2007年10月26日

写真コンテスト

毎年3回、大きな写真のコンテストに応募します。今の時期は山形市民写真展と東北二科写真展。
今年は市民写真展で「真夏の夜の夢」(8月23日のブログに掲載)が奨励賞(準入賞)をいただきました。
東北二科では「サンバナイト」が入選しました。年に一回追っかけをするサンバチームの写真です。
コンテストが目的で撮影をするわけではないのですが、自分の写真の通信簿をいただくような感じなので、やはり励みになります。
年が明ければ山形県写真展の準備です。県写真展は半切プリント・パネル貼りでの応募なので、診療室に飾れるような被写体の写真を選びます。
今年は紅葉が遅れていて、お出かけの予定を立てづらく、撮影には苦労をしそうです。



[サンバナイト]



urutorahurosu at 05:10|PermalinkComments(0)写真の話 

2007年10月19日

てこの原理

「てこ」というのは便利なもので、世の中のいろいろな所に応用されていますが、体の構造のあちこちにもその原理が生かされています。
最近ではあまり見かけなくなった「くるみ割り」も第二種の「てこの原理」を応用したもので、小さな力を大きな力に変える道具ですが、これと同じような原理で私たちは食べ物を噛んでいます。
あごの一番奥に顎関節という支点があり、同じ力で噛んでも奥にいけばいくほど強い力がかかる構造になっています。だから、前のほうの歯の歯根が1本なのに対して奥にある大臼歯の歯根は2本や3本あって、その強い力に耐えられるようにできているのです。
中国雑技団で見かける、ロープを噛んでぶら下がるワザも、このような理由で可能なのですが、昔はビール瓶の栓を歯で開けるのを特技にしている人もいましたね。
ただしどちらも、もちろん歯周病で緩んでいる歯では無理ですから。



[テコと天秤]



urutorahurosu at 07:06|PermalinkComments(0)歯にまつわる話題 

2007年10月10日

感激みちYOSA

仙台のみちのくYOSAKOIまつりも今年で10年目。できるだけ毎年撮影に出かけるのですが、今年は二夜とも好天で、いい条件で撮影できました。
何しろ250チームも出場するので、どんなチームに出会えるかは運任せ。その中で最後に撮影した弘前のチームの演技と迫力には大感激でした。
決められた時間内で衣装が6回、小物を含めて七変化ならぬ十変化で、そのたびに観客からは「オーッ」と、大きなどよめきが起こり、演技が終われば大拍手の波。こんなすごい演技を目の前で見られて本当にラッキーでした。次回はできればファインダー越しの片目ではなく、ぜひ両目で見てみたいです。
後でネットで調べたら、やはり金賞受賞とのこと。
みちのくYOSAKOIにいけば、何とかそこそこの写真が数枚は撮れるので、私にとっては「困った時のみちのくYOSAKOI」なのですが、今年は大収穫でした。



[Finale]


urutorahurosu at 06:59|PermalinkComments(0)写真の話 

2007年10月05日

生ゴミを食する人

いくら説明しても、一日に一回しか歯磨きをしてくれない人がいます。
たとえば、一日のうち朝食後にしか磨かない人は、お昼の食事を食べてから、口の中に昼食の残りカスがある状態で夕食を食べて、さらに一晩置いてすっかり「生ゴミ状態になった食べかす」を、おいしく朝食と一緒に食べていることになります。
想像するだけで汚い話ですが、ご本人は汚いと感じていないわけです。
歯は食事する時の食器と同じです。朝食に使ったお皿や箸などを、洗わずにそのままお昼や夜まで使う人はいないはずなのに、実際はそういうことを平気でしているわけです。
ちょっと発想を変えると、分かっていただけるとは思うのですが・・・



[食事中]


urutorahurosu at 05:52|PermalinkComments(0)歯にまつわる話題 

2007年09月26日

秋を見つける

今年はいつまでも暑くて、秋という感じがしませんでしたが、そういえばコスモスを撮ってなかったなと思い、西蔵王に行ってみました。
友人から、今年は暑いのでコスモスは今からなんだと聞いてはいましたが、なるほど、例年ならばそこかしこに見られるはずの群生が、あまり見当たりません。
適当に撮影して家に帰る途中、山形では珍しく、彼岸花がまとまって咲いている場所を二ヶ所も見つけました。埼玉の巾着田の100万本の彼岸花はそろそろ見頃でしょうか。
振り向けば棚田には、黄金色の稲穂と稲刈りの人。
いつまでも暑いといっても、あと3ヶ月でメリークリスマス。あっという間に寒くなるんでしょうね。



