2014年03月

2014年03月31日

買いだめか 節約か!

明日から増税ということで、昨日は買いだめに走る人が多かったことでしょうな。
でもちょっと考えてみませんか?

8%と騒ぐけど、増税分は3%、1万円分買って300円です。
単価が10万円以上の必需品ならば買っておいたほうがいいかもしれませんが、ティッシュや洗剤などの消耗品は1万円分買っても300円しか違いません。

人間、目の前に物がたくさんあると、ついつい浪費してしまいがちです。
例えばティッシュの箱が1万円分目の前に山積みされていると、たぶん300円分より多く、パッパッと使ってしまうと思うのです。

洗剤も1万円分家にあれば、1回に洗濯機に入れる洗剤の量も、ちょっとは多くなってしまうのではないでしょうか。

震災後にガソリンが不足した時、残量を考えてアクセルを控えめに燃費を考えて運転していたように、残量ギリギリまで節約して使う方が、3%よりもお得なような気がします。

というわけで、我が家は買いだめはせずに、雨の昨日はガソリンだけ満タンにして、ほとんどインドアで過ごしたのでした。

写真は某不動産屋さんの張り紙。
この買い物は、さすがにもう間に合いませんな。
物件の詳細は、クリックしてど~ぞ!
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 [売れ残り]



urutorahurosu at 05:42|PermalinkComments(8)今日このごろ 

2014年03月30日

京の桜に染まりたくて

4月3日の午後から今年も桜の京都に行きます。
桜にもいろいろありまして、ソメイヨシノは27日にようやく開花したようですが、すでに見ごろの桜もあるようです。

金 土曜日は一日を4つに分けて、朝めし前の部、午前の部、午後の部、夜桜(咲け酒)の部と、桜に染まりたい。

今日は日本列島暴風雨?
満開を過ぎた桜は一気に散ってしまいますが、満開前の桜は散りませんのでご安心を。

今日はホテルに宅配で送る荷物の準備です。
桜、早く咲け咲け、酒・・・
去年の京都の桜ですがクリックしてど~ぞ!
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 [桜日和]

urutorahurosu at 05:12|PermalinkComments(7)めぐる季節 

2014年03月28日

原子力にかけた(幻の)夢の始まり

いわき市に住んでいる大学の同級生のFacebookから知ったネタですが、60年前の1954年7月2日の毎日新聞の記事(たぶん社説?)です。

『さて原子力を潜在電力として考えると、まったくとてつもないものである。
しかも石炭などの資源が今後、地球上から次第に少なくなっていくことを思えば、このエネルギーの持つ威力は人類生存に不可欠なものと言ってよいだろう。』
・・・(中略)・・・
『電気料は2000分の1になる。
原子力発電には火力発電のように大工場を必要としない。大煙突も貯炭場もいらない。
また、毎日石炭を運び込み、たきがらを捨てるための鉄道もトラックもいらない。
密閉式のガスタービンが利用できれば、ボイラーの水すらいらないのである。
もちろん山間僻地を選ぶこともない。ビルディングの地下室が発電所ということになる。』

我々の先輩たちは、原子力発電についてこんなに無知で子供っぽい発想で国策をスタートさせたのですな。

原発というのは高級なシステムでは全くないのです。
原発というのは約200年前にジェームズ・ワットが発明した、とても古めかしい蒸気機関の一種で、それも大変効率の悪い「できそこないの蒸気機関」であるということを、なぜ誰も指摘しなかったのでしょうか。

今や日本は世界一高い電気代を払っています。
原発を作り始めてからは、人口密度の低い僻地に補助金の包装紙に包んで押し付けて・・・
水もいらないはずの原発が、冷却水がなくて爆発して、現在も放射能は空に海にばら撒かれ、事故は継続しているのになぜか収束宣言や安全宣言が出たりしています。

この記事の後段を読めば、すべてが絵空事だと誰でも笑ってしまうのに、60年前は本気にして儚い幻の夢を見ていたのですな。
そしてこの儚い幻の夢が、悪夢の始まりだったわけです。
続きはまた後日書きますね。

こんな写真を見ると、放射能汚染物質を持て余している今の日本をイメージしてしまうのです。
クリックしてど~ぞ!
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[廃棄物]




urutorahurosu at 05:56|PermalinkComments(1)今日このごろ 

2014年03月26日

最後のブルートレイン「北斗星」

とうとう「北斗星」が最後のブルートレインになってしまいましたね。
「カシオペア」や「トワイライトエクスプレス」は車輌の色がブルーではないので、ブルートレインと呼ぶわけにはいきません。

