2011年12月
2011年12月13日
ぼくらはみんな生きている
花が散って紅葉が終わり、いよいよイルミネーション撮影の時期になりました。
以前、庭師をしている患者さんに聞いたのですが、木々も夜は寝るのだそうです。
「草木も眠る丑三つ時」というのは本当で、街灯の下の豆の木は、不眠症のために豆を作らなくなるそうです。
こんな話を聞くと、華やかに飾られた木々もかわいそうにも思えてきます。さぞや不眠のストレスがたまるのでしょう。
前回のブログの写真のミッドタウンのイチョウなどは、「嫌々ながら夜の衣装を身に纏わされた妖艶な夜の蝶」に見えてしまうのです。
今週末は浅草羽子板市。
ついでにカレッタ汐留のイルミネーションを見てこようと思っています。
ここは生きた木は使っていないので、気兼ねなく楽しめますが、人気で人が多すぎるのが玉に瑕。
写真は2年前のカレッタ汐留。レーザーも使ってカラフルなシーン。
[華やかに]
こちらはブルーの神秘的なシーン。
[神秘的に]
今年はどんなかな?クリックしてどうぞ。
以前、庭師をしている患者さんに聞いたのですが、木々も夜は寝るのだそうです。
「草木も眠る丑三つ時」というのは本当で、街灯の下の豆の木は、不眠症のために豆を作らなくなるそうです。
こんな話を聞くと、華やかに飾られた木々もかわいそうにも思えてきます。さぞや不眠のストレスがたまるのでしょう。
前回のブログの写真のミッドタウンのイチョウなどは、「嫌々ながら夜の衣装を身に纏わされた妖艶な夜の蝶」に見えてしまうのです。
今週末は浅草羽子板市。
ついでにカレッタ汐留のイルミネーションを見てこようと思っています。
ここは生きた木は使っていないので、気兼ねなく楽しめますが、人気で人が多すぎるのが玉に瑕。
写真は2年前のカレッタ汐留。レーザーも使ってカラフルなシーン。
[華やかに]
こちらはブルーの神秘的なシーン。
[神秘的に]
今年はどんなかな?クリックしてどうぞ。
2011年12月11日
夜の赤坂・六本木
別にクラブのはしごではありません。
イルミネーションを見に、夜の赤坂サカスに行ってみましたが、驚くほど人がいません。
スケートリンクはさすが赤坂、おしゃれな格好で滑っている人が多いです。
[ホワイトサカス]
そこからミッドタウンのスターライトガーデンまで歩きましたが、途中で交番の若いおまわりさんに近道をたずねて、公園を突っ切ってスターライトガーデンに。
TVで放送してたので、さぞやきれいかと思っていましたが、ブルーとホワイトがメインで、写真的には感動しません。
遠景に東京タワーが見えたので、一緒にパチリ。
感動しない時は、感動のない写真になります。
こんな時にストロボを焚いちゃダメですよ。高感度撮影可能なカメラに感謝です。(ISO6400で撮影)
[スターライトガーデン]
帰り道のイチョウの木のイルミネーション並木が一番良かったかな。
イチョウの葉が全部落ちてしまったら、情けなくなりそうですが、今はすごくいいです。
[夜の顔]
空腹を抱えて乃木坂駅へ向かう途中、マジ切れで大声で怒鳴りあうカップル(夫婦?)に見とれて方向感覚が狂い、近くのお店の人に聞きながらなんとか駅までたどり着いたのでした。
昼でもほとんど行かないエリアなので、当たり前か。
イルミネーションを見に、夜の赤坂サカスに行ってみましたが、驚くほど人がいません。
スケートリンクはさすが赤坂、おしゃれな格好で滑っている人が多いです。
[ホワイトサカス]
そこからミッドタウンのスターライトガーデンまで歩きましたが、途中で交番の若いおまわりさんに近道をたずねて、公園を突っ切ってスターライトガーデンに。
TVで放送してたので、さぞやきれいかと思っていましたが、ブルーとホワイトがメインで、写真的には感動しません。
遠景に東京タワーが見えたので、一緒にパチリ。
感動しない時は、感動のない写真になります。
こんな時にストロボを焚いちゃダメですよ。高感度撮影可能なカメラに感謝です。(ISO6400で撮影)
[スターライトガーデン]
帰り道のイチョウの木のイルミネーション並木が一番良かったかな。
