2014年05月

2014年05月30日

逃避行

明日で東北六魂祭から一週間。
山形市の夜の街は静かでした。

先週末の六魂祭初日は大混雑を予想して、山の中の温泉へ逃避行。
昼の祭りだったので、じゃらんで検索すると、周辺の温泉は結構空室があったのですが、白布温泉という車で1時間半ちょいの温泉に泊ってきました。

白布温泉は江戸時代には福島の高湯温泉や蔵王温泉とともに奥州三高湯として知られ、かつてはわらぶき屋根の旅館が3軒連なった光景がシンボルでしたが、火災で2件が焼けてしまいました。

今回はその中でも再建された東屋旅館に行ったのですが、お風呂は江戸時代からのままで、部屋は新しくて快適です。
米沢市周辺の温泉では、名物の米沢牛すき焼きと鯉の甘煮が中心の食事が多くて、いかにも血糖値が上がりそうなのですが、ここはきのこ鍋などヘルシーな食事の料金も安めのプランがあるのでお気に入りの宿のひとつです。

白布温泉のすばらしいのはそのお湯。
そう大きくもない浴槽に、3mの高さから写真のような3本の湯滝(板塀で全部見えません)がドボドボと流れてきて、そのお湯の新鮮さは、まるでお湯の川に入っているようです。
温度は42度の適温で、無色透明のお湯の中に白い湯花がたくさん浮いています。

温泉で大切なのは、成分の濃さだけではなくお湯の新鮮さも大切な要素で、どこかの温泉のように確かにお湯は名湯で源泉掛け流しでも、温度調整のためにチョロチョロとしか浴槽に流れてこないのでは、新鮮さに疑問符がつきます。

そう大きくもない旅館なので、外来客のいなくなった浴槽はほぼ貸し切り状態。
到着後、夕食前、夕食後、朝の未明の時間と温泉三昧の一夜でした。
写真は朝のお風呂。
湯滝から流れ込んだ分のお湯が、浴槽のふちからどんどん溢れている新鮮温泉です。
クリックして温泉気分をど~ぞ!
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 [新鮮温泉]

2014年05月29日

静と動の祭り(六魂祭)

仙台七夕まつりは静の祭りなので、七夕飾りは市役所前に展示され、六魂祭パレードには仙台すずめ踊りが参加。
まずはお囃子連はいい構図で撮れました。
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[仙台すずめ]









なにせカメラの場所移動ができないので、すずめ踊りは人の頭が写りこんでしまってきちんと撮れません。
代わりに可愛い「せんだい・杜の都親善大使」です。
いかにも大学生と言う感じで若~い。ニュースのインタビューにも出ていましたな。
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 [親善大使]












パレード最後のトリはやはり青森ねぶた祭り。
ねぶたは本番よりも一回り小さいコンパクトサイズでしたが、踊る跳人(はねと)の衣装の華やかさと賑やかさは写真になります。
できれば夜にストロボを使って撮りたかった。
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[跳人たち]









片方の足で2回跳んでもう片方で2回跳ぶあの熱気はすごいのですが、体力も相当消耗するようで、自分のところに来た頃には皆んなゼイゼイと、相当お疲れでした。
でも子供を抱いたママ跳人は元気いっぱい。
母の力は強いです。
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 [ママ跳人]











これで東北の夏祭りダイジェスト版パレードは終了。
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2014年05月28日

さんさ踊りとわらじまつり(六魂祭)

東北の夏祭りを春にダイジェスト版で全部見られる六魂祭パレードですが、一番写真を撮りやすいのが岩手 盛岡の「さんさ踊り」でしょう。

太鼓を叩きながら踊るその姿はダイナミックで、見事なバチさばき、若い踊り手の指先のしなり、笛を吹きながら踊る時の口元など、写欲をそそります。
体の芯まで揺さぶられるような太鼓の響きを実感したい人は、ぜひ夏の盛岡で本番のさんさ踊りをどうぞ。
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 [バチさばき]

次の写真は福島市わらじ祭りの「大わらじ」。
傾けて沿道の観客に触らせて、ご利益のおすそ分け。
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[大わらじ]









これだけではいかにも地味ですが、「大わらじ」の後はヒップホップのリズムに乗りながら「ダンシングそーだナイト」で盛り上がります。
本番では、どこかのパレードのように休憩などせずに、1時間半フクシマの夜を踊りまくります。
写真を撮りたい人は、登録して許可をもらえばパレードの中に入って至近距離で撮影できますので、8月第一週末は福島市にどうぞ。
今回は撮影場所の移動ができないのですべてイマイチですが、全部クリックしてど~ぞ!
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 [ダンシングそ~だ]

urutorahurosu at 04:39|PermalinkComments(3)写真の話 

2014年05月27日

六魂祭パレード(山形人は真面目)

