セザンヌ主義山形発山形着大環状線

2008年12月17日

舌ざわり

舌というのは敏感なもので、髪の毛1本が口の中に入っただけでも、まるでシャープペンシルの芯のような舌ざわりで異物感を感じます。
小さな詰め物をするために削った穴でも舌で触ると、まるで底なし沼のように大きく感じます。
先々月、数年前に後輩の先生に作ってもらった奥歯のオールセラミックのかぶせ物が、天ぷらを食べている時に崩れて内側半分近くが壊れた時には、まるで大地震による崖崩れのような舌ざわりがしました。
この敏感さが、体内に入る異物を見分け、味覚や食感に影響し、ひいては感情や心のコントロールにつながっているのです。
わたしたち歯科医は、いつもこのような敏感な場所の治療をしているので、本当に神経を集中させるためストレスがたまります。
口の中に比べて背中などは、2本の鉛筆を数センチ離して一緒にタッチすれば、まるで1本でタッチしたかのように感じるほど鈍感な場所です。
あ~っ、背中がかゆい! 




[大崩壊]


urutorahurosu at 05:19│Comments(0)歯にまつわる話題 

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