陸前高田の一本松秋色描写(1)

2011年11月08日

錆びた線路

津波でズタズタに寸断されて、今も手つかずのままのJR大船渡線。
陸前高田の隣駅、竹駒駅も駅舎がすべて流されました。
残ったホーム跡を訪れると「山形からですか?」と近所のオジサンに話しかけられ、しばらく話しこんできました。
気仙川の水が溢れてきて、国道から線路側の土地はすべて流されて、国道脇の山の斜面の家だけが残っています。
気仙川を渡る大船渡線の赤い鉄橋も壊され流され寸断され、無残でシャッターが押せません。
ようやくもう一つ隣の陸前矢作駅で撮影します。
半年以上放置された線路は茶色に錆びて、通行のある踏み切り部分だけが銀色に光っています。
それを強調するために、ポスタリゼーション処理で絵画風に仕上げてみました。

 [休止中]

板が打ち付けられたホームの待合室。そんなホームにオジサンが一人やってきました。
このホームに列車が到着する日は来るのでしょうか?
c4c7ba98.jpg




[列車の来ないホーム]








帰路の途中で猊鼻渓の緩やかな舟下りで心を休めます。
両岸の岸壁に囲まれた天然の野外音楽堂。
年配の船頭さんの「南部牛追い歌」に、目を閉じて聞き入りました。
2aff4a94.jpg

 [船頭さん]










♪田舎ぁ~なれどもぉ~はぁ~ぁ 南部の国はよぉ~ぉ♪
クリックしてどうぞ。




urutorahurosu at 05:12│Comments(5)今日このごろ 

この記事へのコメント

5. Posted by くまくま   2011年11月08日 18:32
ローカル線はまだまだ手つかずですかねぇ
ホントの生活線なのに。写真では綺麗な村に
見えます。でも生活はまだまだなのですねえ
4. Posted by 染色工房【壱つ屋】   2011年11月08日 20:19
大阪にいると、こうした風景があることをなかなか実感することができません。こうして写真を見せていただくと、まだまだ復興の道程が遠いことを感じさせられます。
なにかできることを頑張ります!!
3. Posted by kusakabe-dc   2011年11月08日 21:21
くまくまさんへ
できるだけ暗い気持ちにならないように、絵画的な写真にしてみました。
これで1時間に1本、列車が来ると、普通の生活なんですがねぇ~
このすぐ近くにも、仮設住宅がありました。
染色工房【壱つ屋】さんへ
復興なんて、一体いつになるんでしょうね。
死ぬまで仮設住宅・・という人もたくさんいると思います。
福島の人も大変ですが、東電という文句の言う相手がいます。
ここにいる人たちは、自分の生活を壊されて、文句を言う相手もいないのですから。
私たちには何もできません。
心と、少しの現実的な応援をするしかありません。
2. Posted by やまがた   2011年11月08日 23:18
私、生まれは、岩手県釜石市です。
いつか行かないと。とは、思っているのですが
勇気がまだないです。
1. Posted by maa3   2011年11月12日 11:38
父によく鮎釣りに連れて行ってもらった気仙川でしたが。。。
高台に作られた仮設住宅、冬は風が吹き付けて寒くないだろうかと気がかりです。

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
陸前高田の一本松秋色描写(1)