2010年07月

2010年07月29日

欲張りな一日

先週の日曜日は、欲張りな一日。
朝5時前、レースのカーテン越しの、強烈な光で目を覚ました日暮里のいつものホテル。
朝の部。上野不忍池のハスの花はまだ勢いがあるので、朝メシ前に撮影へ。カメラマン多数、ホームレス多数、散歩びとやランナーも多数。1時間足らずの撮影で、全身汗でビショビショ。
シャワー後、チェックアウトぎりぎりまで部屋でのんびりなんて普段はありえないのに、できれば外に出たくないからなのです。
午前の部は、東京芸大美術館に「シャガール展」を見に行ったのですが、館内の冷房がまるでサイダーのように美味しく感じました。
昼食は上野駅構内で、冷たい塩ねぎラーメン。汗で不足した塩分の補給です。
午後の部は南浦和駅前に移動して、ヨサコイ踊りの撮影をしましたが、やはり昼間の撮影はバックがうるさく写ってしまってダメでした。かわいい踊り手の顔の脇に、カメラをかまえたオッサンの姿があったりするのです。
テレビの天気予報では午後から夕立ちの可能性ありとのことで、空が暗くなってきた頃に大宮へ。
すでに雨は降り出していましたが、期待通り雷も鳴って、駅前のデッキは逃げまどう人々で、絶好の撮影スタジオに変身。
いろいろあったけど、この日はこれが一番でした。




[雷鳴]




urutorahurosu at 06:08|PermalinkComments(8)写真の話 

2010年07月27日

健体・康心

明日は人間ドック。年に1回だけ自分の体をチェックする日です。
人によっては1週間も前から禁酒して、体をクリアにして検査して、その日の晩からまた酒びたりに戻る人もいますが、それでは何の意味もないので、自分は前夜の20時までは普段どおりにお酒を飲んでドックを受けることにしています。
歯の治療に来る人も、せっかく作った入れ歯を普段使わずに、治療の日だけ新品同様の入れ歯を口の中に入れてくる人もいますが、プロが見ればそんなことはすぐわかるのです。
普段はほとんど歯を磨かずに治療の日だけ頑張って磨いてくる人も、プロが見ればわかるのです。
健康とは「体が健やか」で「心がやすらか」な状態のことですが、ドックでは「心のやすらかさ」は検査できません。
日本人の平均寿命は男が79.5歳、女が86.4歳と報道されましたが、一番大事な「健康寿命」はどのくらいなのか誰か調べているのでしょうか。
写真は奈良・橿原市人麿神社の「すすつけ祭り」で必死に逃げる子供。身体がすすで黒くなるほど健康になるそうな。




[元気になあれ]




urutorahurosu at 05:55|PermalinkComments(3)歯にまつわる話題 

2010年07月25日

夏まつりの頃

酷暑の続くこの頃から、各地で夏祭りが始まりますね。
どこに行こうか迷うほど夏祭りがありますが、今回選んだのは「うえの夏まつり」。夕方からパレードがあります。
今年は盛岡の「さんさ踊り」がメインのようですが、目的は来週末に追っかけするサンバのウニアン・ドス・アマドーリスが出場するので、その撮影のリハーサルです。
でも広い通りでのパレードで、あっという間に通り過ぎてしまいました。
来週があるからまあいいか。
今回の撮影は、ペンタックスK7を使ったのですが、フィルムカメラ時代のストロボはうまく同調しないようなので、ヨドバシでストロボを買って使ってみました。
わかったことは、ペンタックスは夜のパレードの撮影などでは、キャノンに比べてオートフォーカスの合焦の時間がえらく長く使い物にならないということでした。
ということで、来週は久々にキャノンの出番です。
写真は「さんさ踊り」のおねえさん。




