炭酸水を購入。
大きいグラスに氷とウィスキーに炭酸水。それに絞ったレモンを入れて飲むと、最高です。
[散歩道]