2013年07月

2013年07月30日

下町サンバにゲリラ雨

隅田川花火が開始30分で中止になったゲリラ雨の日に、今年も恒例の下町商店街のサンバパレードの追っかけをしました。
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[下町サンバ]









パレードは夕方近くから3回あって、1本目の後半から参加して撮影しましたが、メインの3本目は折り返し地点近くから、そのゲリラ雨。
ダンサーは雨が降ると背負っている羽根が濡れるので、雨が降り始めるとスタッフがすばやく背中の羽根をビニール袋に収納します。
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 [まだ降り始め]












チームはそのまま全身ずぶ濡れになりながら踊りましたが、折り返し地点でパレード中止。
こちらもカメラを雨から守るため、撮影どころではありません。
これは雨宿りの八百屋さんの軒先から撮影。
傘を持っている人以外、とても歩けるような状態ではないので、歩いている人はまばら。
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[驟雨]









なかなか止まないのであきらめて、帰りは完全ずぶ濡れになりましたが、汗対策で、登山用の上下の下着と帽子着用だったので、肌が冷たい思いはせずにホテルに帰還。
最近の登山用品の性能を実感できました。
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urutorahurosu at 04:41|PermalinkComments(4)写真の話 

2013年07月28日

ゲリラ豪雨

みるみるうちに雲が立ち込め、一気に暗くなったと思ったら思いっきり雷雨。
こんな天気が最近多いですね。
昨日、午前の診療を早めに切り上げて駅に向かったら、着く直前から雨が降り出し一気に雷雨。
これ幸いとカメラを取り出して、屋根のある場所から駅前のバス停付近を撮ったのですが、人がほとんどいなくてようやく撮れた1枚です。
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[雨の駅前]









「つばさ」の車中からも途中、ゲリラ豪雨の雲を発見。
雲の向こうには天使の階段の光芒も見えました。
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 [ゲリラ豪雨の雲]



urutorahurosu at 20:39|PermalinkComments(5)めぐる季節 

2013年07月25日

当たり前のありがたさ

知らなかったのですが、県内各地で断水です。
今週の豪雨で川の水が濁り、浄水場で処理し切れずに、山形市周辺の市町村で大規模断水しています。
どうやら水の濁りがおさまる今週いっぱいくらいは完全復旧できないようです。
温泉地の旅館は休業、大量の水を使う人工透析の診療所は患者さんを周辺の病院へ、自衛隊の給水車もフル稼働です。
当然歯医者さんも休診が多いでしょう。

山形市の水道は問題ないので半分他人事のようでしたが、聞いてみると当医院の天童市のスタッフは家が断水、寒河江市のスタッフのアパートも断水で昨日から実家の山辺町で生活、実家が上山市のスタッフは、実家が断水なので山形市内の彼女のアパートまで水を汲みに来ているそうで、大変な状況のようです。

震災の時と違って水道と鉄道以外は問題ないのですが、普段当たり前に使っている水のありがたさを改めて考えさせられました。
写真は清流の町、郡上八幡の風物詩。清流吉田川に高さ10mの橋から飛び込みます。
夏は、人々の生活は水とともにあるのです。
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[風物詩]









この橋の1本上流の高さ8mの橋。
おねえちゃんたちに、「手を広げて飛び込んでね」と頼んで真上から撮影。
水の中から「おじさ~ん、いい写真撮れた~?」「撮れたよぉぉ~・・、ありがとうね~」
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 [郡上女子]











もう7年前の写真です。
朝から好きなだけシャワーを浴びていることに感謝と反省!
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urutorahurosu at 05:04|PermalinkComments(5)今日このごろ 

2013年07月24日

今週は山形も全国区

全国的には地味なイメージの山形ですが、先週末から今週は、「山形」の名前が出ることが多いです。
まず首都圏の駅や電車内では、山形新幹線が山形~新庄間で終日運転見合わせという電光掲示が出ています。原因は北山形駅の信号装置火災のためで、山形から北へ伸びる左沢線、仙山線、奥羽線も全部不通。
たぶん今週いっぱいダメです。

ついでに数日前からの梅雨末期の大雨で、山形各地に避難勧告や警戒情報。
一時山形以南の山形新幹線も不通になって、山形は孤立状態みたいになりました。
雨は峠を越しても、川が濁って各地で断水、自衛隊の給水車出動、今日もまだ復旧せず。
今朝もニュースで、養豚場が濁流に流されて豚も流されたとか・・・
あっ、山形市内は特に問題なしです。

