2013年01月

2013年01月06日

柴又帝釈天

今年の初詣は、葛飾柴又の帝釈天にしました。
東京駅近くの有名どころは参拝客が半端ではないので、寒風の中で並ぶよりは、同じ時間電車に乗っているほうが寒い思いをしないですむという自分勝手な理由のためです。
京成金町線の柴又駅から3分ほど参道を歩くと、帝釈天の立派な二天門です。
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 [ニ天門]

帝釈天の初詣はこれで2回目。
前回の時は境内で獅子舞いなどが行われていていい写真になったのですが、今回はまだ朝だったせいか、特に混雑もなく出し物もなく、平凡に初詣でした。
最近は着物姿の初詣客もほとんど見ることもなく、おみくじを買った人を数枚だけ撮影です。
この子の今年はどんなかな?
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[おみくじ]










いい年でありますように願いを込めて、神様へのリクエスト。

 [リクエスト]

















早めにホテルに戻り、12時のチェックアウトまで重要文化財の雰囲気を楽しみました。
いよいよ今日で正月気分も終わり。
明日からまた、気合を入れて仕事です。
写真はクリックしてど~ぞ!





urutorahurosu at 13:23|PermalinkComments(3)今日このごろ 

2013年01月04日

駅から近くて遠いホテル

東京駅は駅舎全体が重要文化財になっていますが、その2F以上は150室の東京ステーションホテルになっていて、ちょうど3ヶ月前に丸の内駅舎の保存復元工事完成と一緒にリニューアルオープンしましたが、超人気で開業当時は半年先まで予約が埋まっていたそうです。
鉄道ファンとしては、いつかは泊まってみたいと思ってはいたものの、こんなに早くチャンスに恵まれるとは思っていませんでした。

クリスマスの頃にネットで検索しても、年末は超高級な部屋が1室空いているだけ。
ところが30日に何気なく他のホテルの空室と一緒に検索していたら、なんと2室空きが出ていました。
なにせ宿泊料金も高いので、普段気軽に泊まるというわけにはいきません。
でも鉄ちゃんにとって、このホテルで年越しができるなんて最高のシチュエーションなので、悩んだあげく思い切って予約しました。
もともと元旦に出かける予定だったので、急遽変更してお節を持ってお出かけです。
もったいなくてあまり外に出たくないので、部屋でお節とビールで紅白歌合戦のプリプリの見おさめをしようと思ったのです。
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 [重要文化財]

東京駅丸の内駅舎は一部4階建てで、長さは335m。東京タワーよりも2mだけ長いという特別な構造で、1階から3階まで直通の宿泊者専用エレベータが2ヶ所しかありません。
もう一つの館内のエレベータは2階から4階まで通じているので外出には使えません。
335mの建物に2ヶ所のエレベータなので、駅直結のホテルなのに、新幹線を降りてからチェックインして、部屋に案内されて説明が終わるまで30分近くかかるという、近くて遠いホテルです。
階段はどこかにあるのでしょうが、エスカレータなどはもちろんありません。
これが長い廊下。この長い廊下が突き当たりのロイヤルスイートを迂回して、さらに南口のドームまで続きます。
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[長~い]








でもこの使い勝手の悪さがこのホテルの良さでもあるので、それを楽しむのもいいものです。
長~い廊下を歩いて案内された部屋は、ちょうど丸の内中央口の真上の3階で、カーテンを開けると正面に皇居の富士見櫓や宮内庁の屋根が見えます。
駅前の人々は、皆こちらを見上げて写真を撮ったりしていて、海外の人気スターが宿泊すると、ちょうどこんな感じなのかなと思ってしまいます。

部屋は広くて快適そのもの。
実はだいぶ以前に、復元工事前の東京ステーションホテルに1回だけ泊まったことがあるのですが、その時の部屋は偶然にホーム側の、松本清張が「点と線」を執筆した部屋だったのです。
その頃の部屋はもっと狭くて、でも暖房がスチーム式で窓際にある鋳物のラジエーターが時折カンカンと小さな音を立てる、なんともクラシカルな素敵な部屋でした。

大晦日だったので、21時半から宿泊客に年越しそばが宴会場で振舞われ、また紅白のプリプリを見てから駆けつけた別の宴会場では、カウントダウンパーティーが開催されて、ハプニング付きの実に印象深い素敵な年越しとなりました。
写真は新年の瞬間の乾杯シーン。今年最初の1枚です。
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 [新年の瞬間]











満を持して開業しただけあって、ホテルのスタッフも笑顔とやる気がひしひしと伝わってきて、とても気持ちのいい時間を過ごすことができました。
元旦の朝、4Fの東京駅中央最上部のアナトリウムで、朝からお屠蘇やスパークリングワインが飲めて大満足。
使い勝手が悪くて料金も高くて、なかなか宿泊できませんが、とても記憶に残る素敵な年越しができました。
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2013年01月02日

謹賀新年

新年あけましておめでとうございます。
最近は新しい年を迎えるたびに、今年こそもっと「たびたびの旅」をしようと思っています。
去年は長崎や門司港駅、木曽の森林鉄道跡などを数十年ぶりに訪れることができました。
さて今年は何処に「たびたびの旅」をしようかと思いをはせながら、少しずつ仕事の量を減らして自分の時間を増やしていく計画です。
本年もどうぞよろしくお願いします。
            平成25年 元旦


大晦日に東京ステーションホテルで年越しをして1年間無事に過ごせた自分へのご褒美をして、元旦は柴又帝釈天に初詣。
その後高崎経由で水上温泉に一泊してきました。
初詣では、今年もつつがなく過ごせる1年でありますように願ってきました。
写真は浅草寺の仲見世通りにて(昨年に撮った写真です)。
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urutorahurosu at 18:13|PermalinkComments(13)めぐる季節