2014年06月

2014年06月17日

高野山の町をブラブラ

高野山は昔は女人禁制でしたが、明治5年に禁制が解かれました。

ここは平安期より奥の院のみならず、大門の内側の高野山地域すべてが聖なる場所と考えられていたそうで、現在でもその名残かどうかわかりませんが、高野山の町の中にはネオン街、飲み屋街というものがありません。
ましてキャパクラなどあるわけもありません。

それどころか、映画館やパチンコ店、大手のコンビニさえありません。
歯科医院は2件あるようですが、人口3500人程度なので、経営的にはギリギリでしょうか。
わざわざ下界から治療に通う人もいないでしょうからね。
唯一、コンビニ風の地元のお店がありましたが、漫画雑誌コーナーでは小太りの若い坊さんが立ち読みをしていました。

なにせ俗世界から隔たれた天空の宗教都市ですから、この町に住むお坊さんをはじめとする男性は、ひそやかにインドアで楽しむか、はるばる下界に降りていって羽根をのばすしかないわけで、まあ可哀相でもありますが、聖地ですからねぇ。
というわけで、宿坊に荷物を置いてブラブラと町の中を お散歩写真です。

この日は肌寒い日で、気温は20度弱。
デジタルの温度計などありませんが、なんとも素敵な温度計が屋外に。
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[今日の気温]









メインストリートのショーウィンドの主役は福助ブランドの作務衣。
今年はこの色が流行です。
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 [ショーウィンド]












寺と寺の間には、みやげ物店、和菓子店、仏具屋、酒屋、表具屋、生花店、たまに食堂と、こんな感じで町並みを構成しています。
ケーキ屋さんは確かなかったような・・
中には理解不能なお店や、珍しいお菓子も見つけましたが、それは次回でね。
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[町並み]




2014年06月16日

密教世界の異国人

高野山観光のハイライトはやはり壇上伽藍です。
ここには真言密教の思想に基づく塔やお堂がたくさん建立されて、胎蔵曼荼羅の世界を表現しているといわれますが、自分には勉強不足でよくわかりません。

ここには信心深い人から、たぶん自分よりもわかっていない異国の人たちまで、さまざまな人が訪れていて、スナップ撮影のネタにはこと欠きません。

このグループはおそらく多国籍の外人グループ。
密教思想とはおよそかけ離れていて、あくまでも陽気です。
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[うちら陽気な]









たくさんの坊さんが読経をしている声に興味を持って、古いお堂の階段をズカズカと上がっていって、お堂の中を覗き込む様子も、なんとなく写真になってしまいます。
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 [好奇心]












金髪の髪に光が当たって、読経中の坊さんの頭と好対照。
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[異文化見学]









これは六角経蔵という一切経を納めてある経蔵で、お堂の下部に把手がついていて、回すことができるようになっています。
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 [六角経蔵]












一回りすれば一切経を一通り読誦した功徳が得るといわれていますが、彼らにかかれば大人の遊具。
「せぃ~の」は英語ではなんと表現するのかな? Ready, set, go?
まあ、こんなナイスな写真も撮れました。
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 [せ~の!]




urutorahurosu at 06:03|PermalinkComments(3)写真の話 

2014年06月14日

寄付とお布施の違いって

高野山の寺を巡ると、寄進された金額を書いた石柱がずらりと並んでいますが、その寄進された金額の多さに驚きます。

世の中には、個人でこれだけの金額を寄進できるような金持ちがずいぶんいるものだと、軽井沢の極上の別荘地に初めて行った時と同じような気持ちになりました。

さて、いわゆる「寄付」と「お布施」の違いってわかりますか?
「寄付」というのは、お金をもらった方が「ありがとう」と言いますが、「お布施」はあげた方ほうが「もらっていただいてありがとう」と言うのです。

さて高野山真言宗の総本山の金剛峯寺も、高野山観光では必須の場所です。
屋根の上には大きな防火用水の桶が乗っています。
写真では小さく見えますが、なにせ屋根が巨大なので、実際は相当な大きさの桶なのです。
このような高地では、昔は落雷による火災との戦いだったようです。
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[昔の防火]対策









内拝は撮影禁止ですが、大規模な台所が面白かったですな。
少し疲れていたので、お茶をいただける広間の廊下のソファで暫し昼寝。

現在は防火対策も消火栓完備ですが、境内の消火栓も雰囲気に合わせてこんな感じで可愛いですな。
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 [現代の防火対策]












