2011年05月13日

京銘菓 「抹茶パフェ?」

この抹茶パフェ、どうですか? 後ろはチョコレートパフェかな。
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[銘菓?]









美味しそうじゃないですか。菓子皿に盛り付けてみました。
この他にもいろいろあるのですが、品物によっては売り切れで、低温で2,3ヶ月熟成させるため、入荷は3,4ヶ月先になるとか。抜群の人気を誇っています。
京都三条通の京都文化博物館のすぐ裏の小さな店ですが、店内はお客さんで賑わっています。
残念ながらこれは食べることはできない「洗顔石鹸」。京都の新名物になりつつあります。
こんなお土産ならば、もらってうれしいのではないでしょうか。
後ろの黒いのは、竹炭を使った「男前」。他にも豆乳や抹茶、黒豆きなこなどを使った石鹸もあります。
というわけで、さっそくお土産に購入しました。写真の石鹸は1個1050円。値段も大きさも手ごろです。
あっ、自分はマルセイユ石鹸を使っているので、自分用には買いませんでしたが、店主の話によれば、マルセイユ石鹸よりもやさしい石鹸だということでした。
鼻を近づけると・・やはり石鹸の匂いです。




urutorahurosu at 05:50|PermalinkComments(6)ディープな京都 

2011年05月11日

近江鉄道落書き駅舎(彦根口駅)

桜川駅から米原方面の新しい電車に乗って彦根口駅へ。
背後の近代的なマンションの足元にへばりつくような感じの、これも古~い廃墟のような駅で、待合室以外は何にも手を加えられていない、つまり保存というよりもほったらかし状態の駅で、1901年開業というのでこれも100年駅舎なのかもしれません。
屋根も微妙に傾いていたり、昭和26年の検査票が壁にそのまま貼ってあったり、ホームは雪国の雁木のように細くて古い柱で崩れそうな屋根がかかっていて、もう使えない水道や背もたれの高い古いベンチ・・と、風格充分。
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[ホームにて]










駅裏には高校があるので、朝晩は学生で賑わうのでしょう、待合室の壁には愛や恋などの青春の落書きがいっぱいです。
写真は今日の一枚「青春の1ページ」
クリックして読んでみてくださいね。
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           [ひびけ恋のうた]

2011年05月09日

近江鉄道100年駅舎(桜川駅で大発見)

新八日市駅から八日市駅で乗り換えて4駅、桜川駅を訪問。
ん~っ、ここはさらに古いですなぁ。(ボロいですが)
開業が1900年(明治33年)で、桜川駅はその当時の建物そのままのようです。
なんと築111年。本物の100年駅舎を初めて見ました。
しかもこの駅のホームでその証拠を大発見!
ホームの屋根を支えている柱に、昔のレールがそのまま使われているのです。
ほとんどのレールには製造年と判別不能な英語(英語力がないからかも)が刻まれていて、その数字を見ると、なんと「○○STEEL 1897」なのです。
111年前の駅舎と114年前のレールが、今も立派に使われている駅。
それだけで感動してしまいます。現役の明治がここにありました。
写真をクリックして拡大してみれば、数字が読めますよね。
帰りの電車が来たので、次は彦根口駅へ向かいます。
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[since1897]



2011年05月08日

近江鉄道木造駅舎(新八日市駅)

今回のGWはちょうど丸4日間の時間があったので、それぞれ午前の部・午後の部に分けて、午前は鉄分補給、午後は京都ブラブラというプランで行動しました。
1日の午前の部は、早朝JR近江八幡駅で初乗車の近江鉄道へ乗り換えて、4つの木造駅舎を訪問です。
一日フリーきっぷ550円(超安い)を購入し、コンビニおにぎりを食べながら待っていると、黄色い昭和30年代製の車輌がゆっくり入線してきます。
最初の目的駅は新八日市駅。前身の湖南鉄道時代の本社があった駅で、外観はうす緑のパステルカラーに塗られ、2階建てで古いながらも風格があります。
大正2年開業なので、たぶんあと2年で100年駅舎。そのまま映画のロケに使えそうな雰囲気の駅。木製の改札口に立ってみると、昔のキップを切るハサミの音が聞こえてきそうな気がするのです。
写真は2番ホームから1番ホームの全景を。木製の改札口と古いベンチがなんともいいですね。
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[郷愁]

