一軒宿の秘湯梅雨時の世田谷線

2010年06月25日

秘境駅(峠駅)

滑川温泉の帰りに、秘境駅ランキング47位の峠駅を初訪問してきました。
かつて連続して4つのスイッチバックをしないと超えられなかった板谷峠。その名残りの、まさに廃墟のようなスノーシェードの中に、現在の峠駅のホームがあります。
駅前広場は有名な「峠の力餅」の店ともう一軒の家があるだけで、あとは4キロ先に滑川温泉、さらに4キロ登ると姥湯温泉だけの秘境で、ホームの福島寄りにはトンネルがポッカリ口を開けています。
豪雪地帯のこの辺は、かつてのスイッチバックの引込み線も長いスノーシェードの中にあり、線路も一部残されています。
廃墟の工場のようなこの駅は、昼間も薄暗く不気味な感じで、一人で中にいると不安になってしまうほど、旅情のかけらも感じません。
写真もどこを撮ればいいのか見当もつかずの、本線とスイッチバック跡の記録写真です。
旧駅舎はすでに取り壊され、ちょっと思い出のある隣の板谷駅の旧駅舎跡もついでに訪問して帰りました。




[廃墟系の駅]





この記事へのコメント

3. Posted by 0138   2010年06月25日 08:12
今はなきロクサン。私のカメラ&鉄のお師匠さんが峠に通っていたので雪中走行の写真や眼鏡橋の写真を見せてもらったことがあります。
ロクサンに嵌まって碓氷の勉強もしました(笑)
2. Posted by おかやん   2010年06月25日 10:54
秘境駅って興味はありますが、行く機会はなさそうです{汗}
この駅は豪雪地帯、しかも峠の難所というなかで工夫された結果、こうなったんでしょうね。
1. Posted by HANA   2010年06月27日 22:32
いいですよね。秘境駅!!
わくわくします{ラブ}
私的には大沢駅が好きです。  
車で行くのも大変だし、なんとも言えない怖さがありますね。

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