「北斗星」は最初は北斗星1号から確か3号か4号まであって花形列車でしたが、いつの間にか1往復だけになってしまいました。

昔、仙台~函館間を2回ほど乗りましたが、仙台発23時頃で函館着5時前後で真っ暗で、サロンカーなどを楽しむこともできませんでした。

「あけぼの」は上野駅発21時15分なので、一杯飲んでから撮影をしてホテルに戻るのですが、「北斗星」の場合は19時05分発なので、撮影後に飲みに行きます。

先頭はブルーのEF510形電気機関車で、側面に北斗星のマークがペイントされています。
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[北斗星]









でもたまには「カシオペア」専用の電気機関車で牽引することもあるようで、この日はカシオペアが北斗星を牽引していました。
どちらもEF510形で上野~札幌間ですから、互換性はあるのですな。
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 [合体]

2014年03月23日

「お久しぶりね!」が「初めまして!」になる理由

「食べる」ことには二つの意味があります。

一つ目の意義は、自動車がガソリンを燃やして動くように、我々も食べることによって動くためのエネルギーを得ることです。
これは人間の体を機械として見た場合、心臓をポンプに例えられるように、わかりやすい考え方でもあります。
しかし一方、人間を部品の集まりのように見る、誤った考えに傾いてしまいます。

人間は機械とは違って生き物です。
人間と機械の違いは、ガソリンで機械を作ることはできませんが、動物は食べ物から自分の身体を作ることで生命を保っているということです。

我々の体の中の細胞は、一定の期間を経ると死んで老廃物として流れていきます。
「食べる」ということは、その細胞の死を補うために新たな細胞を次々と生み出し、命の流れを絶たないようにしている、これが二つ目の意義です。

動物は時間がたてば、いずれ体の細胞はすべて新しいものに入れ替わります。
なので、久しぶりに会った人に「お変わりなくて」と挨拶するのは間違いで、「初めまして」と挨拶するのが本当なのかもしれません。
だって、その人の体の細胞は、すっかり入れ替わっているのですから。
身体の内部も外部の皮膚もすべて入れ替わっているのに、外見も中身も私が私であることに変わりない、「自己複製」とも言える命の不思議さです。

写真は着物姿に変身して秋の京都をお散歩するオネェさんたち。
外側だけ変身していますが・・いいですな
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[変身]



urutorahurosu at 09:15|PermalinkComments(3)歯にまつわる話題 

2014年03月21日

お彼岸雑感

彼岸なのに・・・『寒~い』
連休なのに、珍しく引きこもっています。
以上・・・。

いやいやお彼岸の頃は荒れることが多いですね。
山形は昨日からちょうど雪と雨の境界線で、雨が雪になったり、それが又みぞれになったりと、忙しい天気でした。
夜には、水分をこれ以上含み切れないような積雪が、路面にまるで水羊羹を敷いたような状態を作り、北側の窓ガラスはみぞれがびっしりと張り付いて、ガラスが冷やされ室内面は結露がすごかったです。

今朝も雪が舞い、玄関の外はこんな感じ。
もう新緑の気配があってもいいころなのにねぇ。
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[彼岸雪]









庭の土の中から顔を出している、ちょうど食べごろのフキノトウも寒そうです。
昔「ふきのとう」という札幌のフォークデュオがいましてね、ヒット曲が『白い冬』という静かな白い冬を歌った曲。

そして『春雷』という、ちょうど今回のような春の嵐を歌った曲。
どちらも名曲です。
これが我が家のフキノトウ。
わかりづらいので、クリックしてど~ぞ!
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 [皮かむり]











「あまちゃん」の舞台となったドラマの北三陸市(久慈市)では1日で55センチ積もったとか。
沿岸部はあまり雪は積もらないのですが、お見舞い申し上げます。


urutorahurosu at 18:18|PermalinkComments(3)めぐる季節 

2014年03月19日

絵馬と梅の香

高知でソメイヨシノの開花宣言が出たのに梅の話で恐縮ですが、雪国ではまだまだ梅の開花の気配もありません。

さて東京の湯島天神には境内に入るまでに、ご存知の通り急な男坂とそれよりも緩やかな女坂がありますが、緩やかな女坂を登っていく途中ほのかな梅の香りがして、この時期の雪国人にとってはこの上ない春の香りのプレゼントです。

ところが境内に一歩入ると、たこ焼きや焼きソバなどのソースの臭いが強くて、肝心の梅の香りは何も感じられなくなってしまいました。
梅は仄かな香りを楽しむもの。
境内はC級グルメのランチ場所ではないはずで~す。

ちょうど受験シーズンなので、満開の梅の下に合格祈願の絵馬が山積み。(こういう表現はおかしいのかな)。




[合格祈願]















どうやら合格祈願だけではなく合格御礼と2回お参りさせるのが天神様のルールらしく、これも商売繁盛のコツなのかと、妙に納得。
次の写真も青空の下の梅と絵馬。
これしか撮るものはありません。
全部クリックしてど~ぞ!
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 [受験シーズン]