東北六魂祭の目玉はなんといっても東北六県の代表的祭りのパレードなのですが、第1回目の仙台市は大パニックで、前回の福島市も大混雑で近づけず、今回も諦めていましたが・・
たまたま六魂祭2日目に行ってみて、山形人の生真面目さをつくづく実感したのでした。

この2日間は、市内中心部の大規模な車の規制が実施され、ほとんどの人は郊外の駐車場からシャトルバスで中心部に行き、そこから徒歩で各イベント会場に向かいます。
そのためか、中心部近くの規制していない道路は逆に普段よりもガラガラで、有料パーキングも空き有りの状態。

無理かなと思いながらも開始30分前にパレード会場に着くと、以外やスムーズに入場できて、観客は道路の両側に皆んな腰を下ろして通路も確保されています。
警察やボランティアスタッフの努力もあるのでしょうが「この整然さは何なんだ」と思うほどで、いかにも山形人らしい真面目さを感じました。

最後列で立っていると、沿道に住むM先生とバッタリ会ったので話を聞くと、やはり前日は身動きがとれないほどの人で、観客の頭越しにちょっとしか見られなかったそうです。
前日の反省でこの日はスタッフが、皆が見られるようにと相当頑張ったのでしょうな。

というわけでパレードが始まりました。
パレードといっても、まあ東北の祭りのお手軽ダイジェスト版のような感じの1時間ほどのパレードなのですが・・

まずは秋田の竿灯。
順番からするとたぶん来年は秋田なので、大きな竿灯を十数基持ってきて大アピール。
さすがにパレードはできないので、道路の辻々で演舞を披露して観客を盛り上げます。

 [竿灯]

次が花笠踊り。
地元なので400人くらい踊ったようです。
山形人は真面目なので、花笠踊りも皆んな口を一文字にして真剣に踊るので、とても写真にしづらいのですが、今回は特に笑顔でと指導されているようで、本番の祭りよりは笑顔が多かったようですな。

でもどうせなら、踊り手の平均年齢をもっと下げてほしかった。
それでもレンズは自然に若くて可愛い子に向いてしまうもので・・
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[花笠美人]









わが歯科医師会の歯科専門学校の学生さんも踊ったのです。
彼女たちも踊りが休憩になった瞬間に笑顔がこぼれます。
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 [歯科専]





urutorahurosu at 05:15|PermalinkComments(2)写真の話 

2014年05月25日

月光仮面のようなブルーインパルス

東北六魂祭初日は、ブルーインパルス6機による展示飛行。
前日の練習を少し見られたので、職場のささやかな屋上から撮影することにしました。

昼12時半過ぎ、大きな飛行音と共にどこからともなく彼らはやってきて、一糸乱れぬ編成飛行を始めました。
昨日の空は晴れなれど完璧な快晴というわけにはいかず、なんとなく薄曇り気味で、PLフィルターをつけてもコントラストが低めに写ってしまいます。
なので、撮影後に写真のコントラストを上げて、空も青空らしくしてみました。
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[参上]









屋上とはいえ周りは住宅地なので、どうしても電柱や電線が邪魔で、画面に写ってしまってゴメン。
まずは煙を吐きながら急カーブ。
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 [急カーブ]












そして今度は急降下かな?




[急降下?]















30分弱の飛行後、最後は東北六県の復興を祈念して、五輪ではなく六輪を描いて、疾風のように去って行ったとさ。
「疾風のように 現れて 疾風のように 去って行く・・」
ブルーインパルスはまるで、月光仮面のようでした。
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 [六輪雲]

urutorahurosu at 17:03|PermalinkComments(5)写真の話 

2014年05月24日

六魂祭から逃避行

今日と明日は東北六魂祭。
山形市には両日で20万人超の人が集まります。
夏の花笠祭りの時は新聞では3日間で100万人の人出と、約一ケタほどの大ウソを書きますが、今回は本当に1日で10万人が集まる予想です。

市内の中心部からパレード会場まではほとんどが車輌規制。
その区間周囲の通行可能な道路は大渋滞必至。
人々は歩いていくか、並んでシャトルバスに乗るしか交通手段がなくなりなります。

そして、やっとパレード会場近くに辿り着いても、たぶん入場制限でパレードに近づくこともできません。
これは過去の六魂祭と同じパターンです。

理系の頭で単純に計算しても、約1キロのパレードコースは両側で2キロの観覧場所がありますが、もし幅1mの場所に前から2列で15人くらい押し込めても、3万人しか収容できません。
つまり7万人がパレード会場から締め出されて、他のイベント会場に行かざるをえないわけです。

というわけで、今日は12時半からブルーインパルスの展示飛行を屋上から撮影して、その後は山の中のお気に入りの温泉に逃避行。
超快適な名湯にふやけるまで浸かって、ここ数日の寒さでバランスが崩れかけている体をリフレッシュすることにしました。

たぶん山形市のイベントとしては過去最大なので、さすがに市内のホテルだけはほぼ満室のようですが、近隣の温泉は結構空いていて、経済効果はどのくらいのものなのでしょうか?

