初詣記念の日

2008年01月05日

イナゴの足

新年は4日に午前中だけのんびりと仕事をして、正月ボケから現実に戻るためのリハビリをしていました。そんな時に飛び込みのおばあちゃん。
さっき食べたイナゴの足が舌に刺さってとれないのでということでした。
快諾して舌を見ると、確かに刺さって2ミリほど先端が出ています。しかしイナゴの足にはノコギリ状のトゲトゲがあって、素直には抜けません。
まぁ、少し揺さぶれば取れるだろうと表面麻酔をして揺さぶったら、あっけなくポキンと折れてしまいました。今度は真剣にピンセットの先端を削って細い足の断面を掴みやすいように加工して、試行錯誤すること10分。
運良く抜けたその足の長さが1cm。まさかそんなに長かったとは夢にも思わず、スタッフも本人もビックリ。どんな勢いで刺さったのでしょうか?
魚の骨ならば珍しくもありませんが、歯医者になって初めての体験でした。
信州の珍味といえば蜂の子・ざざ虫・イナゴですが、山形ではなんといってもイナゴがメジャーです。食べる時には足に注意ですね。



[刺さる]

urutorahurosu at 05:31│Comments(0)歯にまつわる話題 

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