落陽おいらん道中

2009年06月08日

ルーブル美術館展

このところの週末はいつも雨降りで、行った先でしょうがなく傘を買う機会が多く、そのまま持って帰ることが多いのですが、その傘もいつの間にかどこかに忘れてしまったりして、結局我が家の傘の数はそう変わらないみたいです。
上野国立西洋美術館。大好評のルーブル美術館展も、外での待ち時間があまりにも長いのですぐにあきらめてしまい、なかなか見られずにいましたが、残りあと1週間とあって決心して土曜日休診にして、朝一の新幹線、覚悟して雨の中、傘をさして開館15分前に並びました。
その努力(?)のせいか、意外にスムーズに入場できたのですが、さすが人気の絵画の前は通勤電車のラッシュ並みの混雑で、疲れてしまいます。
人に揉まれて音声ガイドのイヤホーンが外れてしまったり、第一級の美術品に触れたという実感もなく、すっかり疲れて外に出ると、傘をさして雨中に並んでいる人の列は二重三重に蛇行して、待ち時間は2時間だとか。
雨の中でも待つことを苦にしない東京人にはつくづく感心してしまいますが、色とりどりの雨傘の列は、雨の日ならではの被写体です。
午後には雨も上がり、夕方からは旧東海道品川宿に移動です。




[傘の列]


urutorahurosu at 06:54│Comments(0)めぐる季節 

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