昨日の東京もゲリラ豪雨ですごかったようですね。
東京は地面の露出がほとんどないので、降った雨は低い場所に向かって流れるだけ。
渋谷駅などは谷底にあるので、スクランブル交差点はどうだったのでしょうか?
きっと面白い写真が撮れたかもしれません(不謹慎)。

こちらはまだ梅雨明けしもていないし、今年は梅雨明けがないのかもね。
写真は先月末のゲリラ豪雨のような夕立ち。
ここはどしゃ降りなのに向こうは青空も見えるという変な天気のミニゲリラ雨を、会議に向かう車の中からコンデジでパチリ。

 [ゲリラ雨]

urutorahurosu at 05:06|PermalinkComments(3)めぐる季節 

2013年07月22日

夏だ サンバだ!

参院選は早々と不在者投票を済ませていて、週末高崎出張の途中、埼玉の鶴ヶ島でサンバパレードの撮影です。
鶴ヶ島は初訪問で、駅前広場は静かでサマーカーニバルの気配なし。
チラシ配りのオネェさんに聞いても「さぁ~、たぶんあっちかな?」
あっちのほうに歩いていくと、ようやく太鼓の音が聞こえてきました。

目玉はサンバパレードで、浅草サンバ昨年準優勝の仲見世バルバロス。
ここ数日やや涼しくなって、この日の夜風ではパレードの追っかけをしても、あまり汗をかきません。

ストロボの調子が悪いのか、説明書の理解不足か、時折露出オーバーに悩みながらも数枚だけいい写真が撮れました。
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[夏が来た]









最後はダンサーと子供たちのダンスタイム。
埼玉の子供はみんなシャイなんだ。
ダンサーのオネェさんに圧倒されて、なかなか笑顔がでません。
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 [シャイです]











毎年1回だけサンバの追っかけをするのですが、実は今週末がその本番。
今回はその練習のつもりで、ちょっとついでの寄り道でした。
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urutorahurosu at 05:38|PermalinkComments(7)めぐる季節 

2013年07月19日

佐原の大祭(夏祭り)

酷暑の成田山で汗まみれの体をシャワーで流して一休み。夕方からは成田から電車で30分、佐原の大祭に行ってきました。
佐原は2回行ったことがあるのですが、震災で瓦が落ちたり土蔵が崩れたりしたことをニュースで知っていたので、行くのをためらっていたのです。

はたしてあの町並みはほとんど修復されて、大祭で街の中は賑わっていました。
この日は山車の曳き廻しがあるので、特に多かったようです。

午後6時頃に10台ほどの山車が勢ぞろい。
あとは適当に写真をアップします。

出番直前の囃子方。
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[出番前]









曳き廻す前に、佐原囃子のお披露目です。

 [佐原囃子]


















やがて日も落ちて、曳き廻しの始まりです。
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[曳き廻し]









曳き廻しの綱を引く子供たち。
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 [せ~の]












小野川沿いの古い家並みの軒先をかすめながら進む山車を、対岸からISO25000でストロボなしで撮ってみました。
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[風情]









祭りが盛り上がっても、二人だけの夏の夜です。
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 [二人の夜]

2013年07月17日

紅花畑

山形はまだ梅雨末期の、湿度の高い日が続いていますが、あと1週間くらいで梅雨明けになるでしょう。
海の日は「雨の日」になり1日中家にいたので、「おもひでぽろぽろ」の舞台になった高瀬の高沢地区に、ちょっと紅花畑の様子を見に行ってみました。

紅花は山形県の県花ですが、地味な花なのであまり写欲がわきません。
4年ぶりくらいで行ったのですが、紅花はもう見ごろを過ぎて、オレンジ色の花が一部萎んで紅色に変わっていました。
撮影するといっても、こんなふうにクローズアップするくらいしか撮りようがありません。
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[ベニバナ]









紅花畑の広さも、昔に比べて格段に狭くなって、見物客もちらほらではなく、ぽつんぽつん程度。
やはりラベンダーやポピーや彼岸花などに比べると、山形県の県民性みたいで地味でおとなしいです。
畑の全景はこんな感じで、手前のタチアオイがなければ見過ごしてしまいそうな畑です。
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 [紅花畑]












