2011年06月12日

商売上手なJR東日本

6月と7月はJR東日本の「JR東日本パス」や「大人の休日倶楽部パス」などが入り乱れて使えるので、梅雨時期でもうまく踊らされてしまい、毎週末のお出かけになってしまいます。
昨日は土曜日休診にしていたので、早朝から富山まで行って富山地方鉄道の撮り鉄。
今日は黒部アルペンルートを初めて富山から信濃大町まで抜けてきました。
「JR東日本パス」は一日10000円で新幹線乗り放題、指定席は2回までOK。
「大人の休日倶楽部パス」は13000円で4日間新幹線も乗り放題、指定席は6回OK。ただし年齢制限あり。
どちらも期間限定ですが、これに「青春18きっぷ」も組み合わせれば、もう計画だけで頭が混乱してきます。
富山地鉄とアルペンルートの話は今週中に報告します。
写真は夜の富山駅前のチンチン電車。居酒屋に行く途中、暗くなっても撮り鉄です。
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[夜の電停前]

2011年06月09日

内臓の調子が悪いと顔色も悪くなる訳

私たちの首から上の部分というのは、元々は魚の鰓(えら)に由来している「鰓弓(さいきゅう)」から発生しています。
この鰓弓の一部から顔の筋肉や口の周りの筋肉ができて、そして口の中の壁から気道や食道そして肛門までの消化管ができていくのです。
ですから顔面の筋肉は内臓筋と呼ばれ、いわば口から内臓が飛び出して顔全体を覆ったものと考えることができます。
なので、内臓の調子が悪い時などは、どうしても顔色が悪くなったりするのです。
また逆に考えると、顔色を見て内臓の調子を推察することもできるわけで、ベテランの内科の先生などは、診察室に入ってきた患者さんの顔を見て体の悪い個所が推測できるというのも、このせいだと思います。
暴飲暴食やストレスなどで胃の粘膜が荒れたり潰瘍ができることがありますが、そんな時は胃カメラを飲まなければ見ることができません。
口の中の粘膜も胃の粘膜とつながっているので、歯肉が荒れたり口内炎になったりもしますが、口の中は簡単に見ることができるので、口の中を観察することも大事なのです。
さらに人間は発達した脳を獲得したために、豊かな心を持ちました。
このように人間の体は、心と内臓を入れた一つの容器なので、容器である体がゆがめば、心も内臓もゆがみます。
心がゆがめば内臓も体もゆがみます。内臓がゆがめば、心も体もゆがみます。
太陽の塔も姿勢をゆがめると、顔もゆがんでくるようです。
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[太陽の塔]



urutorahurosu at 14:10|PermalinkComments(6)歯にまつわる話題 

2011年06月05日

命の洗濯

ようやく夜の飲み屋街にも客が集まってきて、多くの店が賑わってきました。
でもまだ東北の温泉地は、まだまだ閑散としているようです。
というわけで、復興の後方支援といつもの命の洗濯を兼ねて、米沢の山の中の一軒宿滑川温泉に一人泊してきました。
去年泊まった時は当然満室でしたが今年は結構空いていて、10台ほどの車も関東ナンバーは1台だけ。聞くと、まだ例年の半分程度のお客さんだそうです。
着いたらすぐに布団を敷いてもらって、何回も風呂に入ってビールを飲んで、渓流の音を聞きながら熟睡して、目を覚ましてはまた風呂に入って、二度寝をして美味しい朝ご飯。
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[旅の宿]











ここの源泉は53度なので、何にも手を加えないで、湯の花の舞う湯を露天風呂や内湯に掛け流しているのですが、人気の露天風呂は日中や今朝は透明なのに、昨夜は白く濁っているのです。
逆に内湯は夜には透明だったのに、今朝はうすく白濁していて、どうやら気温や気圧などの気象条件によって自然に変化するようです。
まあ、どこの温泉でもそうですが、露天風呂は客寄せパンダ。
何といってもお湯が新鮮で成分の濃さを肌で感じることができるのは昔からある内湯です。
今朝も目が覚めて露天に1回、朝食後にもう1回。最後はやはり、ほのかに硫黄臭のする内湯の濃~いのでシメて、源泉成分を体に付けたまま帰ります。
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    [濃~い湯]




