2008年03月

2008年03月31日

死語

「いゃ~課長!今日はバッチリですね、ウハウハですよ。」
ふた昔前までは日常的に聞かれたフレーズですが、今ではすっかり死語になっているようです。
アベックは現在ではカップル、ハンサムはイケメン、ジーパンはジーンズ。時代とともに代わっていった言葉もありますが、三高・ヤンエグ・ボディコンなど、バブルの崩壊とともに消滅していった言葉も死語と言えるようです。
逆に私たちの世代が日常使う言葉を死語と呼ぶ場合もあるようで、厄介なのは、若者と仲良くしようとして、使い慣れない流行語を死語と混ぜて使って、余計に馬鹿にされたりした覚えは、一度くらいはあるのではないでしょうか。
大宮の新鉄道博物館で新幹線の初期車両の「超特急ひかり」の表示を見て「そういえば今は超特急って言わないんだ、超特急って死語なんだ」と、ふと思ったのでした。
今日で年度末。東京の桜は満開のようです。
明日からは真新しい「背広ではなくスーツ」を着た、「ハンサムではなくイケメン」のニューフェースが登場します。
ベテラン組は、使い慣れない流行語はきちんと予習をしてから使いましょう。




[今は昔]


urutorahurosu at 06:09|PermalinkComments(0)めぐる季節 

2008年03月23日

赤色エレジー

赤色エレジーといえば、伝説の漫画雑誌ガロに1年間連載された林静一の代表作。そして、あがた森魚の代表曲。
その林静一の個展が開かれているとのポスターを、北千住の路地角で見つけたので、栃木市の「とちぎ蔵の街美術館」に行って、現代の武久夢二とも評される約60点の叙情画を見てきました。
林静一は、キャンディ「小梅」でも有名ですが、私たちの世代にはなんといっても赤色エレジー・ガロ・上村一夫「同棲時代」・つげ義春「ねじ式」と、当時の若者にとっては欠かせないアイテムの一つで、今でも気持ちの中では決してメジャーではないけれども忘れることのできないものがあります。
東京では桜の開花宣言が出され、大量の花粉も舞い散る春の日差しの中、巴波(うずま)川を昔ながらの小船にも乗せてもらい、クシャミをしながらものんびりと過ごした一日でした。



[路地裏にて]


2008年03月11日

当て字

ひところに比べて、3歳児のむし歯が増えているような気がします。
先日、久々の1歳半児の健診では、口の中よりも子供の名前で驚いてしまいました。
『光輝・汐音・優翼・琉空・汐那・唯那』ほんの一部の子供の名前ですが、何人の名前が読めますか? 
正解は『らいと・しおん・ゆう・りく・ゆうな・ゆいな』漢字は忘れましたが、「ライム・レオ」などの名前もありました。たまに普通の名前があるとホッとしました。
すべて当て字なので、当然ながら、どの名前もワープロでの漢字への変換ができません。
ちなみに45人の子供で○○子という名前は一つもなし。学校の出席簿には読み仮名をつけないと、現場が混乱すること必死です。
今どきの親は、親の名前の一字を子につけるような思いはないのでしょうね。コミックのヒーローのように育ってほしいという親の願いなのでしょうか。お母さんが子供の名前を大声で呼ぶ様子は、まるでアニメやコミックワールドでした。
写真は東京ビックサイトでの、コミックマーケットのコスプレ会場にて。



[なりきり]


urutorahurosu at 07:14|PermalinkComments(0)歯にまつわる話題 

2008年03月10日

山形県写真展入選

今年の山形県写真展に、1枚だけ入選しました。
今回から審査員の先生が代わり、今回は多くとも一人2点までの入選となったようで、できるだけ多くの人の写真が入選するようにとの配慮のようです。
応募総数は2700点ほどで、去年よりも増えました。
入選したのは、郡上八幡の吉田川、高さ10mからの橋の上からの飛び込み光景です。
最近はコンテスト目的よりも、路地歩きの撮影にハマっているので、作品と言えるような写真がなかなか撮れません。でもそれはそれなりにすごく楽しい時間です。
入選写真は3月23日まで、山形美術館に展示中です。



[夢の中へ]


urutorahurosu at 07:04|PermalinkComments(0)写真の話 

2008年03月04日

化粧する

歯をみがくということは、歯をきれいに化粧をすることと同じです。
化粧をする時は顔を鏡に近づけて、一生懸命に化粧のノリとか塗り残しや塗りムラがないか気にするのに、歯をきれいにする時には、鏡も見ずにひたすらゴシゴシとこすって、それできれいになったと勝手に思い込んでいる人が多いです。
目をつむって化粧をしてもきれいに化粧ができないように、ただひたすらこすっても、きれいな歯になるわけがありません。
ルージュを唇からはみ出さずに塗る時のように、歯と歯肉の境界線にきちんとブラシの毛先を当てて、きれいに化粧をしてほしいものです。



[make up]


urutorahurosu at 05:35|PermalinkComments(0)歯にまつわる話題