2011年05月05日

京都のゑん魔大王さま

京都は西陣、千本通にある小さなお寺。
昔、あの都はるみが子供の頃に境内で遊んだという。
ご本尊はゑん魔法王、しかも住職は女性(若くはありません)。
と聞けば、いかにもディープな感じがしませんか?
事実、タクシーのドライバーに「千本通りのゑん魔堂まで」と言っても、わからないことが多いお寺です。

毎年GWの4日間、そう広くはない境内で「ゑんま堂狂言」が保存会の人たちによって上演されます。
有名な壬生寺や神泉苑の無言の狂言とは違い、ここの狂言はほとんどの演目にセリフがあり、わかりやすく子供でも大笑いできる楽しい狂言なのです。
観客は、いわゆる観光客などは少なく、地元の人たちが酒やつまみや弁当を持ち寄りながら、それでも立ち見が出るほどの観客で笑い盛り上がります。
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[熱演]










青空の夕方、まだ散らずに残っている八重桜を見ながら上演を待っていると、しだいに青い空が群青色に染まり、やがて深い藍色になっていくさまを見ていると、「ああ、京都に来ているんだ」と実感できて、幸せな気持ちになるのです。
久しぶりに撮影に訪れて、当時中学生くらいでお茶目に笛を吹いていた女の子が、すっかり大人になって、凛として笛に息を吹き込んでいる様子が素敵でした。

帰りはバスの本数も少なくなっていて風も冷たいので、最寄の今出川の地下鉄駅までタクシーですが、運良くMKタクシーをつかまえられてラッキー。MKタクシーもディープな京都の一つですが・・それは後日に。
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          [音色]


urutorahurosu at 16:31|PermalinkComments(5)ディープな京都 

2011年04月30日

なのにあなたは京都へ行くの♪

いよいよGWですが、今日1日から5日まで京都なので、更新はお休みです。
さて、同じ伊丹空港まで飛ぶのに、山形から大阪へと言うと「ふ~ん、仕事かな」と思われるのですが、京都へと言うと「エ~ッ、いいな、贅沢!」と思われてしまうのが、京都の魅力なのだと思います。
まあ「京都に身を置くだけで幸せ!」と感じる人なので、また京都でも別にいいのですが、結局またまた京都になってしまうのには理由もあるのです。
まずは交通費の問題。
たまったマイレージを使えるので、伊丹までタダで飛べること。しかもこの混雑期にマイレージ枠の席を何とか確保できるのが、山形空港~伊丹便しかないこと。
いつも泊まるホテルが、京都駅裏リムジンバス停のすぐそばで、便利で安くて快適なこと。
余震が心配な東京で過ごすよりもお得感があるのです。
いつもはディープな街歩きが主なのですが、今回は不足気味の鉄分補給もしたいので、近江鉄道の古い駅舎、阪堺電車の古い車両、京阪大津線の併用軌道などを予定しています。
もちろん京都の街歩きとお散歩写真も。
今の時期は、写真のような光景にも、京都の風を感じます。「そうだウラ京都、行こう!」
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[京の風]


2011年04月28日

惜春

なんか訳のわからないうちに、もう桜が散ってきました。
今朝の雨が止んだと思ったら、一気に空気が冷たくなって、風に乗ってソメイヨシノの花びらがヒラヒラ散ってきています。
ソメイヨシノは人工的に作られた桜なので、自生することはありません。なので、この桜を撮る場所は、主に「学校、墓場、発電所」が多く、どうしても周りの電線がじゃまになります。
木の寿命も60~70年といわれ、人間の寿命と似ていて、そんなところが人の心を惹きつけるのでしょう。

