2011年07月09日
がんばれ秋田内陸縦貫鉄道
いかにも勇ましそうな名前の秋田内陸縦貫鉄道は、その名のとおり秋田県の内陸部を南北に94キロも縦走しているローカル線です。
旧国鉄角館線(角館~松葉)と阿仁合線(鷹ノ巣~比立内)の間をつないで23年前に秋田内陸線としてデビューしましたが、経営が赤字のために存続が危ぶまれている路線の一つです。
国鉄角館線の頃に、当時終点の松葉まで一度乗ったことがありますが、他は未乗車でした。
1両だけの赤や黄色の鈍行車輌の他に、2両編成の急行も走っています。

[行き違い]
「急行もりよし号」というサロン席もついたリゾート風の快適列車に乗ったのですが、アテンダントも乗車して、車内販売や沿線のガイドをしてくれて、一生懸命に営業努力をしています。
途中、阿仁合で乗務員が交代して、アテンダントのおねえさんとは手を振ってお別れです。

[あてんだんと]
角館から北へ北へと、多数のトンネルと300以上の鉄橋を渡って山間を走り、2時間ちょっとかかって、ようやく鷹巣に到着。

[山また山]
がんばれ秋田内陸線!
旧国鉄角館線(角館~松葉)と阿仁合線(鷹ノ巣~比立内)の間をつないで23年前に秋田内陸線としてデビューしましたが、経営が赤字のために存続が危ぶまれている路線の一つです。
国鉄角館線の頃に、当時終点の松葉まで一度乗ったことがありますが、他は未乗車でした。
1両だけの赤や黄色の鈍行車輌の他に、2両編成の急行も走っています。

[行き違い]
「急行もりよし号」というサロン席もついたリゾート風の快適列車に乗ったのですが、アテンダントも乗車して、車内販売や沿線のガイドをしてくれて、一生懸命に営業努力をしています。
途中、阿仁合で乗務員が交代して、アテンダントのおねえさんとは手を振ってお別れです。

[あてんだんと]
角館から北へ北へと、多数のトンネルと300以上の鉄橋を渡って山間を走り、2時間ちょっとかかって、ようやく鷹巣に到着。

[山また山]
がんばれ秋田内陸線!
2011年07月06日
週末閑散の観光地
震災と原発事故の影響で、観光地が大変なことになっているようです。
福島はじめ被災地周辺だけではなく、京都や浅草からは外国人観光客がほとんど消えていたし、団体の観光バスが来ないので、立山黒部アルペンルートもガラガラ。
各地で廃業の旅館も増えているようです。
週末なのに、桜と武家屋敷で有名な角館も、かなり閑散としていました。
武家屋敷の駐車場も、日曜日の日中なのに10台も駐車していません。
大人の休日パスで「こまち」は満席・立ち席でしたが、中高年の多くは田沢湖で下車して、秋田駒ケ岳や乳頭山への登山。山頂付近は渋滞だったそうです。
田沢湖駅のレンタカーが満車でダメ。角館駅のレンタカーを返すまでの間、しばし武家屋敷通りを散歩。昼飯時なのにお店もガラガラです。
伝承館では、15人ほどの入館者を前に、おばこ衣装の小学生たちが、踊ってくれています。

[秋田おばこ]
この黒塀の前は、桜の時期はカメラマンが列をなす撮影ポイント。塀の上は枝垂桜。

[黒塀]
この日見かけたのは、たった1台の客の乗った人力車。

[旅先案内人]
混雑した観光地の苦手な人、ゆっくりのんびりしたい人。今年はお勧めです。
支援も兼ねて、旅をしませんか。
こういう時は勝ち組と負け組みがはっきりして、こんな時期でも混んでいる場所はあるものですが、そういう場所は避けましょう。
福島はじめ被災地周辺だけではなく、京都や浅草からは外国人観光客がほとんど消えていたし、団体の観光バスが来ないので、立山黒部アルペンルートもガラガラ。
各地で廃業の旅館も増えているようです。
週末なのに、桜と武家屋敷で有名な角館も、かなり閑散としていました。
武家屋敷の駐車場も、日曜日の日中なのに10台も駐車していません。
大人の休日パスで「こまち」は満席・立ち席でしたが、中高年の多くは田沢湖で下車して、秋田駒ケ岳や乳頭山への登山。山頂付近は渋滞だったそうです。
田沢湖駅のレンタカーが満車でダメ。角館駅のレンタカーを返すまでの間、しばし武家屋敷通りを散歩。昼飯時なのにお店もガラガラです。
伝承館では、15人ほどの入館者を前に、おばこ衣装の小学生たちが、踊ってくれています。