この寺での1枚。
子供にとって薄暗くて楽しくない内拝から開放されて、小雨の中で女の子がはしゃいでいました。
やはりこんな写真を撮るのが楽しいですな。
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 [解放区]




2014年06月13日

表参道

高野山の町の中にコインロッカーはあるのだろうかとネットで検索したら、どうやら観光案内所の脇に一ヶ所あるらしい。
そこに荷物を預けてカメラバッグと傘を持って、バスで奥の院へ。
ここが表参道の入り口、ここから2キロ近く杉木立の中を歩きます。
同じ表参道でも、原宿の表参道とは全く違います(当たり前か)。




[表参道]















1000年以上の間、聖地と信じられてきたパワースポットはどうにも迫力があります。
参道沿いにはありとあらゆる歴史上の有名武将の墓や石塔が、敵味方の関係なくゴチャゴチャと並び、また全国の諸大名、日本中の有名企業の社長などの名前もそこらじゅうに見られます。
苔むした墓の入り口に鳥居があったりと、もう敵味方や宗教など関係なしでゴチャゴチャ。
「死んでしまえば皆同じ」ですな。

時おり傘を差したりしながら御廟をめざします。

 [昼なお暗し] 


















杉の大木の根元や、古木のほこらの中にも無数の石仏や石塔があります。
歩きながらふと思ったのは、昔から現在までこの高野山には一体どれだけの財力が集中したのだろうかということでした。
もちろんそれらはすべて非課税と考えてしまうのは、本当に信心がない証拠です。
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[信心]





2014年06月12日

ようやく高野山

高野山ケーブルで5分、ようやく高野山駅です。
駅といってもまあケーブルカーの乗降場ですから、駅の規模は押して知るべし。

高野山は来年が開創1200年ということで、たぶん空前の人出が予想されますが、その前年のしかもシーズンオフのこの時期は閑散としたもので、いい時に行ってきました。
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[駅閑散]









駅前から奥の院行きのバスに乗って、バス専用道路を10分で、最初のバス停『女人堂前』。
明治初めまでの高野山は女人禁制だったので、女性のための参籠所の一つだったのがこの女人堂。
ここからいよいよ真言宗の総本山、金剛峯寺高野山の山内です。
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 [ようやく]












6月になって高野山は新緑から深緑へ衣替え。
この夜は宿坊に泊って精進料理なので、昼食はカツ丼を食べた、信心深くない自分でした。
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[深緑]



2014年06月11日

高野山ケーブル

さて極楽橋駅から高野山駅までは距離にして830mですが、その高低差が330mなので、その傾斜のきつさは相当です。
ここを5分で登っていくのが高野山ケーブル。
観光列車『天空』の車輌にはトイレがないので、トイレに寄ると発車時間ギリギリで急ぎます。
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[発車間際]









内部はそのきつい傾斜と同じ急階段の階段椅子、この日はガラガラです。

 [階段座席]


















わずか5分間の乗車ですが、撮り鉄としてやることがあるのです。
先頭の窓越しに、車輌交換場所での定番写真。




[車輌交換]















途中、山の中にこんな幕が・・
スカイツリーと同じ標高といわれてもねぇ・・ふ~ん
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 [ムサシ]



2014年06月10日

『天空』に乗って極楽へ

タイトルだけでは何のこっちゃと思うでしょうが、高野山に行くには難波から南海電車で極楽橋まで行き、さらにケーブルカーに乗り換えて高野山駅着。
そこから10分ほどバスに乗ってようやく高野山内へたどり着きます。

いろいろ調べてみると、橋本から極楽橋まで『天空』という観光列車があるらしい。
鉄ごころが刺激され、せっかくなので乗ってみることにしました。

橋本駅で初めて見る『天空』は赤と緑の外装で、どこかで見たことあるなと思ったのですが、そうそう、琵琶湖側から比叡山に登るあの坂本ケーブルと同じような色使いなのですな。
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[天空]









座席はほとんどが谷側に向いていて、楽しそうな感じ。
この日はガラガラだったので、先輩アテンダントが新人教育をしています。
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 [教育中]












箱根登山鉄道を思わせるような車輪の軋みの音を立てながら、1000m進むと50m登るという急勾配をゆっくりと進みます。
先頭車両から前方を見ると、脱線防止の補助レールが右に左に設置されています。




[補助レール]















そしてようやく標高539mの極楽橋に到着です。
「極楽へ渡る橋」とは、なんとも仏教的な名前の駅ですな。
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 [極楽へ]