[さんさ]





urutorahurosu at 22:12|PermalinkComments(1)めぐる季節 

2010年07月23日

大きなシャボン玉

あまりにも暑かった古代蓮の里。子供用の遊具のある場所で、おじいさんが大きなシャボン玉を作る実演をしていました。
そのシャボン玉を追いかけて、子供たちがはしゃいでいるので、ベンチに三脚などを置いてさっそくスナップ撮影。
10分も撮ったところでおじいさん、カキ氷を差し入れしてくれたおばあちゃん数人とすっかり仲良くなってしまって、シャボン玉つくりをさっさと止めておしゃべりタイム。
しばらく待ったのですが一向に再開する気配もなし。
おじいちゃんの気持ちもわかるし、熱中症になる前に、さっさと撤退して、伊香保温泉に向かったのでした。




[シャボン玉じいちゃん]

urutorahurosu at 05:37|PermalinkComments(2)写真の話 

2010年07月19日

古代蓮の里

「ここは前からコインロッカーは置いてないんですよ」と自慢げにいわれても困るんですが駅員さん!
ハスの花がたくさん咲いているようなので、JR行田駅から朝7時10分のシャトルバスで30分。8時前には撮影できるかなと、荷物一式持参で行ったのに、行田って『市』でしょ?
しょうがないからリュックを背負って30分も前から7時10分の始発のシャトルバス待ちをしていたのですが、あまりにも暑いのでタクシー利用を考えて、タクシー乗り場に書いてある電話番号に電話してみたら留守電で「8時からの営業です」って・・信じられないのです。
たまたま来た1台のタクシーに4人で相乗りして行った「古代蓮の里」。今日はお祭りということで、早朝なのにたくさんの人出。
案内所に聞いたら、ここにもコインロッカーはないと言われ、いったい行田ってどうなっているんでしょうかねぇ。
1週間前だったらすごく良かったのかもしれませんが、ハスの花は数が少なくなっていて、荷物一式を持って三脚も伸ばしてカメラを付けて行ったり来たり。
暑さは覚悟の上だったのですが、きっとペットボトル1杯分の汗をかいた感じです。
少なめのハスの花を工夫して撮ったのが「天上の花」。




[天上の花]



urutorahurosu at 21:05|PermalinkComments(6)写真の話 

2010年07月14日

ディープな祇園祭

昨日TVで祇園祭を放映していましたが、今日からいよいよ宵山です。
祇園祭はデジカメを始める前に行ったのですが、日中は35,6度で、暑くて暑くて死にそうでした。
でも街なかの祭りなので、適度にコンビニなどに避難できるので、何とかなります。
山鉾巡行は日中なので、炎天下に身動きできない桟敷席でお金を払ってみるのは、それも苦行です。
フットワークを軽くして、通りから通りをいろいろな鉾を追っかけします。
一番の穴場は最後の新町通り。京都らしい細い新町通りの軒先すれすれに、ギシギシと揺れながらゆっくり進む山鉾を間近で見るのも、いかにも京都らしくて楽しいものです。
狭いのでギャラリーは1列だけ。町家の2階は、窓をはずして山鉾見物の特等席。
人気の辻回しも、ガイドに出ている場所は人が多くて大変です。巡行が終わって新町通りから四条通りに出るときも辻回しをしますので、そこならばすぐ目の前で大迫力を見ることができます。
メジャーな祇園祭のディープな見物のしかた。




[特等席]




