2009年07月

2009年07月29日

夏はサンバ!

さあサンバパレードの季節です。
7月から9月にかけては毎週のように各地でパレードがありますが、今年も都電荒川線・熊野前の商店街で、年に一度の追っかけをして汗まみれになってきました。
サンバパレードは色彩が鮮やかで、動きがあって、ダンサーの笑顔が豊かなので、露出と構図が決まればなかなかの写真になります。
せっかく仕事から離れて楽しむために来ているのに、笑顔の口元にピカリと光るクラウンが見えると、「あっ、取り替えてあげたいな」と思うのは商売柄しょうがないのでしょうか。
関東の学生サンバ連合「ウニアン・ドス・アマドーリス」は浅草サンバでも一昨年優勝、昨年準優勝の実力派。熊野前で感じた印象が、浅草の成績に反映しているようなので、今年の印象ではまた浅草でも優勝かもしれません。ガンバレ!




[下町サンバ]


urutorahurosu at 06:33|PermalinkComments(0)写真の話 

2009年07月18日

ちくわの構造

赤提灯といえば「おでん」ですが、おでんに欠かせないのが「ちくわ」。ちくわを食べる時につくづく思うのが、ちくわの構造です。
人間の消化管の構造は、簡単に言えばこのちくわのようなもので、食べ物を口から入れてお尻から出すという単純な造りになっているわけです。つまり口からお尻まではちくわのように一本でつながっている同じ消化器官なのです。
なので、たとえば暴飲暴食したり、ストレスがかかったりすると胃に炎症や潰瘍ができるように、同じ理屈で口の中にも、炎症や潰瘍ができたり歯周病が悪化したりするわけです。
でも胃の中の不調は決心して胃カメラを飲まなければ見られませんが、口の中は直接肉眼で気軽に見ることができます。東洋医学では舌の状態で全身の状態を診る「舌診」という学問が確立しています。
普段から口の中に気を配って、定期的な観察やケアをするということは、そこから先の消化器官の調子を整えたり、不調を予防することにもつながってくるのです。
学生時代はちくわをストロー代わりに、コップの冷酒を吸ってつまみにかじって、そんな飲みかたをしたことも思い出されます。




[赤ちょうちん]


urutorahurosu at 20:47|PermalinkComments(0)歯にまつわる話題 

2009年07月12日

紅花の里

1991年公開の映画「おもいでぽろぽろ」の舞台となった高瀬の紅花畑では、見ごろの頃に毎年紅花まつりが開催されています。
久しぶりに週末は自宅にいたのですが、早朝から溜まった帳簿や役所への提出書類の作成に追われて疲れてしまい、気分転換にカメラを持って紅花娘の撮影会に行ってみました。
以前は山の斜面の紅花畑が主会場でしたが、細い道のために数年前から山麓の紅花畑でイベントが開催されています。
その頃は山道を登っていくと雰囲気のある木造の「合の原分校」がありましたが、廃校に伴い撤去されてしまいました。
分校の周囲に紅花を植えて、「おもいでぽろぽろ記念館」として保存していたならば、心に残る素敵な観光スポットになっていたのにと思うと残念です。
紅花の葉にはトゲがあり、その中で地元の娘さんが4人、紅花娘で頑張っていましたが、中腰の慣れない姿勢で「腰が痛い!」
肉眼ではチャーミングなホクロも、写真にするとゴミに見えるので、レンズの向きに注意です。




[紅花娘]



urutorahurosu at 23:02|PermalinkComments(0)めぐる季節 

2009年07月08日

ラベンダーの香り

富良野・美瑛ですっかりメジャーになったラベンダーの季節です。
ラベンダーは今や全国どこでも見ることができて、珍しくもなくなってしまいましたが、初訪問の河口湖でラベンダーの香りに酔ってきました。
壮大な富士山をバックにラベンダーの紫を撮ろうと思って行ってみたのですが、うす曇の中、富士山の雄姿は「影も形も・・」多少見えたものの、写真では判別が困難で期待はずれ。
でも満開のラベンダーは香りも強く、数年ぶりでした。
ラベンダーの語源はラテン語の「洗う(Lavare)」からきているそうで、香りで少しは心が洗われたでしょうか。
さすが有名な河口湖。その周りには「宝石館・オルゴール博物館・ハーブ館・○○美術館・○○記念館・ミューズ館」はては「石ころ館・猿まわし劇場etc」など、縁もゆかりもないような、さまざまな「箱もの」が寄ってたかって建てられていて、ラベンダーよりもむしろこの押し付け・こじつけが、とても気になったのでありました。




[get
me your hand]



urutorahurosu at 06:54|PermalinkComments(0)めぐる季節 

2009年07月01日

郡上踊りin青山

郡上踊りを青山で踊るというのをネットで見つけて、早速行ってみました。
梅雨の晴れ間のまだまだ明るい土曜日の夕方6時、メトロ銀座線の外苑前で下車して地上に出ると、どこからともなくあの「かわさき」の音色が聞こえてきて、郡上八幡の徹夜踊りの夜が思い出されワクワクしてきます。
10種類もある郡上踊りの最初はやはり「かわさき」。会席料理に例えるならば、季節感豊かな前菜の盛り合わせでしょうか。
次の「春駒」はアップテンポで、例えれば「生きのいいお造り」。さながらジャパニーズ・トラディッショナル・ロックというところ。写真にするにはこの春駒が、躍動感溢れていて最高です。
そして「三百」「やっちく」「げんげばらばら」「猫の手」・・・と次々と踊られますが、こういう踊りの配列は、スポーツ医学的にも理にかなっていて、先人の経験則といえるのでしょう。
郡上からもずいぶんたくさんの人が来ていたようで、郡上八幡物産展で試飲のお酒を同じく試食の大吟醸の粕漬けをつまみにチビチチビリ飲みながら撮影すれば、カメラの重みで右の手首が痛くなってきて、次の日の朝は筋肉痛。
空も暗くなっていい感じ。郡上踊りのフルコースの続きは真夏の郡上八幡で。お囃子の皆さま、お疲れ様でした。大きな拍手で終了です。




[春駒]


urutorahurosu at 23:07|PermalinkComments(0)めぐる季節