ソメイヨシノは満開までは葉っぱが出てこないので、満開時の美しさはたとえようもありません。
かなりの風が吹いても、満開までは決して散ることはなく、満開を過ぎると少しの風で一気に花びらが散るさまも人の情感を刺激して、大ヒット商品になったのだと思います。
これに対して山桜などは普段は周りの木々に紛れて気がつきませんが、春の開花期だけは山々の新緑とコブシなどの白い花と調和して、その存在感が心に残ります。

女優さんもソメイヨシノのようなタイプや、山桜のようなタイプがあると感じることがあります。
明日あたりには山形では、写真のような光景が見られることでしょう。
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[もうすぐ]



urutorahurosu at 13:57|PermalinkComments(3)めぐる季節 

2011年04月24日

桜三昧の日

3日前の天気予報は予想通り外れて、夜明け頃からの福島は「気象庁ざまぁみろ!」と言いたくなるほどの桜日和。
早起きは三文の得。まだ夜中の3時半過ぎに家を出て4時半過ぎに米沢の友人と合流して、まずは福島三春の滝桜。
1週間前に行った花見山と並んで、福島の桜では超有名どころですが、その人出と大渋滞のために今まで躊躇して、今回が初めてなのです。
大震災と原発事故の影響で観光バスツアーがゼロに近いので、渋滞もなく到着したのですが、もう写真では撮り尽くされているので、話のタネに・・という感じ。

次に友人お勧めの「合戦場の桜」に向かい、途中よさそうな桜を撮りながら行ってみると、土手に咲いた菜の花と満開の紅シダレが快晴の青空に映えて、実にみごとな光景です。
こんなに青空の時は絶対にPLフィルターですが、あいにく忘れていったので、友人に大きめのPLフィルターを借りて、レンズの前に手で固定して苦労して撮りました。

途中で桜を撮った時に腰の曲がったおばあちゃんが「どこから来たの?」「山形から」
「山形はいいね、放射能がなくて。こっちは大変なんだぁ。やっとこのへんの畑が出荷停止が解除になったんだぁ~」
福島原発で発電した電気を、福島の人はただの1円も使っていないのにこんな目にあうなんて・・やり切れませんな。
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[合戦場のしだれ桜]










丘の菜の花も咲きそろい
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   [春の野辺]

urutorahurosu at 16:28|PermalinkComments(6)めぐる季節 

2011年04月22日

キャンディーズ

キャンディーズのスーちゃん逝去のニュースには驚きました。
キャンディーズとして活動していたのは4年半くらいで、その後の女優活動の方がず~っと長かったのですが、今でも我々の世代にとってはキャンディーズのスーちゃんなのです。
デビュー当時はセーラー服に高校カバンのまま「ドリフの全員集合」の仕事に出勤したり、最初はスーちゃんが真ん中であまり売れず、ランちゃんが真ん中になってから大ブレイクしたのでした。
たしか昔、「キャンディーズ全曲集」のカセットテープを買ったはずで、探してみたのですが、太田裕美や竹内まりやの全曲集しか見つからず、指が埃で黒くなってしまいました。
そういえば明後日は市議選だったんだ。
50人以上もいる候補者で、同級生や知人や患者さんのご主人など、7人ほどに「縁」があり、さてさて誰に投票しようか、我が家は現在2票しか選挙権がないので、迷うところです。
こんな事態の時だから、やはり即戦力のエース級かな? 
当落線上の知人の方が、一票の重みの価値が高まるかな。
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[誰にしようかな]

urutorahurosu at 23:03|PermalinkComments(9)今日このごろ 

2011年04月20日

桜開花と白い山

たぶん山形でも桜が開花したはずなのに、昨日の夕方から氷雨は雪に変わって1ヶ月ほど逆戻り。「雨は夜更け過ぎに、雪へと変わるだろ~♪」
今朝は周囲の低い山も中腹まで真っ白です。
写真は今朝の中学校の桜並木。膨らんだ蕾(ここはまだ開花せず)と白い山。
今は福島と仙台が満開かな。
今日まで学校検診。寒い体育館、ホッカイロ持参でもまだ寒かった!
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[蕾と白い山]



urutorahurosu at 22:47|PermalinkComments(3)めぐる季節