2011年06月01日

午前0時

眠い目をこすりながら、午前0時を待っていた昨夜。
ちょうど0時に富山駅前のビジネスホテルにTELします。
3ヶ月前から予約受付なので、一昨年はわずか10分で満室になったと聞いていました。
そう、9月1,2,3日は越中八尾の「おわら風の盆」なのです。
以前激安バスツアーで訪れて、撮影を始めたとたんに雨が降って中止。
胡弓が雨にぬれるとダメなんだそうです。
今年こそはきちんと撮影しようと、心に決めていました。
3日もあれば、全部雨ということはないでしょう。
無事に予約できたので、安心して眠ります。
写真は4年前のGWに訪れて、おわら資料館で見た踊りの映像をパチリ。
今年の夏の、最大の楽しみです。
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[風の盆]



urutorahurosu at 23:10|PermalinkComments(4)写真の話 

2011年05月29日

琴ちゃんが来た

震災から2ヶ月半。
地震の時に元スタッフのママと、ちょうど我が家に遊びに来ていた琴ちゃんが来ました。
震災の時は生後3ヶ月ちょい。まだ新生児でしたが、すっかり赤ちゃんになっていました。
おめかしをして、可愛いリボンも付けています。パパによると、女の子の証明に付けてきたそうです。
琴ちゃんのパパは石巻で被災して、ようやく日々の生活が安定してきたので、琴ちゃんは今から、生まれて初めて石巻の家に3週間ほど一時帰宅します。
本当は震災の1週間後に石巻に帰る予定だったので、山形にいる時に地震にあって不幸中の幸いでした。もし生後3ヶ月で石巻で被災していたらと思うとゾッとします。
石巻では乳幼児健診が思うように受けられないので、お母さんと琴ちゃんだけ住所を山形に転入して、山形で検診や予防接種を受けることにしています。
石巻では車も流されてしまったので、琴ちゃんの山形のおじいちゃんの車で帰っていきました。
GW、京都の井澤屋でお土産に買ってきたガーゼの肌着を持って、ご機嫌な(に見える)琴ちゃんです。
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[もうすぐ6ヶ月]



urutorahurosu at 15:10|PermalinkComments(6)今日このごろ 

2011年05月26日

チンチン電車のある町(阪堺電車)

GWの鉄分補給の一つが阪堺電車の撮り鉄でした。
NHK朝ドラ「てっぱん」の初めの頃に頻繁に出ていて、去年の秋に初めて乗って感激したので、今回はわざわざ5月2日という、休日ではない日の朝に的を絞っての再訪でした。
その理由は、通学の生徒たちを絡めて撮りたかったからで、通学時間を過ぎると、乗車率は一気に低くなってしまい活気がなくなるからです。
阪堺電車の魅力は、何といっても昭和3年製造の木製レトロ車輌がまだ現役でバンバン走っていて、その他にも昭和30年代製造などの昭和のチンチン電車が、低料金のフリーキップで思う存分楽しめることです。
通学時間帯の天王寺駅前始発駅や、「てっぱん」の舞台であろう帝塚山四丁目駅、2つの路線がクロスする住吉駅などを中心に撮影して京都に戻ると、ちょうど半日の鉄分補給でした。
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[チンチン電車の走る町]













今度は夕焼けのころに、昭和の雰囲気を堪能してみたいと思うような、そんなチンチン電車の走っている、懐かしい気持にさせてくれる町でした。
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   [通学時間]



2011年05月23日

シャーレーポピー(虞美人草)

5月下旬になると「真っ赤なシャーレーポピーの写真が撮りたい!」と思うのです。
でも今年だけは鴻巣の、広さ日本一のポピー畑が満開に程遠い状態だというし、急遽選んだのが横須賀の「くりはま花の国」。
ちょうどネモフィラも満開で、ポピーも見ごろとのこと。
行ってみると、花畑の斜面はまるで真赤なゲレンデ状態で、去年行ったときよりもずっといい。
でも100万本もあるポピーの中から好みの1本を見つけるのは困難でもあり、美人捜しの楽しい作業でもあります。
「おっ、いいかな」と思って近づくと花びらが一部割れていたり、「これはいい」と思っても遠くにありすぎたり、背景がダメだったり、こちらの気持ちも知らずにそっぽを向いていたり、もう隣の花と絡み合ってしまっていたり、ちょっと人間の世界と通じるものがあります。
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[虞美人]