[秋を告げる]

urutorahurosu at 06:34|PermalinkComments(0)めぐる季節 

2007年09月19日

リピーター

せっかくの連休なのに、久々に家でゴロゴロして、古いカルテの整理などをしてしまいました。
そういえば、そばの花の見頃もそろそろ終わりに近づき、新蕎麦の出る直前の時期ですが「大人の休日」の雑誌に出ていた地元の蕎麦屋さんに初めて行ってみました。
古い民家を利用した、郊外というよりも田舎の集落の中にある店ですが、開店時間ジャストに着いたら、もう10人以上行列を作って待っています。
ジャズの流れる店内で待つこと30分。つなぎなしの「十割そば」だそうですが、時期が悪いのか、味のほうは・・・?
県外からの初めてのお客さんが多いようで、相席した仙台のご夫婦もその雑誌を見てやってきたとか。村山市のそば畑の場所を説明してお別れしましたが、雑誌の効果はすごいですね。
雑誌に出て客が集中しても、大切なのはその客がリピーターになってくれるかどうかで、どんな職種にも共通するポイントだと思います。
ちなみに脅威のリピーター率97%という企業はTDR(東京ディズニーリゾート)だそうで・・・納得です。



[そば花咲く]



urutorahurosu at 07:23|PermalinkComments(0)めぐる季節 

2007年09月11日

秩父鉄道SL列車

最近はSL列車がモテモテで、SLの周りにはいつも多くの人たちが集まっています。
先日も山形では、陸羽東線でD51がイベント列車で走りました。
秩父鉄道では、常時SLが走っており、国内ではここしか走っていないC58型が見られるので、初めて行ってみました。
C58は学生時代に網走のオホーツク沿岸で、原生花園の中から撮影した思い出があります。
客車は昔と違って、冷房完備で自動開閉ドア。SLとはちょっとミスマッチですが、昭和時代に夜行の急行『八甲田』などで使われていた12系で、私にとっては思い出深い車両です。
SL終着駅には必須アイテムのターンテーブルでの方向転換などを撮影しながらの、台風一過、残暑の中、汗まみれの一日でした。



[steam locomotive C58]


2007年09月03日

ポカン

だいぶ以前から、ポカンと口を開けた若者が増えている気がします。
家庭の食卓から、ポリポリ、カリカリといった音が聞こえなくなっているようです。
歯ごたえのある食べ物が減って、軟らかく噛まずに飲み込めるような食生活になっているのでしょう。しっかり噛むことは、あごの骨の発育には欠かせません。
歩くことと噛むことは、その刺激が骨を伝わって脳を活性化して『ボケ』の予防にもつながります。
奥歯がしっかりしていなければ、つらい時苦しい時に、ぐっと喰いしばって耐えることもできません。
30年、40年先に、ポカンと口の開いたお年寄りばかりになることを想像すると、ちょっと不気味な気もします。



[耐える]


urutorahurosu at 07:08|PermalinkComments(1)歯にまつわる話題 

2007年08月25日

どろんこバレー

毎年、山辺町で開催されていた「どろんこバレー大会」が、今回で終了されるそうです。
いつも募集数を大幅に超える参加希望があったのに、どうしてなのでしょうか?
休耕田に水をまいてドロドロにしてプレーしますが、撮影は午前中が好条件でした。
プレー中も、ボールや手を洗うためにコートに水を流すので、午後になると泥が薄まってきて、泥しぶきの迫力がなくなります。
泥の中にダイビングした瞬間の、「ボールとプレーヤーと泥しぶき」を一緒に写すタイミングが難しく、あまり熱中しすぎると、ヘドロ臭の泥が飛んできてひどい目にあいます。
川の水のシャワーで身体の泥を洗い流す光景もいい被写体でしたので、何枚か写真コンテストで入選させていただきました。
「・・でした。」と過去形で書かなければならなくなったのが、残念でたまりません。
参加者が皆笑顔でいきいきしているこのようなイベントは、町にとっても大事な財産だと思うのですがいかがでしょうか。来年からも、別の形で存続されることを願っています。



[山辺のムツゴロウたち]


urutorahurosu at 07:33|PermalinkComments(0)写真の話 

2007年08月23日

真夏の夜の夢

新聞等では、有名な祭りの観客の動員数が競うように水増しで報じられますが、そういう意味では郡上踊りに行くと、観客の少なさにまず驚かされます。
徹夜踊りの4日間は、お囃子の櫓(やぐら)から四方に踊りの列ができ、道路は踊り手が幾重にも輪を作り、ギャラリーの入る隙間などほとんどありません。
目の前でこんなに楽しげな光景が繰り広げられているのです。見物よりも皆が踊りに加わって、夜明けまで夢の世界に浸ります。
10曲もある郡上おどりが、休みなしに次々に生演奏され、その音色に、頭の中はまっ白になり、ひたすら朝まで踊り狂うのです。誰もが『踊りすけべ』と呼ばれる郡上の踊り手になれる、真夏の夜の夢の時間です。



[真夏の夜の夢]


urutorahurosu at 07:04|PermalinkComments(0)めぐる季節