2013年06月

2013年06月30日

大環状線旅行

今週末の旅行は、大人の休日倶楽部パスを利用しての、北日本大環状線乗り鉄の旅。
土曜日に仕事を1時間早く終わらせて、山形から上野へ。
まずは上野で荷物をロッカーに入れて、銀座線で神宮外苑に行って「郡上踊りin青山」の撮影。
撮影後、銀座線で上野の次の稲荷町で下車。あけぼの号にはシャワーがないので、乗車前に銭湯で汗を流します。

21:16発の寝台特急あけぼの号、今月2回目のシングルデラックス。
弘前まで行って、まだ未乗車の弘南鉄道に乗車して、新青森、仙台経由で帰ってきました。

しめて1都9県を回った関東東北大環状線乗り鉄の旅、まだ写真を全部パソコンに入れていないので1枚だけ。
今年で20回目の「郡上踊りin青山」はこんな感じで大盛況、秩父宮ラグビー場の駐車場は一杯です。
もうお盆が来た感じをクリックしてど~ぞ。
詳しくは明日からね。
f4ec2a1f.jpg

 [in青山]

2013年06月29日

竹原ブラブラお散歩写真

学生時代に北海道余市のニッカ工場を初めて見学した時に、ニッカウヰスキーの創設者竹鶴政孝氏の生家が広島県竹原市の老舗蔵元ということを知り、また映画「時をかける少女」のロケ地ということで、一度は訪れてみたいと思っていた竹原を、広島旅行最終日に行くことができました。

国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されていて、情緒溢れる町並みなのですが、とにかく暑くてちょっぴり後悔。
かの昔、製塩するために瀬戸内の海水を濃縮した日差しが、ジリジリと照りつけます。

なので、竹原ブラブラお散歩写真集です。
まずはこの暑さを、カキ氷の暖簾と日傘で表現。
c2727c64.jpg




[夏日]









ここがニッカの故郷、竹鶴酒造。
2a3071b2.jpg

 [生家]












日差しが強くて、夏の帽子は必須です。
013bfb23.jpg




[夏帽子]









ロケ地にもなったお寺の長い石段で、三兄弟がヨ~イドン。
3人の年の差が写真になります。

 [年の差]


















前日が雨だったので、格子に傘を引っかけたこんな光景が、あちこちで見られます。
0c0ec17a.jpg




[雨上がり]









最後に見つけた帯の虫干し。
この日の1枚でした。
全部クリックしてど~ぞ!
324fd37e.jpg

 [虫干し]

さて今日は「大人の休日倶楽部パス」を使って、東京の青山で郡上踊りの撮影と、寝台特急あけぼの号の乗り鉄です。






urutorahurosu at 04:43|PermalinkComments(6)写真の話 

2013年06月27日

ミツバチ大量死と農薬

一昨日、元養蜂家の県議のセンセイの話を聞くことができました。
最近、全世界的に大量死や大量失踪のためにミツバチの数が激減して、サクランボなどのミツバチを使っての受粉作業に大きな支障を生じていることが話題になっていますが、その原因は農薬のようです。
ネオニコチノイド系の農薬で、果樹や野菜の殺虫目的で近年多用されているのですが、この農薬の特徴は、神経毒性(汚染されたミツバチが痴呆状態になるので巣箱に戻れずに失踪)、浸透性(作物に吸収されるので洗っても落とせない)、残効性(地中に長期に残留する)ですが反面、農家にとっては使いやすい農薬のようです。

巣に戻ったミツバチは、仲間の蜂が体の汚れを舐めて落としてあげる習性があるために、汚染されたミツバチが巣に戻ると、他の蜂も汚染されてしまって、巣箱内のミツバチがほぼ全滅してしまうのだそうです。

EU諸国ではすでに、この農薬のミツバチの大量死をきっかけに、2000年頃からネオニコチノイド系農薬の使用禁止が広まり、今年末には全面禁止になるようです。
一方、日本ではまだ何の対策もとられていません。

「虫だけ駆除して人間には無害の農薬」など存在するわけもないので、農産物に吸収されたこれらの農薬が人体にとって有害であることは当たり前ことです。
虫が食べようともしない、見た目だけきれいな農産物を並べているスーパーなどの農産物の実態は、なかなか報道されません。
この農薬は空中散布もされていて、噴霧すると空中に滞留します。
遠くから見ると、この農薬の霧は風に乗って市街地の上まで飛んでいくのが見えるのだと、有機農業家の人が言っていました。
そしてその霧の下の住民の人の健康被害は・・・

きれいな空気を求めて都会から農村へ移住する人が、逆に健康を害してしまうこともありうるのかもしれません。
何を食べればいいのか、いろいろ勉強が必要です。
意識的に食べるのか、無意識に食べるのか・・