イチョウの葉が全部落ちてしまったら、情けなくなりそうですが、今はすごくいいです。
[夜の顔]
空腹を抱えて乃木坂駅へ向かう途中、マジ切れで大声で怒鳴りあうカップル(夫婦?)に見とれて方向感覚が狂い、近くのお店の人に聞きながらなんとか駅までたどり着いたのでした。
昼でもほとんど行かないエリアなので、当たり前か。
2011年12月09日
冷たい雨の降る日は
寒くなって、冷たい雨が皮膚に触れるとテンションが下がってしまいますが、そんな日のお出かけにはプランを作るのに悩みます。
東京でそんな日に当たった時は、インドアで写真が撮れる場所を探します。
まず駅から近いこと。中が暖かいこと。
ちょうどクリスマスのイベントをやっているということで、初めて行ってみたのが品川アクアスタジアム。
駅から徒歩2分。イルカやアシカのショーもインドアで暖かいので条件にピッタリです。
イルカのショーを楽しんだ後に、たまたまイルカも参加のプールサイド結婚式に遭遇しました。
プールの濃いブルー色が映えて、美男美女の新郎新婦を引き立てます。
まずは2人に祝福のメッセージを伝えるイルカ君。
[祝福]
最後はジャンプで祝福です。
[ジャンプ]
この広さで入場料1800円はちょっと高いかなと思いましたが、アクセスの良さと結婚式のおまけがあったのでOKです。
クリックしてどうぞ。
東京でそんな日に当たった時は、インドアで写真が撮れる場所を探します。
まず駅から近いこと。中が暖かいこと。
ちょうどクリスマスのイベントをやっているということで、初めて行ってみたのが品川アクアスタジアム。
駅から徒歩2分。イルカやアシカのショーもインドアで暖かいので条件にピッタリです。
イルカのショーを楽しんだ後に、たまたまイルカも参加のプールサイド結婚式に遭遇しました。
プールの濃いブルー色が映えて、美男美女の新郎新婦を引き立てます。
まずは2人に祝福のメッセージを伝えるイルカ君。
[祝福]
最後はジャンプで祝福です。
[ジャンプ]
この広さで入場料1800円はちょっと高いかなと思いましたが、アクセスの良さと結婚式のおまけがあったのでOKです。
クリックしてどうぞ。
2011年12月07日
秋色の東大キャンパス
赤門をくぐったことはあるけれど、キャンパスの中はまだ見たことがなかったので、雨上がりの東大キャンパス探訪。
レトロで歴史を感じる校舎群は濡れた落ち葉の色とベストマッチ。
大きな声が聞こえたので行ってみると、京都大学との弓道交流戦をやっていました。
自分はこんな写真を撮るのが一番好きなのです。
[心配・緊張]
まるでヨーロッパの古城を思わせるようなアーチな通路。
ここは本当に大学でしょうか。
[通路]
正門からのイチョウ並木はまさに見ごろで、ただ素晴らしいとしか表現できません。
[秋色キャンパス]
漱石の頃からそのままであろう三四郎池は、治外法権の敷地だからこそ残されているのでしょう。
安田講堂のベランダ部分は40年前の大学紛争で痛んだの時のまま。(写真省略)
さすが父兄の平均所得が日本一高額な子弟の学ぶ場所。
東大ブランドのお土産を選んだり、すっかり観光気分です。
下2枚だけクリックしてどうぞ。
レトロで歴史を感じる校舎群は濡れた落ち葉の色とベストマッチ。
大きな声が聞こえたので行ってみると、京都大学との弓道交流戦をやっていました。
自分はこんな写真を撮るのが一番好きなのです。
[心配・緊張]
まるでヨーロッパの古城を思わせるようなアーチな通路。
ここは本当に大学でしょうか。
[通路]
正門からのイチョウ並木はまさに見ごろで、ただ素晴らしいとしか表現できません。
[秋色キャンパス]
漱石の頃からそのままであろう三四郎池は、治外法権の敷地だからこそ残されているのでしょう。
安田講堂のベランダ部分は40年前の大学紛争で痛んだの時のまま。(写真省略)
さすが父兄の平均所得が日本一高額な子弟の学ぶ場所。
東大ブランドのお土産を選んだり、すっかり観光気分です。
下2枚だけクリックしてどうぞ。
2011年12月05日
黄金色の穂先
神宮外苑のイチョウがようやく黄葉しましたが、快晴の早朝にここだけで見られる素晴らしい光景があるのを知ってますか?