[秋田おばこ]
この黒塀の前は、桜の時期はカメラマンが列をなす撮影ポイント。塀の上は枝垂桜。

[黒塀]
この日見かけたのは、たった1台の客の乗った人力車。

[旅先案内人]
混雑した観光地の苦手な人、ゆっくりのんびりしたい人。今年はお勧めです。
支援も兼ねて、旅をしませんか。
こういう時は勝ち組と負け組みがはっきりして、こんな時期でも混んでいる場所はあるものですが、そういう場所は避けましょう。
2011年07月04日
何にもない宿
「何にもないですが」と通された6畳間。
本当にテレビもない、コンセントすらもない。照明はすごく小さなカサをつけた裸電球。
山奥なので、自家発電なのです。
ここは秋田・乳頭温泉郷の最奥部。有名な黒湯からさらに山道を歩いて5分の孫六温泉。
評価は好き嫌いがはっきり分かれると思いますが、若いカップルには絶対に不向きです。
温泉は自噴の4つの源泉。透明でやや熱めの湯の中に、細かいグレーの湯の花。
2ヶ所の薄暗い内湯はいい感じですが、川沿いの露天風呂はコンクリートがザラザラでお尻が痛くなるのでバツ。

[唐子の湯]
気温30度と暑いうえに、すでに2つの温泉に立ち寄って半分のぼせ気味ですが、何にもないので、まずは入浴して背中の汗を流します。

[石の湯]
5時半からの夕食は、山菜・岩魚・きりたんぽ他で口に合うし、日本酒1本付き。ビールはラガーの大瓶が600円、この暑さではもちろん1本ですむわけがありません。
日が沈むまで外で涼んでさらさらの肌。部屋に戻ればテレビもないし、もう寝るしかありません。
川の流れの音を聞きながら、こんな夜もたまにはあってもいいのかなと・・(眠)
日の出とともに貸しきり状態の内湯に入ってから、何にもないのでまたゴロ寝。
1泊2食1万円でおつりがきます。(酒代別)
ふた昔以上前の乳頭温泉郷を知っているので、ここが一番変わっていないのかもしれません。良くも悪くもあくまでも好き好きですが。

[孫六全景]
本当にテレビもない、コンセントすらもない。照明はすごく小さなカサをつけた裸電球。
山奥なので、自家発電なのです。
ここは秋田・乳頭温泉郷の最奥部。有名な黒湯からさらに山道を歩いて5分の孫六温泉。
評価は好き嫌いがはっきり分かれると思いますが、若いカップルには絶対に不向きです。
温泉は自噴の4つの源泉。透明でやや熱めの湯の中に、細かいグレーの湯の花。
2ヶ所の薄暗い内湯はいい感じですが、川沿いの露天風呂はコンクリートがザラザラでお尻が痛くなるのでバツ。

[唐子の湯]
気温30度と暑いうえに、すでに2つの温泉に立ち寄って半分のぼせ気味ですが、何にもないので、まずは入浴して背中の汗を流します。

[石の湯]
5時半からの夕食は、山菜・岩魚・きりたんぽ他で口に合うし、日本酒1本付き。ビールはラガーの大瓶が600円、この暑さではもちろん1本ですむわけがありません。
日が沈むまで外で涼んでさらさらの肌。部屋に戻ればテレビもないし、もう寝るしかありません。
川の流れの音を聞きながら、こんな夜もたまにはあってもいいのかなと・・(眠)
日の出とともに貸しきり状態の内湯に入ってから、何にもないのでまたゴロ寝。
1泊2食1万円でおつりがきます。(酒代別)
ふた昔以上前の乳頭温泉郷を知っているので、ここが一番変わっていないのかもしれません。良くも悪くもあくまでも好き好きですが。