写真は今日と明日の交通規制のパンフレット。
お出かけのかたはクリックしてど~ぞ!

 [交通規制]



urutorahurosu at 05:58|PermalinkComments(4)今日このごろ 

2014年05月23日

三社祭情景

昨日、今日と・・・寒いです。

さて三社祭の浅草界隈はスナップ撮影の宝庫です。
神輿の追っかけをあきらめて、界隈をウロウロすると、あちらこちらに絵になる光景が見られます。
朝の逆光気味の光の中で、子供たちを主役に撮った写真をアップしてみます。

大人はタバコ、ぼくジュース。




[嗜好の違い]















集合場所へ向かうお囃子の女の子たち。
頭のピンクの手ぬぐいがポイントです。

 [ピンクの手ぬぐい]


















子供の祭り衣装を直す、このような光景はそこかしこで見られますが、朝陽が当たっているこの1枚を。




[親ごころ]















強面のオッサンも、半纏の赤ちゃんを見れば思わずニッコリ・・いや、若いお母さんにニッコリ。
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 [談笑]



urutorahurosu at 05:43|PermalinkComments(2)写真の話 

2014年05月22日

新柄の「つばさ」や足湯やら

先日、駅ホームで見かけた新柄塗装の「つばさ」くんの回送列車。
「こまち」のE6系と同じ某デザイナーの作品らしいですが、山形の田舎風景に合うのでしょうかなぁ・・
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[お色直し]









「こまち」のジャパンレッドにはマイッタ!と思いましたが、この「つばさ」の塗装はパッとしませんな。
「やまびこ」と連結したときの相性を考慮したのでしょうか?
「はやぶさ」と「こまち」の接吻編成は絵になりますからね。

真横から見るとこんな感じ。
どうせならば、赤とか黄色とか緑とかオレンジ色とか七色の編成を作ると、それぞれの色の「つばさ」に乗る楽しみも増えて話題になりそうですが、そういう発想は・・・JRにはないでしょうな。
まあ、電車好きの人はクリックしてど~ぞ!
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 [横顔]











そういえば「つばさ」にイベント用の観光車両を作るそうですが、6両編成の最後尾車両には、な、なんと足湯を作るというではないですか。
当然循環させるのでしょうが・・・列車内ではどれだけ清潔を維持できるのでしょうか?
・湯船と違ってみんな足を洗わずに入る。(水虫菌がウジャウジャよ)
・入浴施設でないので、たぶん保健所の水質検査の対象外。
・塩素消毒すれば、車内は塩素臭くなるし、肌も塩素で荒れますな。
「混浴 足湯」でしょうが、もしも入るなら一番風呂に限ります。


urutorahurosu at 04:45|PermalinkComments(5)今日このごろ 

2014年05月21日

三社祭界隈

祭りの写真はなにも神輿やパレードだけが被写体ではありません。
朝の祭りの準備光景や、祭りにはしゃぐ子供たち、この日だけは腰が伸びる老人たちなど、被写体はたくさんあるのです。

まずは、予定時刻より早く神輿がやってきそうだと言う情報に、手ぬぐいで頭を整えるお姉さん。
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[準備中]









こちらは、頬かむりで出番を待ちます。
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 [頬かむり]

urutorahurosu at 06:07|PermalinkComments(2)写真の話 

2014年05月20日

祭り人の表情を撮る

さて、神輿の周りの人たちの頭の隙間から、祭り人たちの表情を撮ろうと思うのですが、これだけの密度で押し寄せられると、なかなか思うように撮れません。

いい表情だなと思ってシャッターを半押しして、オートフォーカスでピントが合うまでのタイムラグの間に、人の頭がファインダー内に飛び込んできます。

そんな中でよけいな頭が写っていない祭りの人たちの表情写真。
笑顔があり、
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[笑顔あり]









神輿の重さに必死に耐える顔あり、
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 [必死顔]












そしていつもの特等席で、今年もハワイから来た元気なバァちゃんのこの表情も、立派な祭りびとの顔。
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[特等席]

urutorahurosu at 05:35|PermalinkComments(3)写真の話