今ごろの東京の日の出は朝6時頃ですが、朝陽が顔を出して7時過ぎになると、イチョウ並木の穂先を黄金色に染めて、まるで金の槍の穂先に見えるのです。
周りのビル群のために、朝陽の当たる部分とまだ薄暗い部分の境界がはっきりして、金の槍を並べたように見えるわずかな時間。
ホッカイロにレッグウォーマー、ネックウォーマー、手袋とダウンベスト。
寒さ対策万全にして並木のベンチで待機して、ようやく撮れました。
[金色の槍]
下から見上げると、こんなにも青い空。
[金の穂先]
クリックしてどうぞ。
今ごろの東京の日の出は朝6時頃ですが、朝陽が顔を出して7時過ぎになると、イチョウ並木の穂先を黄金色に染めて、まるで金の槍の穂先に見えるのです。
周りのビル群のために、朝陽の当たる部分とまだ薄暗い部分の境界がはっきりして、金の槍を並べたように見えるわずかな時間。
ホッカイロにレッグウォーマー、ネックウォーマー、手袋とダウンベスト。
寒さ対策万全にして並木のベンチで待機して、ようやく撮れました。
[金色の槍]
下から見上げると、こんなにも青い空。
[金の穂先]
クリックしてどうぞ。
2011年12月03日
「縁」か「偶然」か
一生忘れられない年になってしまった今年も、まぁあちこち出かけてきたものだと、師走に入って思っています。
今年一番決心して出かけたのは富山「越中八尾の風の盆」。
3ヶ月前に富山駅前のホテルを予約してから、山形大学1年の学生さんが治療に来ました。
カルテを見ると富山の保険証。話をするとなんと越中八尾の住人で、毎年風の盆を踊っているとのこと。いろいろ地元の情報を聞きました。
山大の学生数千人の中でも、おそらく八尾出身の学生は多分彼一人だと思うのですが、これは偶然でしょうか。
震災後7ヶ月を過ぎて、ようやく陸前高田に行ってみる気になって、いざ出かける前日の夕方に来院したこれも山大4年の学生さん。
保険証を見ると、なんと陸前高田市の国保です。彼女は勤務中のお父さんを津波で亡くして家も流され、家族は仮設住宅に住んでいるとのこと。来春卒業後は地元に帰るそうです。
これもただの偶然でしょうか、「縁」でしょうか。
たぶん陸前高田出身の山大生だっておそらく数人。
なんか神様が「行っておいで」と背中を押してくれたのではと思ってしまいます。
そんなことを考えながら、今週末もお出かけの今日でした。
写真は富山への途中、大宮~高崎間の新幹線から撮ったゲリラ豪雨の雲。
人生山あり谷あり、ゲリラ豪雨の時もあり、でもそのあと必ず晴れも来ます。
この時、この瞬間も「偶然」でしょうか「縁」でしょうか?
[ゲリラ豪雨の雲]
今年一番決心して出かけたのは富山「越中八尾の風の盆」。
3ヶ月前に富山駅前のホテルを予約してから、山形大学1年の学生さんが治療に来ました。
カルテを見ると富山の保険証。話をするとなんと越中八尾の住人で、毎年風の盆を踊っているとのこと。いろいろ地元の情報を聞きました。
山大の学生数千人の中でも、おそらく八尾出身の学生は多分彼一人だと思うのですが、これは偶然でしょうか。
震災後7ヶ月を過ぎて、ようやく陸前高田に行ってみる気になって、いざ出かける前日の夕方に来院したこれも山大4年の学生さん。
保険証を見ると、なんと陸前高田市の国保です。彼女は勤務中のお父さんを津波で亡くして家も流され、家族は仮設住宅に住んでいるとのこと。来春卒業後は地元に帰るそうです。
これもただの偶然でしょうか、「縁」でしょうか。
たぶん陸前高田出身の山大生だっておそらく数人。
なんか神様が「行っておいで」と背中を押してくれたのではと思ってしまいます。
そんなことを考えながら、今週末もお出かけの今日でした。
写真は富山への途中、大宮~高崎間の新幹線から撮ったゲリラ豪雨の雲。
人生山あり谷あり、ゲリラ豪雨の時もあり、でもそのあと必ず晴れも来ます。
この時、この瞬間も「偶然」でしょうか「縁」でしょうか?