urutorahurosu at 07:16|PermalinkComments(1)ディープな京都 

2010年07月11日

岩ガキのシーズン

昨夜の食卓に岩ガキが出ました。もう岩ガキのシーズンなんですね。
急いで食べたいので、何も考えずにそのままの写真です。
子供の頃は牡蠣は全く食べられなくて、大学生になってようやく牡蠣フライ(中までカリカリのやつ)がOKになり、卒業してから生の牡蠣の美味しさに気づきましたが、夏場の大振りの岩ガキはまた格別です。
そういえば先日の富山の海鮮居酒屋さんのカウンターで、板前さんが富山湾の岩ガキを3つに切って盛り付けるのを見て尋ねたら、切ったほうがお客さんに食べやすいと喜ばれるからだそうです。
あの大きな身にかぶりつく食感も美味しさの重要な要素なのにと思いながらメニューを見ると、富山の塩辛はイカ墨を使った黒作りのようで、ところ変われば食べ方もいろいろなんだなぁと、食文化の違いをちょっと感じたのでした。
お盆を過ぎれば岩ガキのシーズンもそろそろ終わり。あと一ヶ月半で夏も終わります。
久しぶりの自宅での週末。いろいろな書類を書いて、投票所にも行って、来週末からのお出かけのプラン作りの日。




[大振りの]




urutorahurosu at 12:51|PermalinkComments(2)めぐる季節 

2010年07月08日

気になる富山地鉄

糸魚川から「特急はくたか」で富山に向かう途中、車窓から一目ぼれしたのが、前の記事のコメントで“おかやんさん”お勧めの西魚津駅なのです。まるで映画のセットにそのまま使えそうな木造駅舎。
ただ富山地方鉄道はローカル線で、当然ながら本数が少なく、今回の滞在中に乗れる見込みもありません。
でもそれも悔しいので、ちょっと雰囲気だけでもと思いついたのが、地鉄富山駅から南富山まで少しだけの体験乗車。南富山は市電の始発駅なので、そこから市電に乗れるので好都合。
さっそく地鉄富山駅の改札口にいくと、おぉ~いい感じの昭和レトロ。黄色と緑に塗られたレトロ車輌に、座席はバスのように前向き二人掛け。
時間はちょうど夕方近くの高校生の帰宅時で、竹内まりやの「駅」の「見おぼえのあるレインコート・・・・」のメロディーが浮かびます。
電車に向かう女子高生の後姿をスローシャッターで少しブラして動きを表現して数枚。
駅前のホテルで、風の盆の期間の予約のポイントも聞いたし、来年のその頃にまた来ます。




[帰宅どき]

2010年07月07日

雨の富山市電

この時期の週間天気予報はいつも外れるという予想が当たって雨の富山市。
気分は晴れませんが、逆にこんな日は電車日和なのかもしれません。
単なる電車の車輌写真が目的ではないので、人と電車の絡みが大事なのです。
雨の日は傘をさしている人が多く、路面も濡れて電車のライトが反射します。
車内からは最前列から望遠レンズで対向車輌を狙うと、雨のフィルターが独特の雰囲気の絵にしてくれます。
でも、車内はゆれるし、外では傘を差しながらの手持ちなので、ISO800で撮影しても手ブレが・・
市内だけで3路線の電車天国富山市、ほかに富山地方鉄道の電車が郊外を走っていて、独特の色の車輌と、オンボロの昭和の香り漂う駅舎がすごく気になるので、次回のターゲットはこれだ!




[電停にて]



urutorahurosu at 05:52|PermalinkComments(3)写真の話 

2010年07月04日

大糸線・氷見線・城端線

幾つになっても 初めて行く場所というのはワクワクするもので、「大人の休日12000円乗り放題パス」を使って、富山まで行ってきました。
富山は路面電車が市内だけで3路線走っているので、その撮影が目的なのですが、せっかくなのでいろいろ欲張ってあれもこれもと。
選んだルートは、松本から各駅停車で大糸線、南小谷からは非電化の白馬山麓を、たった1両の満員の気動車で糸魚川まで、姫川に沿って走ります。
海の日の連休には、引退したキハ52気動車が走るようで、大混雑でしょう。
次の日に早朝から大雨警報の中、氷見線、そして城端線に乗車。地元出身の藤子不二雄の忍者ハットリくんのラッピング車両もしっかり観察。車内の大きなポスターには、直筆のサインも。
ついでに高岡の路面電車万葉線の新旧車両にもちょっぴり乗車できたし。
富山市の雨の市電の報告は次回。
写真は氷見駅でブリに乗ってるハットリくん。




[終着駅]