三文の得渋谷駅界隈お散歩写真(青ガエル)

2013年03月12日

地方軽視ヘドロ

一昨日と昨日は、テレビはどのチャンネルも震災後2年経った被災地の現状を放送していましたが、これで国民の人たちは分かったのではないでしょうか。
もう2年経つのに、被災地ではガレキが少なくなっただけで、他は何も変わっていない、何もできていないという現実を。

これは2つの大きなことが原因しています。
一つは行政が、復興の大きな足かせになっているということ。
日本は民主主義国家なので、すべてを法律に照らし合わせて物事を進めなければなりません。
そのために、復興の基本となるグランドデザインさえ未だにできていないというおバカな状態になっています。
この土地の地権者が分からないだとか住民全員の同意をもらえないだとか、ああでもないこうでもないと、駅前の再開発と同じ感覚で復興を進めようとしている、行政のズレた感覚が問題です。
これがもし中国や北朝鮮だったならば、国が個々の土地所有者の気持ちなど無視して、さっさと土地を開発して、復興がなされた時点で住民との問題を解決するでしょう。(知らん振りかも)
「今は非常時であり平時ではないのだ」という意識が、平和ボケした復興庁にはないのです。

もう一つは、地方軽視の政治家の意識です。
もしこの被害が東京都心に発生していたら、2年間もこのままの状態でいるということはありえないことです。
東京は地方よりも土地の所有権などははるかに複雑で、マンション1棟分の土地にしても百人以上もの地権者が存在します。
地権者全員の同意を得ることなど不可能です。
それでも東京ならば2年間もこのままにしておかないでしょう。
これこそが、政治家の心の底にへばりついている「地方軽視ヘドロ」の表れです。
政治家は口だけは復興が最優先とか言っていますが、頭の中は総論だけで、各論の知恵を持っていません。
毎月被災地に行っていることで満足している○○ジュニアくん、陸前高田にはまだ復興のために働く人たちの、宿泊施設さえできていない(作ってはいけない)ことを知っているのでしょうか。
やる気と本気は違うのだと、つくづく思いました。

本当にテレビを見るたびに、気の重くなる2日間でした。
クリックしてど~ぞ!
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 [無題]




urutorahurosu at 05:46│Comments(3)今日このごろ 

この記事へのコメント

3. Posted by kanntann-meru8   2013年03月12日 23:14
「今は非常時であり平時ではないのだ」という意識が、平和ボケした復興庁にはないのです。
本当にそうだと思い読みました
土地の権利関係なんか言い出したら
何もできないですよ
なん代も前の名義のままに残っている土地なんかは
権利者は2ケタになっていたりします
大きなお金で、高台の土地を造成開発し割り当てる
そのあとに、被災した土地を面積に応じて買い上げる
その費用を新しい分配の土地代とプラマイする
低地は公共の使用として、
あるいは1部は賃貸で工場、漁業地
に貸すことにすれば、と考えます
その大きなお金が試算するとどれだけなのでしょうか
2. Posted by 浜ちゃん   2013年03月13日 08:34
私も そう思いました。
それに、あの大量の寄付金は
どこに行ってしまったのでしょうか?
なんかに 変わったのでしょうか?
TVを見た限りでは なんにも伝わってきませんでした。
いつもうやむやになる 寄付金が気になります。
技術や科学は進歩しても
頭の良い人たちも非常時には無力だなぁと 
頭の悪い私は思いました。
1. Posted by ブルースカイ   2013年03月13日 14:33
私の一族に宮城や福島で家や命を失った被災者が何人もいます。この2年間、耐えに耐えて我慢の生活をしてきましたが、いくら我慢強いと言われる東北人でも、持ち続けてきた辛抱がとっくに限界を超えてしまったように感じられます。励ましの言葉は簡単ですが、明日への希望を持たせるようにするには、もっと政治主導の目に見える行動で励ましてほしいのです。いつまで仮設暮らしなのか見通しもないのが現状です。身寄りのない老人をいつまで悲しませるのか、国土強靭化のための10兆円を建設国債で全国の公共事業に使うそうですが、そのお金は真っ先に災害地の復興に回してほしいのです。ゼネコンや地方の土建屋さんの救済事業を優先してるように思えてなりません。
原発の放射能から避難した福島の人達は、故郷に戻るのを断念せざるを得ない状況にまで追いつめられています。故郷は過去の幻になります。
 事故のあった年の夏、私は北海道にいましたが、福島の浜通りから子連れで避難してる多くの家族に会いました。子どもを守るため、せめて夏休みを外で遊ばせたいという親の願いでした。故郷を追われたこどもたちに、安心して暮らせる幸せな暮らしを早く実現させてやりたい。それが今の願いです。

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