[孫六全景]
2011年06月30日
麦秋
写真を撮っていて絵になるのが麦畑。
特に今の時期は「麦秋」と言って、小麦色に色づいた麦畑が写欲をそそります。
麦秋の風景といえば7月の富良野・美瑛、そして網走オホーツク沿岸から少し陸に入った一面の麦畑とジャガイモの花と斜里岳の雄大な風景ですが、山形ではほとんど稲だけなので、写真になるような麦畑がありません。
今月の立山黒部アルペンルートの帰り、信濃大町から穂高駅までのJR大糸線沿線で麦畑を見つけ、緑の稲との対比がきれいで、チャンスがあれば撮ってみたいと思っていました。
チャンスは自分で作るもの、棚田撮影のついでに、ちょいと安曇野へ。高速道は便利です。
実際に行くと平坦な地形の場所に小麦や稲が植えられているので、いいポイントが見つかりません。
結局、中学校の脇の麦畑で三脚を立てて撮影しただけの、情けない結果となりました。
これより上にレンズを上げると、車が何台も写ってしまうのです。
クリックしてみれば、麦畑の中の白い花の雑草をポイントに、小麦色のグラデーション。

[麦秋期]
特に今の時期は「麦秋」と言って、小麦色に色づいた麦畑が写欲をそそります。
麦秋の風景といえば7月の富良野・美瑛、そして網走オホーツク沿岸から少し陸に入った一面の麦畑とジャガイモの花と斜里岳の雄大な風景ですが、山形ではほとんど稲だけなので、写真になるような麦畑がありません。
今月の立山黒部アルペンルートの帰り、信濃大町から穂高駅までのJR大糸線沿線で麦畑を見つけ、緑の稲との対比がきれいで、チャンスがあれば撮ってみたいと思っていました。
チャンスは自分で作るもの、棚田撮影のついでに、ちょいと安曇野へ。高速道は便利です。
実際に行くと平坦な地形の場所に小麦や稲が植えられているので、いいポイントが見つかりません。
結局、中学校の脇の麦畑で三脚を立てて撮影しただけの、情けない結果となりました。
これより上にレンズを上げると、車が何台も写ってしまうのです。
クリックしてみれば、麦畑の中の白い花の雑草をポイントに、小麦色のグラデーション。

[麦秋期]
2011年06月27日
棚田は緑のパッチワーク
日本三大車窓というのがあるのですが、その一つ篠ノ井線姨捨駅からの風景を見たのは、まったくの偶然でした。
5年前の9月の夜7時過ぎ、長野から塩尻に向かう篠ノ井線の普通電車。突然電車がスイッチバックで逆方向に走り出して停車したのが姨捨駅。
特急電車の通過待ちのために10分弱の停車でしたが、その車窓からの善光寺平の夜景のすばらしさに、そう多くない乗客全員がため息を漏らしてホームへ出て、その夜景を眺めたのでした。
その後、そこが日本三大車窓の一つと知ったのですが、何度も通過するたびに、車窓からの棚田の美しさが気になっていました。
今回、大人の休日倶楽部パスとレンタカーを使って、早苗の頃の棚田の撮影に行ったのですが、ちょっと稲が伸びすぎて、水面の美しさがイマイチ表現できません。
あと2週間前だったらよかったのにと思っています。
それでも初夏の緑は生き生きとして、畦道でふちどられる棚田の景色はまるで緑のパッチワークのようです。
彼方には有明山などの山並み、眼下には善光寺平と千曲川の流れ、そして手前には初夏の緑にかがやくパッチワークの棚田。
歩くと急斜面で汗をかいて疲れるので、三脚は車の中に置いての手持ち撮影でしたが満足でした。
クリックしてどうぞ。

[緑のパッチワーク]
5年前の9月の夜7時過ぎ、長野から塩尻に向かう篠ノ井線の普通電車。突然電車がスイッチバックで逆方向に走り出して停車したのが姨捨駅。
特急電車の通過待ちのために10分弱の停車でしたが、その車窓からの善光寺平の夜景のすばらしさに、そう多くない乗客全員がため息を漏らしてホームへ出て、その夜景を眺めたのでした。
その後、そこが日本三大車窓の一つと知ったのですが、何度も通過するたびに、車窓からの棚田の美しさが気になっていました。
今回、大人の休日倶楽部パスとレンタカーを使って、早苗の頃の棚田の撮影に行ったのですが、ちょっと稲が伸びすぎて、水面の美しさがイマイチ表現できません。
あと2週間前だったらよかったのにと思っています。
それでも初夏の緑は生き生きとして、畦道でふちどられる棚田の景色はまるで緑のパッチワークのようです。
彼方には有明山などの山並み、眼下には善光寺平と千曲川の流れ、そして手前には初夏の緑にかがやくパッチワークの棚田。
歩くと急斜面で汗をかいて疲れるので、三脚は車の中に置いての手持ち撮影でしたが満足でした。
クリックしてどうぞ。