もともと観賞用ではなく染料用の花なので、とってつけたように「紅花油」とか「紅花そば」とかだけでは産業として成り立ちません。
まあ漢方薬の生薬としても使われることもあるので、薬効成分はあるようです。
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urutorahurosu at 04:26|PermalinkComments(8)めぐる季節 

2013年07月15日

灼熱の成田山新勝寺

7月の海の日に絡んだ連休は、去年は3泊で美瑛の丘撮影と札幌の大学同級会だったのですが、今年は実は友人と、中央アルプス駒ケ岳の千畳敷カールに行く予定でした。
しかし事情で中止にせざるを得なくなり、でも直前にやっぱり行けることになったのですが、いまさらホテルがとれるわけもなし、友人は一人で十和田八甲田へ、自分はしょうがないので佐原の夏の大祭に行ってみることにしました。

宿泊は京成成田駅裏のアパホテル。
実はこのホテルは、2年前の大震災の翌日に宿泊を予定していた因縁のホテルなのです。
鹿島臨海鉄道に乗って大洗でアンコウ鍋を食べて帰ってくる予定だったのでした。

成田は何度か来たことがありますが、いつも水郷や佐原の町並みや日本一営業区間の短い鉄道訪問のための乗り換えに下車するばかりで、肝心の成田山新勝寺にはまだ行ったことがないことに気がつきました。

あまりに暑いので、どこにも寄らずに成田へ直行したら昼過ぎに着いてしまって、チェックインまでの間に徒歩15分くらいの新勝寺に行ってみましたが、暑くてバテバテ。
雰囲気のある参道のうなぎ屋さんで、鰻を捌いている実演を見ながら、暑さで息も絶え絶えにたどり着いた境内でちょこっと撮影。
これは大本堂前の、線香の煙を体の悪い部分にすり込んでお参りする香閣の穴から覗き込むように参拝する人をパチリ。
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[行く人来る人]









仁王門では、大提灯に見とれる親子を。
大提灯の赤が効いています。
ただそれだけですが、シャワーで全身の汗を流して一休み、夕方から佐原に出かけました。
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 [大提灯]




2013年07月12日

弘前で渋谷109の広告とは

弘南鉄道大鰐線は元々別会社だったために、中央弘前駅もJR弘前駅からバスで10分と離れていて、一段とローカル色の濃いディープな雰囲気の駅舎です。
あと数年で廃止しされるとの話もあり、幻の路線になりかけている、くり返しますがディープなローカル私鉄です。
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[中央弘前駅]









そのホームに停車していたのは、昭和40年製造の東急車輛。
新車当時は想像もしていなかったであろう、野の草花に囲まれて寂しく余生を送っています。
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 [余生]












車内のつり革だけが真っ赤な色で、どうやらリンゴ畑をイメージしているようですが。
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[リンゴ畑]









それをよ~く見ると・・「東急食堂」とか「東横お好み食堂」とかの文字が・・・
お、おっ、ついに「109」の文字も発見したよ。
「ショッピング夜9時まで お食事・喫茶夜10時半まで」
青森の片隅で都会の香り・・・なんか、いいなぁ~
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 [都会の香り]



2013年07月10日

雪国人の知恵

弘南鉄道で黒石に行って、ぜひ見たかったのが「こみせ」と言われる雁木造りの道です。
上越市や弘前城の近くにも残っていますが、黒石の「こみせ通り」も重要伝統的建造物群保存地区に指定されていています。
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[こけしとこみせ]










昔の雪国では重機による道路の除雪などはもちろんなかったので、悪天候時は商店街の買い物なども、道路を歩くのもままならなかったわけです。
そのために考えられたのが、「雁木造り」という各商店が軒を延長して柱で支えた、アーケードに類似した空間で、屋内でもなく屋外でもない中間領域的な歩行空間です。
ただ、アーケードと違うのは冬になると、「しとみ」という板を腰の高さくらいまで柱の間に落としこんで、吹き込む雪が通路に入るのを防いでいます。

おまけに夏の日照りの時には日陰になるので、涼しく買い物ができるという優れものです。
この日の風は爽やかながら日差しが強くて、「こみせ」のおかげで気持ちよく見学できました。
道路は車も走らないわけではないのですが、車のない瞬間を狙って撮りました。
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 [初夏]












風雪にさらされているので、保存がとても難しそうです。
こみせのベンチでバスを待つ老人。
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[老人]