2009年08月

2009年08月25日

残暑

お盆を過ぎると、山形では朝晩だけはめっきり涼しくなります。
診療後に外に出ると、風が冷たく感じるほどで、窓を開けたままで寝ることができません。
先週末は横浜で「ハマこい踊り」というヨサコイ踊りが盛大に開催されていました。
横浜美術館前の広場の最前列で、強烈な日差しの中撮影をしましたが、次々に吹き出す汗のためにあえなく2時間で撤収。
あまりの暑さに、広場にある噴水の池の中では子供たちが水遊び。その姿に、思わずカメラを向けてしまいます。
今週は、税務署幹部との会議と飲み会や、初めての脳ドックで休診が多いです。
週末の選挙結果をゲーム感覚で楽しみにするのは不謹慎でしょうか。




[あつ~い日]


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2009年08月16日

不動湯温泉

先週の雨の湿原を、晴天のお盆休みに、一人で同じコースを歩いてきました。
青空の湿原はまるで絵葉書のようで、思いっきり綺麗ですがただそれだけの感じ。やはり雨でガスが立ち込めた光景のほうが、より幻想的で素敵です。
その日は土湯温泉街からダートの林道を4キロ山奥に入った一軒宿の不動湯温泉泊。お盆に一人でも泊めてくれる温泉をやっと見つけました。
昭和6年に高村光太郎夫妻が泊まったという、大正時代の建築らしい思いっきり古い本館と3本の泉質の違う源泉の温泉。入浴するには、急な崖に丸太の手すりと板で作った、80段の階段を下りていきます。
その階段は一段一段の幅や段差が違っていて、しかも全部見事に歪んでいるので、酔っ払っている時は要注意。小さな露天風呂にはさらに少し山道を下って谷底まで行かなければなりません。
白濁の硫黄泉の露天風呂は快適ですが、夏場の山の中の露天風呂にはアブが多く、落ち着いて入っていられません。
下ったということは帰りは当然上るわけで、入浴のたびに80段の階段を何回も上り下りして汗をかきます。
外来入浴者がいなくなると、お風呂はほとんど貸切り状態ですので、ぬるめのお湯と湯の花を存分に楽しめます。
食事は豪華ではありませんが、山の中らしい私の口に合う料理。特に鯉こくは絶品でした。




[朝の光の中に]


2009年08月10日

旅立ち

山形市歯科医師会の会長は「山」大好き人間なので、理事会では毎年8月に登山(山歩き)をしていて、今年も監事として楽しんで参加してきました。
いつも好天に恵まれるのですが、今年は雨。たぶん中止かなと半分期待して、福島のスカイライン浄土平に着いたのですが、みんな躊躇なくレインウェアを着て一切経山に向かいます。
雨なので避難小屋での昼食後に湿原を歩くと、鎌沼湖畔でヤンマトンボの羽化をあちこちで見つけ、しばし神秘の光景に見とれました。あとで調べたら、ルリボシヤンマという準絶滅危惧種のようで、貴重な経験でした。
TVでしか見たことがなかったのですが、ヤゴの小さな体の中に、あんな大きな成体がコンパクトに収められていて、やがて大きな翅を広げて、乾いてくると羽ばたいて空中に飛び立ちます。
思わず拍手が出てしまうような「旅立ち」でした。




[旅立ち前]


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2009年08月04日

レンコン畑のはたらき蜂

休日の高速料金1000円の影響で、駅レンタカーも土日キップと組み合わせると1日2000円で利用できるようになりました。
駅から2,3キロ離れている場所は歩くときついので、ついタクシーを使ってしまうことが多いのですが、これならばレンタカーのほうが断然便利で安上がりです。
朝一番に土浦駅でレンタカーを借りて、霞ヶ浦周辺の広大なハス田(レンコン畑)を訪問。今がハスの花の見頃ですが、観賞用ではなく食用のハスなので花の色が白くて、なかなか写真には難しいです。
たまに咲いているピンクのハスを探して霞ヶ浦に沿って車を走らせると、どこまで行っても延々とハスの花。さすがレンコン生産量日本一の土浦市。これがすべてピンクの花ならば、全国から人が押し寄せることでしょう。
今日の1枚は、黄色の花芯のオシベの間でもがいているミツバチ君。足に花粉を丸くなるほど付けた姿は、明日からの自分を見ているようで・・・




[日々是労働]


2009年08月01日

年相応

年に一度、人間ドックでいろいろな検査をするのですが、深刻な検査結果にはならないものの、加齢によるダメージはきちんと受けてきているようです。
ドックの時にいつも不思議に思うのですが、ドックの1週間ほど前からお酒を止めたり、食生活に気をつけてドックを受ける人が意外に多いのです。
直前に自分の体を優等生に近づけて受診して、ドックが終わるとすぐに元の生活に戻すのでは何の意味もないと思うのですが、まるで一夜漬けのテストみたいです。
という屁理屈で、自分では前日の夜8時まで、普通に食事をして、いつものようにお酒を飲んで、「いつもの状態」でドックを受けることにしています。
いろいろな検査の正常値も、10代の若者と80歳のおじいちゃんでは違ってもいいと思うのですが、どうなんでしょうかねぇ?
私たちの歯にも年相応というのがあって、80歳のおばあちゃんが20歳の孫娘と同じ歯をしていたら・・・それもなんとなく不気味ですよね。




[人それぞれ]



urutorahurosu at 05:55|PermalinkComments(0)歯にまつわる話題