2008年02月20日

引き算の健康法

健康法には「足し算の健康法」と「引き算の健康法」があるそうです。
「○○を食べると△△に良い」のような、栄養を摂って健康にという考えが、足し算の健康法です。
それに対して「体内から悪いものを排除して健康にする」という考えが、引き算の健康法です。
頭蓋骨や背骨を矯正したり、口の中を整えたり、日頃口にしている食害を排除したりして、体のバランスを整えなければ、どんないいものを食べても健康にはなれません。
口の中に限定して言えば、口の中の環境の悪い人は歯周病菌を大量に飲み込んでいるわけですから、いくら健康食品にお金を費やしても無駄になります。
金属アレルギーの元になるような金属を、口の中から排除していくのも引き算の健康法といえるでしょう。
そう考えてみると、歯科治療は引き算の健康法を実践しているのだと言えるようです。



[環境問題]


urutorahurosu at 18:17|PermalinkComments(0)歯にまつわる話題 

2008年02月10日

雪見桜

今冬は、まとまった雪はいつも週末に降ってくれるので、精神的にすごく助かります。
一番食欲の落ちる月曜日の朝に積雪が多いと、本当にイヤになります。
連休の今朝も重い雪が結構積もりましたが、ゆっくり汗をかくことができました。
今年もいただいた啓翁桜。去年の桜よりもピンクの色が濃く、品評会に出した桜だそうです。玄関に飾って3日で満開になりました。
啓翁桜は満開になるまでは全く香りがしないのですが、満開から花びらが散りそうになると、甘い爽やかな香りがほのかにします。
今日の玄関先だけは、雪見桜と桜の香りで・・これにお酒があれば情緒満点です。



[雪見桜]


urutorahurosu at 16:10|PermalinkComments(0)めぐる季節 

2008年02月06日

感染対策

世の中は肝炎ウィルやインフルエンザウィルスが話題になっていますが、カメラの世界にも強力なウィルスが存在します。
それはライカウィルスといって、一度感染してしまうと次々とお金が懐から出ていってしまうという、困った症状がでてきて完治が難しいウィルスです。
友人のN先生もこのライカウィルスに感染しているので、N先生と話をする時は、できるだけライカの話には熱心に耳を傾けないようにしています。
彼もこのことをたぶんわかっていて、私と写真の話をする時には、ニコンやペンタックスの古いカメラの話題を中心に話をしてくれます。
写真を趣味にしていても、撮影とコンテスト応募に熱心な人、クラシックカメラで機械式シャッターの感触を楽しむ人、古いカメラを中古カメラ店から買ってブラックボディを磨く事に喜びを感じるコレクター。皆それぞれにいい趣味だと思います。
私もライカウィルスの感染対策に、その10分の1程度の値段のカメラをたまに買って、ライカに心を奪われないようにしています。
写真のようなクラシカルな「アース渦巻」では治療効果はないでしょうね。



[セミクラッシック]




urutorahurosu at 19:22|PermalinkComments(1)写真の話 

2008年01月30日

花に酔いたくて

毎年大寒前後のこの時期になると、花が恋しくなって花の撮影にでかけます。
先週末も南房総のお花畑で、ポピーのやさしい写真が撮れました。
ちょうど若潮マラソンとぶつかって渋滞もあり、SL南房総号の運転日とも重なって、撮影時間は短めでしたが、やはりお花畑の中で日差しを浴びると、春の雰囲気になります。
鉄道ファンとしてはSLも撮らねばならず、菜の花とD51のポイントをあちこち探しましたが結局みつからず、線路脇で疾走する勇姿をちょっとだけ撮影。
今年のお出かけは、初詣の人並み、鉄道博物館の大行列、若潮マラソンの長い列と、人の多さに酔いそうです。



[春をさがして]


2008年01月14日

記念の日

吹雪になるとおもしろい写真が撮れるかなと、ひそかに思っていたのですが、今日は青空も出て雪も少なく、穏やかな成人の日になりました。
ユニークなファッションの新成人もいるのですが、この日の主役はやはり振袖の女の子たち。白一色のこの時期に、あでやかな振袖の色が映えます。
携帯・ネイルアート・デジカメが今どきの新成人の三種の神器でしょうか、一升瓶のラッパ飲みは今年は見られませんでしたが、喫煙コーナーでは、くわえタバコ姿が目立ちました。
振袖姿の餅つきも、思い出に残る記念の日になったことでしょう。



[解禁日?]