入場無料で週末の好天気ということで人が結構多く、人物の入らない構図がなかなか作れません。
ヤグルマギクやネモフィラの淡いブルーを背景に混ぜて、ああでもない、こうでもないと、あっという間の2時間半。
おかげで腕が日に焼けて赤くなり、ポピーの赤が写ったよう。ぬるいお湯でもしみるのです。
クリック拡大して見てください。
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[赤の斜面]



urutorahurosu at 06:07|PermalinkComments(3)写真の話 

2011年05月19日

うす紫の藤棚の・・(京都花紀行)

山形は今、山の中に自生している山の藤が満開です。
京都のGW時は花の開花が遅く、平等院では藤はまだ五分咲き程度でした。
平等院の藤って有名ですが、拝観料を払う門の外に一つと、鳳凰堂の斜め前に一つと、藤棚が2つしかないんですね。
開門前にせっかく30分も並んだのですが、ちょっと期待はずれ。
あまりのいい天気に、鳳凰堂の古い外観も光を反射して、PLフィルターを使っても、色の乗りがよくありません。
藤だけ撮っても芸がないし、手前のツツジを前景にパチリ。
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[藤棚の・・]










広い京都御所ではまだ八重桜がたくさん残っていて、花見人もあちこちにいます。
八重の山吹も満開。
なるべく褪せていない名残りの桜を、地上の花びらのじゅうたんをバックにパチリ。
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    [名残り]



urutorahurosu at 05:40|PermalinkComments(3)写真の話 

2011年05月17日

愛しのアイコ

アイコといっても「愛子さん」の話ではありません。
こちらではアイコという名の山菜で、抜群に美味しいのです。
山菜には美味しいものがたくさんあって、これらは季節限定なのでさらに楽しみが増すのですが、その中でも特に好きなのがこのアイコなのです。
食べ方はおひたしが定番で、自分は普通の野菜のおひたしなどはあまり食べないのですが、最盛期にはこのアイコのおひたしだけは、毎日ドンブリ一杯食べても飽きません。
いつもはGW前頃から出始めて、今ごろはもう終わりの時期で固くなってきて、皮をむかなければ食べられなくなるのですが、今年は出始めが遅く、まだ大丈夫。
山胡桃と醤油をかけて食べるのが楽しみです。
終わりの時期はワラビや筍や山ウドや身欠きにしんと一緒に山菜味噌汁にして食べるのも楽しみです。
最近はタラノメのように畑で作っているものもあるらしいのですが、やはり天然物でなければ山菜特有のあのアクというか風味が違います。
夕べもこんな感じのアイコとビールで、食物繊維たっぷりです。
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[春の恵み]



urutorahurosu at 06:03|PermalinkComments(6)めぐる季節 

2011年05月15日

震災後の新幹線

約2ヶ月半ぶりの新幹線は徐行運転で、東京まで30分くらい余計に時間がかかります。
東京は京都と違って、まだなんとなくどこか変な感じ。
一番びっくりしたのは都内の駅は節電のため、一部のエスカレータが止まっていることでした。
小さな駅では全部止まっているのです。
今日は暑くて、三脚を持って停止エスカレータから階段まで戻ってハアハア登ると、汗が噴き出してきます。
今年は花の開花が軒並み1週間程度遅れていて、去年は今ごろがちょうど見頃だった鴻巣のポピーはまだ咲き始め。
しょうがないので朝の時間に、旧古河庭園の春の薔薇と洋館を撮影に行ってみましたが、受付には「三脚禁止」の貼り紙。
せめてHPに一言書いておいてくれたならば、節電の東京でももっとフットワーク軽く行動できたのに。
無駄な荷物を受付で預かってもらって、春の薔薇一輪をなんとか撮ってはきたのです。
ちょっと見づらいので、クリックして拡大してどうぞ。
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[五月のバラ一輪]



urutorahurosu at 22:10|PermalinkComments(2)写真の話