[緑のパッチワーク]
2011年06月25日
JR東日本の乗り放題パス
梅雨本番のこの時期は旅行する人が少なくなるので、JR東日本では毎年、「大人の休日倶楽部パス」という乗り放題パスを、2週間程度の期間限定で発売します。
いつもは3日間の有効期間ですが、今年は(新青森開業記念)ということで4日間13000円。
これはシニア世代限定ですが、さらに今年は年齢制限なしの「JR東日本パス」1日1万円も発売中。(利用期間注意)
どちらも新幹線自由席は乗り放題。混雑しそうな場合は指定席も、回数制限ありますが使えるのです。
なので毎週末はJR東日本に踊らされ、所用に勉強に趣味にと十分に活用させてもらっているのです。
これを使うと首都圏の移動では、東京~大宮間を新幹線利用とか、東京~熱海の東海道線を「特急踊り子号」利用(東海道新幹線はJR東海なので使用不可)とか、さらに4日間を2日ずつ2人で利用とか、新幹線の途中下車とか、いろいろ便利な使い方ができるのです。
去年は「大人の休日・・」で大雨警報の中の富山に行って、路面電車の撮影をしましたが、今年も今日から利用できるので、いろいろ行ってきます。
日本中雨降りで、昨日は上高地が土石流で孤立しましたが、雨には雨の楽しみがあり、新幹線とレンタカー利用で出発進行。

[出発進行]
いつもは3日間の有効期間ですが、今年は(新青森開業記念)ということで4日間13000円。
これはシニア世代限定ですが、さらに今年は年齢制限なしの「JR東日本パス」1日1万円も発売中。(利用期間注意)
どちらも新幹線自由席は乗り放題。混雑しそうな場合は指定席も、回数制限ありますが使えるのです。
なので毎週末はJR東日本に踊らされ、所用に勉強に趣味にと十分に活用させてもらっているのです。
これを使うと首都圏の移動では、東京~大宮間を新幹線利用とか、東京~熱海の東海道線を「特急踊り子号」利用(東海道新幹線はJR東海なので使用不可)とか、さらに4日間を2日ずつ2人で利用とか、新幹線の途中下車とか、いろいろ便利な使い方ができるのです。
去年は「大人の休日・・」で大雨警報の中の富山に行って、路面電車の撮影をしましたが、今年も今日から利用できるので、いろいろ行ってきます。
日本中雨降りで、昨日は上高地が土石流で孤立しましたが、雨には雨の楽しみがあり、新幹線とレンタカー利用で出発進行。

[出発進行]
2011年06月22日
2011年06月19日
ひとめ惚れ
「ひとめぼれ」とは、宮城の美味しいお米ですが、今回はお米ではなく、富山地方鉄道の古い駅舎のことなのです。
去年の今ごろ大雨警報の中、北陸本線富山の手前の富山地方鉄道と併走する区間で、その古い駅舎を見かけて一目惚れしてしまいました。
その時は富山市内のチンチン電車の撮影が目的で、その駅舎に行くチャンスがなかったので、今年立山黒部アルペンルートに行く前日に計画して、電鉄富山駅から50分ほどの「西魚津駅」に行ってきました。
ホームは玉石の石積みで、いかにも雪国らしい手をかけた頑丈な作り。
電車の行き違いのために構内は複線になっていて、構内踏切で渡ります。
2番ホームの背後を、時折JR北陸本線の特急が走っていきます。

[2番ホーム]
昔は有人駅だったらしく、駅員の部屋もあるのですが今は無人駅。
駅舎は木造でもおしゃれな感じで、「西魚津駅」の字がすごくポップで、水族館も近く、さぞかし新築当時は人気だったことでしょう。
駅前の今は・・・人家はあるものの、商店など何もなし。
開業は昭和11年らしく、そろそろ後期高齢者なので、「西魚津駅」の字も「出札口」の字も右から左に書いてあります。

[ポップな駅舎]
誰もいない・・そのしばらくの時間が至福の時でした。
去年の今ごろ大雨警報の中、北陸本線富山の手前の富山地方鉄道と併走する区間で、その古い駅舎を見かけて一目惚れしてしまいました。
その時は富山市内のチンチン電車の撮影が目的で、その駅舎に行くチャンスがなかったので、今年立山黒部アルペンルートに行く前日に計画して、電鉄富山駅から50分ほどの「西魚津駅」に行ってきました。
ホームは玉石の石積みで、いかにも雪国らしい手をかけた頑丈な作り。
電車の行き違いのために構内は複線になっていて、構内踏切で渡ります。
2番ホームの背後を、時折JR北陸本線の特急が走っていきます。

