2009年05月

2009年05月23日

マスク・マスク・マスク

新型インフルエンザの影響で、店頭やネットからマスクが姿を消しています。
こうなることを予想して、GW直前からインフルエンザ対応のマスクをネットで注文したのですが、実物を確認しないとまとめ買いも不安なので、とりあえず少し買ってから再注文をしたら、その頃はそのマスクはもう品切れという状態です。
じゃあ何でもいいから買わなくちゃと手当たり次第に注文しても、品切れやメーカー欠品の返事、挙句の果ては注文品が品切れなのでと、勝手に別のものを送ってきたり、ネットショップでもパソコンがパンク寸前で大混乱のようです。
でも、いわゆるプリーツ型やカップ型(ちょっとまだ大げさですが)など、種々のマスクが届き、まるでマスクのコレクションみたいですが、これも必要に迫られてのこと。
学校が休校になるようならば、待合室の患者さんにも使ってもらおうと、使い捨てのマスクもなんとか2000枚以上確保。
患者さんの手指の消毒剤も今日届きそうだし、とりあえずの準備は完了です。
写真は、京都知恩院前の東大路通り、民家の屋根のコレクション(?)。



[コレクション?]


urutorahurosu at 06:30|PermalinkComments(0)歯にまつわる話題 

2009年05月18日

1000万本のポピー

1000万本のポピーが咲いているというので写欲がわいて、大宮乗換え高崎線の鴻巣駅へ。タクシーで約ワンメーターの荒川河川敷に行ってみました。
さすが栽培面積日本一と認定されただけある東京ドーム2.5個分のポピーの花畑。花畑の間にはみずみずしい麦畑や2ha以上に咲き広がる薄紫色の麦なでしこ、空には100匹以上の鯉のぼりと雲雀のさえずる声。
ポピーにもいろいろな色があり、花の向きも開花の程度も茎の長さも違うので、いざ撮影となるとヒロインを選ぶのに悩みます。
星の数ほどの花の中から1本を選ぶのは、まるで自分のベストパートナーを選ぶのに似ています。
すべての花を見られるわけでもなく、ちょうど通りがかった花の中でも、そっぽを向いているのもあれば「私を選んで!」と微笑む花もあり、かといってそういう花が好みの花とも限らず、「オッ、いいかな!」と思って近づくとそうでもなかったり、「あれはいい!」と思っても手の届かない場所に咲いていたり、1本を選ぶのにも人間の世界と同じような「縁」を感じます。
あいにくの下り坂の天気。ポツンと1滴の雨粒がカメラに・・そろそろ撤収です。




[フラワーサラダ]


urutorahurosu at 06:27|PermalinkComments(0)写真の話 

2009年05月10日

潜伏期

豚インフルエンザが新型インフルエンザに昇格し、いよいよ国内感染事例発生も目前のようです。
おかげでマスクが品切れで、ネットでもなかなか買えません。
近い将来、新型インフルエンザ大流行が確実に予想されていたのに在庫がないとは、昔のオイルショックの時のトイレットペーパー騒動みたいで、つくづくノー天気な話だと思います。
今の空港での検疫体制も、潜伏期で発症前の人はチェックできないので、ウィルスの入国を食い止めるためではなく、国内感染発生を遅らせる時間かせぎにしかなりません。
今回のウィルスは弱毒性で、これから暑い時期になるので、一旦は沈静化するのでしょうが、半年後の大流行が心配です。
本命の強毒性の鳥インフルエンザ発生の時のリハーサルと考えて、マスク・手洗いだけではなく、口の中のケア(発症が1/10になる)に頑張りましょう。




[潜伏?]



urutorahurosu at 13:46|PermalinkComments(0)今日このごろ 

2009年05月08日

舟屋の里

「部屋にTVはありませんが・・」と言われて、たまにはそういう一夜もいいかなと思い予約した、丹後半島東端の伊根の民宿。
漁船のガレージともいえる「舟屋」を備えた家が湾に沿ってずらっと並んでいる伊根に、一度は行ってみたいと思っていてようやく実現しました。
伊根湾に沿った本当に狭い道を挟んで、海側には200件以上の舟屋が保存され、それを船からそして岸辺から撮影。
舟屋群の先は行き止まり。あちこちの家の前には老人たちが座っていて、通行人をものめずらしそうに見ています。まるで昔の、つげ義春の「ねじ式」の漫画の世界そのもので、地区の小学校の今春の新入生はたった一人と聞きました。
民宿の食事処は、舟屋群を正面に見る絶好のロケーション。夕食事には静かにジャズが流れていましたが、隣室とはふすま程度の薄い仕切りの部屋では大声も出せず、干満の差がほとんどない湾内は波もないので潮騒も聞こえず、ただただ静かに過ぎてゆき、酔いもあってか8時半頃には眠ってしまいました。
やはり夜中に一度目覚めて、隣室のイビキを聞きながら、また夜明けまで二度寝です。




[伊根のスケッチ]