写真は2年前の写真ですが、月山のチングルマの花から花へ飛び回るミツバチくん。
クリックしてど~ぞ!
d824e475.jpg

 [花から花へ]



urutorahurosu at 04:22|PermalinkComments(4)今日このごろ 

2013年06月25日

雨の日には雨の写真を(宮島へ)

朝からどしゃ降りで、ホテルから外に出たくないのですが、雨の日ならではの写真を撮ろうと気を取り直して、宮島線に乗り込みます。
最前席から電車の前方を撮ると、雨のフィルターでこんな写真が撮れるのも雨の日ならでは。
b0604e56.jpg




[雨のフィルター]









連絡船を降りたら、傘をたためる厳島神社をめざして、みやげ屋には目もくれず歩きます。
ちょうど結婚式があるようで、長い回廊を新郎新婦が手をつないで歩いています。
朱色の回廊の柱を額縁にみたてて構図を決めてパチリ。
新郎新婦だけでは平凡なので、観光客のカップルにもお手伝いしてもらいました。
雨男でごめんね。
ここは海の上、雨降っても地は固まりませんのであしからず。
78ec0d67.jpg

 [HappyTime]












国宝の庇から落ちる雨だれを、打楽器のリズムにたとえて撮ってみました。
「あのオヤジ、しゃがんで何してるのかな?」と、周りの人は思ったことでしょうな。




[Lism]















厳島神社といえば大鳥居。
連絡船からは雨にかすんでいましたが、コントラストを強くしてポスタリゼーション効果をかけて、観光写真風に。
97b680cd.jpg

[大鳥居]











話は前後しますが、この後予約しておいた「あなごめし」を受け取って、ホテルに戻ったのでした。
全部クリックしてど~ぞ!



2013年06月23日

広島は路面電車の博物館

静岡県の大井川鉄道は、C11やC12などのSLや旧型客車だけではなく近鉄特急や京阪電車、南海電車などの車輌をそのまま現役で走らせていることで鉄道ファンには人気の路線ですが、広島市電は京都・大阪・神戸の市電や西鉄福岡市内線などを移籍して、しかも当時のカラーリングのままで走っている「路面電車の動く博物館」です。

路線の長さは35キロと日本一、1日の利用客も16万人で、広電オリジナルの車輌だけではなく、原爆投下時に被爆した被爆電車からヨーロッパの路面電車や最新の低床車輌まで実に28形式の車輌が走っています。
新型の低床電車のピカピカのボディに、京都市電のレトロ車輌が映ります。
1ba4ffd5.jpg

 [新旧電車]

1日乗車券はたった600円。これで1日中電車を楽しめます。
特に大学時代の旅行時に何度も乗った京都市電は懐かしく、「たびたびの旅」を満喫することができました。
ちなみに当時の京都市電の石畳は、石塀小路の石畳に利用されています。
大阪と京都の市電のコラボ、ここは京都か大阪か? いえいえここは広島です。
9b59eb8f.jpg




[関西系]









これは西鉄福岡市内線、ここは博多か? いえいえここは広島よ。
ddf324e0.jpg

 [西鉄in広島]












夕食後、妖しい店へ向かうメンバーを尻目に、また一人でちょこっと撮り鉄しながらホテルに戻ります。
一日乗車券は、まだまだ使えます。
全部クリックしてど~ぞ!
1fa1313f.jpg




[夜電車]




2013年06月22日

日本一の「あなごめし」

広島では、路面電車とともに楽しみにしていたのが宮島の「あなごめし」。
北海道の森駅「いかめし」が駅弁人気日本一で知られていますが、宮島口駅の「あなごめし」を日本一に推す人も多いです。
d293443b.jpg

[あなごめし]


旅チャンネルの駅弁番組で、駅弁女王小林しのぶさんが日本一と評していた、「うえの」というお店の「あなごめし」を、一度食べてみたかった。
ドシャ降りの昼前なのに、隣の待合のお店は食事の順番待ちの人ですでにいっぱい。
お店で食べるには1,2時間待ちは当たり前のようで、並んで食べるという習慣がない田舎者は、弁当を1時間半後に予約して宮島に渡りました。

足元も濡れてしまったので、弁当を持っていったんホテルに戻り、自分の部屋でOPEN。
経木の折りの中に、アナゴのアラで炊いたご飯の上にすき間なく並べられたアナゴに圧倒されます。
満足なひと時でした。
クリックして美味しさをど~ぞ!!
f691a435.jpg

[OPEN]

2013年06月20日

メッセージ電車(岡山電気軌道)

倉敷から一旦岡山に戻って、新幹線で広島に向かうのですが、その前に岡山市の路面電車の乗りつぶし。
といっても、わずか2路線4.7キロと「日本一営業キロの短い路面電車」なので、1時間もあれば乗りつぶしができるのです。
車輌はほとんどがラッピング仕様なので車体には「メッセージ」がいっぱい。
「Work!」
働けってか? 今日くらいは休ませてよ。
3c72f7ab.jpg




[Work!]