[2番ホーム]
昔は有人駅だったらしく、駅員の部屋もあるのですが今は無人駅。
駅舎は木造でもおしゃれな感じで、「西魚津駅」の字がすごくポップで、水族館も近く、さぞかし新築当時は人気だったことでしょう。
駅前の今は・・・人家はあるものの、商店など何もなし。
開業は昭和11年らしく、そろそろ後期高齢者なので、「西魚津駅」の字も「出札口」の字も右から左に書いてあります。

[ポップな駅舎]
誰もいない・・そのしばらくの時間が至福の時でした。
2011年06月17日
立山黒部アルペンルート
ずーっと昔、バスガイド歴のある受付スタッフに「今までで一番良かった場所はどこ?」と聞いたら「立山黒部アルペンルートにまた行ってみたいです」と即座に返事が来たことがありました。
アルペンルートができてもう40年、富山は遠いのでなかなかチャンスがなく、今回が初通過です。
朝6時前に電鉄富山駅の窓口で、長野側の扇沢までの片道切符9230円を購入。

[高額チケット]
今年は震災の影響で団体客が本当に少なく(キップ売り場のお兄さんの話)、さらに早朝ということもあり、電車利用のアルペンツアー客は10人程度。
立山駅から接続するケーブルカーには真っ先に乗り込み先頭の位置に。最大傾斜角度30度弱といっても、見上げる線路はまるで梯子のような急角度に感じます。
美女平からのバスも余裕の乗車率で一番前の特等席。マイカー規制で貸し切りのような道路を50分、あっという間に雪原の室堂ターミナル。
今年は雪が多く、雪の大谷ウォークもこの日まで延長営業で、車道以外はすべて雪。
写真をクリックして、人と雪の壁を比べてください。

[標高2300m]
青空こそ見えないものの風もなく穏やかな天気で、用意していった防寒グッズは無駄でした。
正直、やっと雪が融けて初夏を喜んでいる雪国人にとっては、都会人ほど雪がうれしくありません。
混雑を予想していたのに、あっけないほどトロリーバス、ロープウェイと乗り継いで、黒部ダムで初めて団体客と中国語に遭遇。
混み具合が読めないので、先へ先へと急いだせいか、予定よりも大幅に早く到着。
黒四ダムは、前人未到の地にこんな巨大人工物があっていいのだろうかと、すご~く違和感を感じます。展望台への階段登りだけが唯一きつかったアルペンツアーでした。
写真は黒部平から黒部湖を望んで。

[黒部の山々]
トロリーバスで扇沢へ着いて立ちソバの昼食。信濃大町への路線バスも10人程度の乗車で、混雑を覚悟していたのに拍子抜け。
電鉄富山から信濃大町駅までの通り抜けのチケット料金は8つの乗り物を乗り継いで10000円ちょい。高いか安いかは、その時の天候や季節で感じ方が違うでしょうね。
雨の日は5000円とか、紅葉シーズンは15000円とか、その日の天気や紅葉の色づき具合によってチケット料金も変えれば面白いのにと思った超巨大テーマパークでした。
アルペンルートができてもう40年、富山は遠いのでなかなかチャンスがなく、今回が初通過です。
朝6時前に電鉄富山駅の窓口で、長野側の扇沢までの片道切符9230円を購入。

[高額チケット]
今年は震災の影響で団体客が本当に少なく(キップ売り場のお兄さんの話)、さらに早朝ということもあり、電車利用のアルペンツアー客は10人程度。
立山駅から接続するケーブルカーには真っ先に乗り込み先頭の位置に。最大傾斜角度30度弱といっても、見上げる線路はまるで梯子のような急角度に感じます。
美女平からのバスも余裕の乗車率で一番前の特等席。マイカー規制で貸し切りのような道路を50分、あっという間に雪原の室堂ターミナル。
今年は雪が多く、雪の大谷ウォークもこの日まで延長営業で、車道以外はすべて雪。
写真をクリックして、人と雪の壁を比べてください。

