2007年04月

2007年04月27日

桜吹雪かず

一週間前に満開を迎えたのに、まだ桜が散りきっていません。
例年は一日だけ、街中が桜吹雪の日があって、あっという間に葉桜になってしまうのに、今年は寒さのせいか、少しずつ惜しみながら散っているようです。昨夜は山形市内でもミゾレになったとか。
それでも今朝の霞城公園のお堀の水面は、桜の花びらでピンクに彩られていましたが、冬のような寒さで、満開日と同じ一番列車とともに撮影して、さっさと帰ってきました。
暖冬といえども結果的に例年より遅めの満開日になりそうで、GW中も追っかけをして楽しめそうです。


[桜散った日]


urutorahurosu at 13:38|PermalinkComments(0)めぐる季節 

2007年04月20日

ソメイヨシノが花盛り

山形の桜もようやく満開になりました。
今朝は青空が広がっていたので、早朝に霞城公園へ行ってみましたが、ちょうど満開直前状態でしかも青空なので、ピンクの色がやや濃く感じられました。
ソメイヨシノは花びらの色が白っぽいので、撮影時の青空は必須です。曇り空で撮影すると、白い雲に花びらの色がとけ込んでしまい、まるで写真になりません。
ソメイヨシノは交配種なので、自分で子孫を増やすことができないために山の中に自生することはありません。なので、この桜の周りには必ず人工物が存在し、俗に言う「学校・墓場・発電所」その他、公園や川の堤防などには必ずソメイヨシノが植えられています。なので撮影する場合には周りの電線がじゃまになり、これをいかに排除するかがポイントになります。
花びらは満開になるまではかなりの風でも散ることはありませんが、満開になってしまうと、少しの風でも散るので、満開直後の春の嵐のあとなどは、ピンクのお墓になってしまいます。
ソメイヨシノの寿命は50~60年といわれ、人間の寿命よりも少し短く、桜の世界も今の人間界と同じように、高齢化社会のようです。やがて次々にソメイヨシノが枯れはじめると、桜並木の景観はどうなるのでしょうか?


[FirstTrain]


urutorahurosu at 14:07|PermalinkComments(0)写真の話 

2007年04月17日

風邪とストレス

「風邪はひいてもいいような人がひく」と言うと怒る人がいます。でもそれはあながち嘘とは言えないようです。
私たちにとって過度なストレスが体を壊すことはみんなが知っていると思います。
でも「適度なストレス」は逆に体の抵抗力を高めるという話も聞いたことがあります。
「病は気から」というように、気を張って仕事をしている人は、風邪で仕事を休むことは少なく感じます。
独身時代は時々熱を出して休んでいたスタッフも、結婚・出産後は自分の体調不良で休むことが極端に少なくなるようです。
ストレスを心に受けると、奥歯を食いしばるようになり、噛み合わせが壊れて体が歪んで、いろいろな不調の原因にもなります。
今年はインフルエンザの流行が遅く、インフルエンザで診療予約のキャンセルもちらほら見られますが、これだけは「気から」という訳にはいきません。感染予防に気を配りたいものです。



[カゼを待つ]


urutorahurosu at 14:25|PermalinkComments(0)歯にまつわる話題 

2007年04月09日

三つの春

暖冬のため開花が早いという予想を裏切って、3月の冷え込みのために結局平年並みの今年の桜。ソメイヨシノは今、大宮から宇都宮間が満開のようです。
福島県の三春町は滝桜で有名ですが、町の名前の由来は「梅」「桃」「桜」が同じ頃に咲き揃うことから付けられたと聞きました。
確かに北国の春は短く、いちいち順番に咲いている時間がないようです。
この時期を少し過ぎると、山肌は山桜のピンク、コブシの白、若葉の黄緑、常緑樹の濃い緑に色どられ、裾野には菜の花、レンギョ、山吹のそれぞれ微妙に色合いの違う黄色、サクランボの白い花などが広がり、山形はたぶん一年で一番きれいな時期をむかえます。
人生を一年間にたとえると、ちょうど10代から20代の青春時代の一番楽しかった頃。毎日が新鮮でした。
「無一文になってもいいから、二十歳の頃に戻りたい」これが最近酔っ払ったときの口癖です。『あれは二十歳の頃さ・・・』(アリス 二十歳の頃)



[三つの春]


urutorahurosu at 07:41|PermalinkComments(1)めぐる季節 

2007年04月01日

歯列弓とトンネルの関係

きれいな歯並びを上から見るとアーチの形をしています。なので歯並びのことを歯列弓と呼びます。
このアーチの形は、私たちの周りでは石造りの橋(めがね橋)やトンネルなど、いろいろな所に見られます。
四角の電車が通るのにトンネルをアーチの形に掘るのは、アーチ型というのは力学的にあらゆる方向からの力に耐えられる形なのだからです。
私たちの歯列も、内側からは舌(筋肉)で押され、外側からは頬や唇の筋肉で押されていて、その力のバランスのとれた位置に歯が並んでいるのです。
最近の若者のように、歯並びが悪くてアーチの形が崩れていると、掃除がうまくできずにムシ歯や歯周病になりやすいだけではなく、力学的にも周りの筋肉で押される力に耐えられず長持ちしないのです。
人間の体には他にも、下アゴの骨や頬骨弓(ホホ骨)や足の土踏まずなどにもこのアーチの力学が応用されていて、体を支える大切な働きをしています。
神様の作品としか言いようのない、すばらしいシステムですね。


[未来へ]



urutorahurosu at 21:27|PermalinkComments(0)歯にまつわる話題