2014年03月17日

「なんだべ こいづぅ・・!」

日本人は「三大○○」というのが好きらしく、調べてみるといろいろな三大○○があるようです。

越生梅林も「関東三大梅林」と聞いたので、さぞ素晴らしいのかと思ってわざわざ行ってみたのですが、思わず出た言葉が山形弁で「なんだべ こいづぅ~・・!(訳:なんだ都心から1時間半もかけて山形から三脚も持ってせっかく来ておまけにバスの時間が待ちきれずにタクシーで1000円ちょっとかけてわざわざ来たのに畑に白い梅がただいっぱい咲いているだけではないか青梅の吉野梅郷に比べたら話にならない写真にならないもう来ない)」でした。

畑の中に木製の展望台なるものがあるのですが、入場料を払った時受付の高校生のネェちゃんが「大したことないですが・・」といっていた通り、三脚を立てても電線が入ったりして撮れる景色がありません。
お客さんも畑の真ん中にある出店の食べ物に集中しています。

シャッターを押したのが十数回。
それなりに撮ってはみましたが「美しいものをより美しく」撮れた場合は感動がありますが、「そうでないものをそれなりに何とか」では、感動がありません。
写真と実際は大違いですからあしからず。
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[それなり梅花]









福寿草が満開ということですが、梅の木の根元に等間隔で人工的に植えられた福寿草は何の感動もありません。
福寿草というのは、雪国の早春 日の当たる土手に、自然に雪の中から咲いてくるから感激するのです。
福寿草の周りは、白い雪でなければ可愛くありません。
それでも背伸びして上から梅の花と一緒に撮ってはみましたが・・
というわけで、さっさと撤収!
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 [梅と福寿草]












去年も行った青梅市の吉野梅郷は梅が密度濃く山の斜面に咲いているので素晴らしい景色ですが、今年は例の大雪で開花が遅れ、たぶん今度の週末あたりからが見ごろでしょう。
しかもその後、梅の木の病気のためにほとんどの木が伐採されてしまうようで、自分が生きている間はもうあの風景は見られないでしょう。
なので、一昨年の吉野梅郷の写真です。
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[吉野梅郷]






urutorahurosu at 05:17|PermalinkComments(4)写真の話 

2014年03月15日

さよなら「あけぼの」

昨夜で寝台特急「あけぼの」が引退しました。
TVのニュースでは、上野駅13番線ホームに押し寄せた鉄ちゃんたちの様子を放映していましたが、最後の「あけぼの」は今日の6時20分に上野駅に到着するので、行けば会えるんですよ。
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[あけぼの]









実は今日、今から東京に行くので、もしかしたら荒天で「あけぼの」が大幅に遅れれば、上野駅で会えるかなと、淡い期待を持っていたのですが、現在平常どおり運転中のようなので無理のようです。

なにしろ超長距離列車なので、大雪や強風で遅れたり運休は珍しくない列車。
去年の冬は、朝上野駅に行って聞いたら、5時間遅れで今どの辺を走っているかわからないという返事でした。

今後は繁忙期に臨時列車として運転されるようです。

当初は奥羽線経由だったのが新幹線開業によって東北線・陸羽東線経由になり、そして高崎・上越・羽越線経由でと、波乱万丈の44年間でした。
ご苦労様ですな。

いよいよ最後のブルートレインは上野~札幌間の「北斗星」のみ。
これは北海道新幹線ができると、たぶん青函トンネルを通れなくなるので、引退後の臨時列車はないでしょう。
もちろん今夜は「北斗星」を撮りに行きますよ。

今日の写真は先頭の機関車とテールライト。
全部クリックしてど~ぞ!
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 [テールライト]

urutorahurosu at 05:35|PermalinkComments(6)旅写真 

2014年03月13日

山形県写真展

今年も山形県写真展に1点だけ入選して、23日まで山形美術館に展示中です。
同業者の先生たちの作品も何人か、一緒に展示されています。

今年の公開審査は例の大雪で審査開始が翌日の昼過ぎからと大きくずれ込み、除雪のために最後まで見ることができませんでした。
一回目の審査では2点通って、ここまでは見ていたのですが、次の審査で1点は落とされてしまったようです。

飲み仲間のS先生も初入選、寒河江の後輩のI先生、米沢の友人S先生(2点)、川西の先輩F先生(3点)と、とりあえずは良かった良かった。
でもここから上位へは年々厳しくなっていくようで、自分は今後も見込みが薄いかな。
まあ、楽しみ優先の撮影行。
これでぇ~いいんだぁ~・・
というわけで、去年の2月の記事にアップしましたが、再アップで「旅立ちの朝」
クリックしてど~ぞ!
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 [旅立ちの朝]

urutorahurosu at 16:58|PermalinkComments(6)写真の話