[ゲリラ豪雨の雲]
2011年12月01日
平林寺 おまえもか!!
11月末と12月初めにほとんど毎年撮影に行っている埼玉・新座市の平林寺。
広い境内には武蔵野の原風景が国の特別天然記念物として保存されていて、雑木林の紅葉が格別なお気に入りの場所なのですが、今年は全体的にはまだまだこれからです。
去年は行けなかったのですが、三脚一脚の使用禁止になってしまったようでびっくり。入り口には預けた三脚が何本もあります。
「平林寺、おまえもか!!」カメラマンは困っています。でも、写生のイーゼルはOKなようです。(あれも三脚)
京都などの通路の狭いお寺は止むを得ないと思うのですが、ここは境内が広く、入り口付近を除けば三脚使用はまったく問題ありません。
三脚を禁止にするよりも、団体客の半分酔っ払った大声の紅葉見物のマナーのほうがはるかに問題だと思うのです。
三脚使用のカメラマンは、そんな見物客よりもはるかにやさしく丁寧に、平林寺の紅葉の葉の一枚一枚を愛でているということを、お寺の人はぜひ分かってほしいと思うのです。
帰り際にあずけた三脚をもらいながら、「三脚の持ち込み料を1000円ほど戴いたらいいのでは?」と提案してきたのですが。
今年の紅葉がまだ見ごろ前で、おまけに三脚も使えないので、困ってしまいながらパチリパチリ。
三脚がないのでフットワークはいいのですが、手ブレがあるので疲れます。
まだ色づき始めなので、緑のモミジも生かしましょう。
[まだ緑]
目には目を、赤には赤を。
[赤には赤]
赤がなければ黄色や緑と老木をポップな感じで。
[ポップな感じに]
この日はこの場所が唯一のビューポイント。
これはストレートに撮ったもの。三脚があれば、美味しく調理できるのに。
[ビューポイント]
入場料500円、境内にはトイレはあるけど自販機も売店もなし。それもまたよし哉。
クリック拡大してどうぞ。
広い境内には武蔵野の原風景が国の特別天然記念物として保存されていて、雑木林の紅葉が格別なお気に入りの場所なのですが、今年は全体的にはまだまだこれからです。
去年は行けなかったのですが、三脚一脚の使用禁止になってしまったようでびっくり。入り口には預けた三脚が何本もあります。
「平林寺、おまえもか!!」カメラマンは困っています。でも、写生のイーゼルはOKなようです。(あれも三脚)
京都などの通路の狭いお寺は止むを得ないと思うのですが、ここは境内が広く、入り口付近を除けば三脚使用はまったく問題ありません。
三脚を禁止にするよりも、団体客の半分酔っ払った大声の紅葉見物のマナーのほうがはるかに問題だと思うのです。
三脚使用のカメラマンは、そんな見物客よりもはるかにやさしく丁寧に、平林寺の紅葉の葉の一枚一枚を愛でているということを、お寺の人はぜひ分かってほしいと思うのです。
帰り際にあずけた三脚をもらいながら、「三脚の持ち込み料を1000円ほど戴いたらいいのでは?」と提案してきたのですが。
今年の紅葉がまだ見ごろ前で、おまけに三脚も使えないので、困ってしまいながらパチリパチリ。
三脚がないのでフットワークはいいのですが、手ブレがあるので疲れます。
まだ色づき始めなので、緑のモミジも生かしましょう。
[まだ緑]
目には目を、赤には赤を。
[赤には赤]
赤がなければ黄色や緑と老木をポップな感じで。
[ポップな感じに]
この日はこの場所が唯一のビューポイント。
これはストレートに撮ったもの。三脚があれば、美味しく調理できるのに。
[ビューポイント]
入場料500円、境内にはトイレはあるけど自販機も売店もなし。それもまたよし哉。
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