urutorahurosu at 16:35|PermalinkComments(0)めぐる季節 

2008年01月05日

イナゴの足

新年は4日に午前中だけのんびりと仕事をして、正月ボケから現実に戻るためのリハビリをしていました。そんな時に飛び込みのおばあちゃん。
さっき食べたイナゴの足が舌に刺さってとれないのでということでした。
快諾して舌を見ると、確かに刺さって2ミリほど先端が出ています。しかしイナゴの足にはノコギリ状のトゲトゲがあって、素直には抜けません。
まぁ、少し揺さぶれば取れるだろうと表面麻酔をして揺さぶったら、あっけなくポキンと折れてしまいました。今度は真剣にピンセットの先端を削って細い足の断面を掴みやすいように加工して、試行錯誤すること10分。
運良く抜けたその足の長さが1cm。まさかそんなに長かったとは夢にも思わず、スタッフも本人もビックリ。どんな勢いで刺さったのでしょうか?
魚の骨ならば珍しくもありませんが、歯医者になって初めての体験でした。
信州の珍味といえば蜂の子・ざざ虫・イナゴですが、山形ではなんといってもイナゴがメジャーです。食べる時には足に注意ですね。



[刺さる]

urutorahurosu at 05:31|PermalinkComments(0)歯にまつわる話題 

2008年01月02日

初詣

今年の正月パスを使っての初詣は、三ヶ日で310万人という日本一の人出を一度見てみようと、明治神宮へ初めて行きました。
広大な神宮の森が都心に残されていることに感激しながら歩いていくと、次第に身動きがとれない状態になり、一方通行では途中で引き返すこともできずに何とか参拝。平気で並べる都会人の辛抱強さに感心しました。
二ヶ所目の湯島天神も、地下鉄から地上に出たところから延々と参拝客の列。我が家には受験生はいないからと開き直って、あと300mのところでギブアップ。
近くの神田明神へは、裏道らしきところを登っていくと、運良く神社の境内の人並みの中に遭遇し、何とか紛れ込んで5分くらいで参拝と撮影ができました。
景気のせいか、お札は遠くの賽銭箱まで投げても届かないせいなのか、賽銭はほとんどが小銭のみ。「ちりも積もれば山となる」でしょうか。
湯島聖堂、上野公園内の五條天神社と、穴場でほっと一息。医薬祖神の五條天神社では今までの悪い出来事が「うそ」として祓い清められるという、鷽(うそ)をかたどった神符(おまもり)を求め、新幹線に乗りました。



[ちりも積もれば]


2007年12月25日

湯けむりの町

そういえばまだ行ったことがなかったなと思って、よく調べもせずに草津温泉に行きましたが、標高が1200mもあるとは知りませんでした。今の時期、日中の最高気温も氷点下の日が多く、名物の湯畑からは大量の湯気が上がっています。
電車で行くと、山形から5時間半で結構不便。冬至の頃なので、午後5時過ぎにはすっかり暗くなり、イルミネーションがきれいでした。
お湯は熱めの硫黄泉。長湯をするには少々辛いのですが濃い泉質を堪能しました。木造3階建ての部屋から湯畑を見ていると、氷点下にもかかわらず夜中まで、宿の浴衣姿の観光客が足湯を楽しんでいます。
次の日の朝は一面の雪景色。温泉を利用した融雪道路からも湯気が上がり、あちこちの温泉まんじゅうのお店の店先からも、湯気が立ちのぼって、草津はクリスマスでも湯気の中でした。



[湯けむりのクリスマス]


2007年12月19日

冬休み

日下部歯科医院は山形市の中でも東のはずれにあり、市内でも雪の多い場所に位置していますので、おそらく市中心部の倍以上の雪が降ります。
なので、定期的に通ってきてくださるお年寄りで足元に不安のある患者さんは、冬期間は通院を春まで冬休みされるかたが何人もおり、今年もぽつぽつと出始めました。
歯科専門学校の実習生も今日が最終日。冬休みが終われば、国家試験に向かっての猛勉強でしょう。「若」いという字は「苦」しいという字に似ています。若いうちに苦労をしたほうがいいと思います。
先月末に、診療室の入り口の部分もロードヒーティングにしましたので、毎朝の除雪のストレスも少しは軽減されるのかと思っています。



[ごくろうさん]

urutorahurosu at 19:18|PermalinkComments(0)歯にまつわる話題 

2007年12月11日

つるべ落としの一週間

あれほど見事だった平林寺の紅葉が、一週間で全く変貌していました。
日光を透かして真紅に輝いていたモミジの葉が、今はチリヂリに縮まり乾燥して、次々と落葉しています。
遊歩道は何色もの落葉の絨毯に被われ、足を踏み出すたびにカサカサと柔らかい音を立てます。
いかにも晩秋の武蔵野の雑木林。燃えるような林が芒野に変身する日が、すぐそこまで来ています。
小春日和の日差しの中で頬ばるおにぎりとお茶・・・至福のひと時です。


[武蔵野晩秋]