[標高2300m]
青空こそ見えないものの風もなく穏やかな天気で、用意していった防寒グッズは無駄でした。
正直、やっと雪が融けて初夏を喜んでいる雪国人にとっては、都会人ほど雪がうれしくありません。
混雑を予想していたのに、あっけないほどトロリーバス、ロープウェイと乗り継いで、黒部ダムで初めて団体客と中国語に遭遇。
混み具合が読めないので、先へ先へと急いだせいか、予定よりも大幅に早く到着。
黒四ダムは、前人未到の地にこんな巨大人工物があっていいのだろうかと、すご~く違和感を感じます。展望台への階段登りだけが唯一きつかったアルペンツアーでした。
写真は黒部平から黒部湖を望んで。

[黒部の山々]
トロリーバスで扇沢へ着いて立ちソバの昼食。信濃大町への路線バスも10人程度の乗車で、混雑を覚悟していたのに拍子抜け。
電鉄富山から信濃大町駅までの通り抜けのチケット料金は8つの乗り物を乗り継いで10000円ちょい。高いか安いかは、その時の天候や季節で感じ方が違うでしょうね。
雨の日は5000円とか、紅葉シーズンは15000円とか、その日の天気や紅葉の色づき具合によってチケット料金も変えれば面白いのにと思った超巨大テーマパークでした。
2011年06月15日
礼状に思う
4月に岩手県大槌町の避難所になっている神社に送った支援物資のお礼状が届きました。
ヤプミーさんの声かけで、体格のいい女性の高齢者のパンツが足りないということで、うちの奥さんと「しまむら」に行って、40枚ほど買って送ったものに対しての礼状です。
支援物資はほとんどがMサイズで穿けないし、水道がないので洗濯もできないということでした。
たぶん神社の神主さんでしょうが、達筆な漢字に送り仮名はカタカナなので、一見漢文を読んでいる感じですが、神主さんの強い意志が伝わってきます。
まだまだこんなに大変な思いをしている避難所がたくさんあるのに、政治家はなんてバカなことばかりしているのでしょうか。
結局は自分たちの権力争いが優先順位第一で、被災地のことは放置のまま。
トップを代えて、政権の枠組みを変えて、そうして復興のためのシステムを変えて、一からやり直しをすれば、被災地にはそのうちに寒い冬が来てしまいます。
原発の専門家は、今まで自分は原発推進を唱えて、政府からいろいろな支援を受けていたのに、自己反省もすることなく、コロッと手のひらを返して原発の怖さをコメントする。
その変わり身の速さはすごいですね。
「黄門さま」と呼ばれて浮かれている福島の長老議員。あなたが福島原発誘致の張本人なのに何の反省の言葉もなく、やれ鳩山だ、管だ、小沢だと・・情けなくはないですか?
国会の中に、あの石巻の被災地区のすごい臭いをビニール袋に詰めて、大量に送り届けませんか?
そのにおいの中で、マスクなしで国会をやってもらいましょうよ。

[礼状]
ヤプミーさんの声かけで、体格のいい女性の高齢者のパンツが足りないということで、うちの奥さんと「しまむら」に行って、40枚ほど買って送ったものに対しての礼状です。
支援物資はほとんどがMサイズで穿けないし、水道がないので洗濯もできないということでした。
たぶん神社の神主さんでしょうが、達筆な漢字に送り仮名はカタカナなので、一見漢文を読んでいる感じですが、神主さんの強い意志が伝わってきます。
まだまだこんなに大変な思いをしている避難所がたくさんあるのに、政治家はなんてバカなことばかりしているのでしょうか。
結局は自分たちの権力争いが優先順位第一で、被災地のことは放置のまま。
トップを代えて、政権の枠組みを変えて、そうして復興のためのシステムを変えて、一からやり直しをすれば、被災地にはそのうちに寒い冬が来てしまいます。
原発の専門家は、今まで自分は原発推進を唱えて、政府からいろいろな支援を受けていたのに、自己反省もすることなく、コロッと手のひらを返して原発の怖さをコメントする。
その変わり身の速さはすごいですね。
「黄門さま」と呼ばれて浮かれている福島の長老議員。あなたが福島原発誘致の張本人なのに何の反省の言葉もなく、やれ鳩山だ、管だ、小沢だと・・情けなくはないですか?
国会の中に、あの石巻の被災地区のすごい臭いをビニール袋に詰めて、大量に送り届けませんか?
そのにおいの中で、マスクなしで国会をやってもらいましょうよ。

[礼状]