2014年06月08日

弘法大師に会いに行った

自分は特に信心深いわけではないのですが、我が家のお寺さんは真言宗なので、死ぬ前に一度くらいは高野山に行って、弘法大師に会ってこなければバチが当たるのではと考えて、高野山に行ってきました。
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[高野山]









高野山は少し前から興味を持っていたのですが、山形から高野山まで行くその不便さから機会に恵まれず、そのためにますます天空の宗教都市に泊まってみたいと思うようになったのです。

なぜ「大師に会いに行く」という表現をしたかといえば、高野山では弘法大師は死んだことにはなっていなくて「入定(にゅうじょう)」 していることになっているのです。

そのために高野山では、奥の院の御廟で弘法大師に毎日2回食事が運ばれているのです。
御廟は撮影禁止なので写真はありませんが、運良くその食事を運ぶお勤めを目にすることができました。

今回は南海電車の初乗車の鉄分補給という目的もあったので、順に明日からアップします。
とりあえずの写真は高野山の大門。
最初の写真は、この大門の『高野山』の文字です。
本来はここから山内に入るのが順番なのでしょうが、順不同で初日の夕方に行ってきました。
大きさは観光客と比較してください。
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 [大門]

2014年06月05日

名医は金で買う時代

こんばんは。
昨日は「虫歯予防デー」でしたが少子化の影響か、虫歯減少のためか、昔ほどマスコミで騒がなくなりましたね。

ところで去年の9月にもアップしましたが、同じような勧誘の郵便物が5月初めに届きました。
どうやら時代は『名医は金で買う時代』になっているようです。




[勧誘]















今回は週刊朝日ムックの「いい歯医者2014」だそうです。
え~と、簡単に言えばですね、
「こんな本を出すので広告を出しませんか? カラーディスプレイ広告は大きさによって13万円から100万円。カラー記事体広告は30万円から2ページで180万円ですよぉ~  広告を出せば、あなたも いい歯医者さんになれますよ~」という勧誘なのです。
おっ、税別なので最高で税込み200万円弱ですか。
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 [申告用紙]












「記事体広告」というのはですね、いわゆる取材広告とも言い、よく雑誌やガイドブックに特集記事みたいにして、いかにも出版社が取材したように見せかけて、実際はお店や旅館側で多大な広告費を出して記事にしてもらう・・という、よくある手口。
こんなふうな記事になるのだそうです。
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[名医の見本]









でも実際にそのお店や旅館に行ってみると期待外れという思いをした経験のある人も多いのではないでしょうか?
そりゃあ、その広告代金もお客側に上乗せされるのですから当然だわね。
旅館などは1回の記事体広告で、もし200人のお客さんが来ると、1人当たり1万円が上乗せされるわけですな。
そんなに来るのかいな?と、思ってしまうのですが。

自分もそんな期待外れの思いを何度もしているので、京都で食事や買い物をする時などは、地元の人のブログ記事を参考にしてお店選びをすることが多いです。

まあ、名旅館とかレストランの広告中心のガイドブックと同じレベルなのでしょうが、この雑誌が発刊される予定の今月末に、店頭でペラペラとページをめくって、誰がどれだけの広告料を払ったのかを楽しみに見てみます。
今や「名医も金を払って自己申告する時代」なのですな。

いやいや、そんなお金があったならば全部遊びに使いたいと思っている、やる気のない歯医者のたわ言でした。

ところで自分は明日から、ムックに大金を捨てるよりもずっと少ない費用で、弘法大師に会いに高野山に行ってきます。
興味があったら、全部クリックしてど~~ぞ!


urutorahurosu at 21:52|PermalinkComments(5)歯にまつわる話題 

2014年06月04日

プチ贅沢

首都圏で1時間程度の移動の時、グリーン車を使うと便利です。
ロングシートでは食事ができませんが、グリーン車ではゆっくり食事ができるので、移動の時間の節約にもなります。
グリーン券は乗車してから車内で買うよりも、ホームのグリーン券販売機で買うほうが安くなります。

さらに東海道本線ではちょっとしたウラ技があります。
東京~大船間までならば、特急踊り子号の自由席は特急券が510円。
普通・快速電車のグリーン券よりも速くて安いのです。

グリーンの2階席からならば、普段よりも少し高い目線からの鉄道写真が撮れるのも楽しみの一つです。
首都圏での、プチ贅沢でした。

写真は2階席からのホーム光景。
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