「あした、なに着て生きていく?」
ん~・・急に問われてもねぇ~

[何着る?]


















「紙はゴミじゃない!」
へい、仰せの通りです。
210d475f.jpg




[ゴミか?]







新型の低床車輌も走っているので、作品にしようと思ったのですが、後ろの車がじゃまでした。

 [夏日]

















岡山の次はいよいよ「路面電車の聖地」広島ね。
全部クリックしてど~ぞ!






2013年06月19日

基本料金450円(倉敷大原美術館)

倉敷駅で下車すると、まだ朝なのに暑さと湿気でムッとします。
朝4時過ぎにサンライズ出雲車中でシャワーしたばかりなので、まだ汗をかきたくありません。
徒歩圏なのですが、美観地区までタクシーを利用しました。
さて料金を払おうとしてビックリ!
倉敷はタクシーの基本料金が450円なのですねぇ。全国いろいろな場所でタクシーも使いますが、基本料金450円は初めてです。
ドライバーは450円は当たり前のようで、山形の基本料金670円を「高いですねぇ~」

サウナのような美観地区の大原美術館も約十年振り、ゆっくりと心の洗濯をします。
まずは美観地区から見た深緑の大原美術館。
57e01ef1.jpg




[深緑]









なぜ大原美術館が好きかといえば、昔の中学校の美術の教科書に載っていた美術品の多くが、この大原美術館に収蔵されているからです。
今と違って、海外の美術品が日本で公開されることなどめったになかった時代なので、ここの世界中の絵画や彫刻が教科書に多く採用されて、おかげで我々の世代にとって大原美術館は、知っている絵画彫刻が多い美術館なのです。


心の洗濯を終えて中庭に出てみると、クラシックな美術館にはおよそ相応しくない巨大な少年像サン・チャイルドが立っています。
右手に希望の光の「太陽」を持って、防護服を脱いでも生きていける世界を希求する祈りとメッセージが込められているそうです。
f652790a.jpg

 [サン・チャイルド]












ふと足もとを見ると睡蓮の花。
もうそんな季節なのだと改めて思い地べたに腰を下ろして、すっかり白くきれいになったボクの魂(すぐに汚れるのですが)と記念撮影。
全部クリックしてど~ぞ!
8ab5ed25.jpg

 [モネ?]




2013年06月18日

絶滅危惧種(キハ20)

倉敷から出ている水島臨海鉄道に、旧国鉄時代の気動車キハ20が走っています。
但し、平日の朝夕に各2往復のみという乗車には超難しい運行なのですが、運良くその日は金曜日。
終点まで往復乗車の予定でしたが、サンライズ出雲が45分遅れで倉敷に到着したので、片道しか乗車できませんでした。
30年前までは全国各地で普通に見られましたが、まもなく完全引退も噂される絶滅危惧種です。
fbf3d074.jpg

 [キハ20]


はい、これが昭和35年製造の証拠ね。
b078721b.jpg




[昭和35年製]









水島臨海鉄道には4両のキハ20があって、懐かしい国鉄色と水島色それぞれ2両ずつ、この日は国鉄色と水島色の編成でした。
868c1330.jpg

 [編成]












車内は懐かしいままで、いろいろな思い出が頭の中を過ります。
ブルンブルン・・と、いかにも古臭く馬力のなさそうなエンジン音を響かせて、ゆっくり走り出しました。




[記憶]















ここまでは記録写真なので、鉄道写真の作品を最後に1枚。
題名は『通勤時間』、クリックしてど~ぞ!
2a95aaa2.jpg

 [通勤時間]



2013年06月17日

サンライズ出雲

広島から帰ってきました。
まだ写真を初日分しかパソコンに取り込んでいません。

とりあえずは「サンライズ出雲」です。
相変わらずの人気で、入線時は皆んなカメラを構えます。
もちろん自分も・・・
発車10分前の入線なので、落ち着いて車内探検ができません。
できれば30分前に入線してほしい。
deaf3ce5.jpg




[入線]









これがめったに乗れないシングルデラックスの室内。
サンライズ出雲と瀬戸、それぞれの編成に6室ずつしかありません。
広さは3~4畳程度?ですが、デスクや洗面台も完備。
専用のシャワールームを利用できるカードや、タオルやホテル並みのアメニティも付いています。
神田川・赤ちょうちん時代の「三畳一間の小さな下宿・・♪」よりも快適そうです。
この写真を撮るためだけに、魚眼レンズを持参しました。
26d2b79f.jpg

 [シングルデラックス]












酔っ払えば熟睡かなと思っていましたが、個室でもなかなか熟睡はできません。
総二階建ての電車特急寝台。
快適に疾走かと思っていましたが、意外とノロノロ走ります。
停車や発車の揺れが、熟睡を妨げます。

写真は雨の横浜駅東海道線ホーム22時20分頃。
全部クリックしてど~ぞ!
f31d14a4.jpg




[雨のプラットホーム]