予定がガタガタと崩れていく月曜日の昼なのに 仕事せい!

2022年04月05日

百聞は一験に如かず

「百聞は一験に如かず」でいいのです、「一見にしかず」ではないのです。

昨日から急に気温が上がり完全な春うらら。
京都の市街地のソメイヨシノは完全に満開状態で、紅枝垂れ桜は満開数日前であります。

昨日は歩き疲れてしまった一日でした。
13時過ぎから十石舟に乗るので、朝飯抜きでコンビニ味噌汁だけにして、10時半前に大好きな鯖寿司を食べに、八坂神社の石段下に行ってみたらお店がない。

どうやら建て替えの予定で、古い建物も壊したばかりみたいです。
貼り紙をよく見ると仮店舗で営業中らしく、近くのその場所へ行ってみたら、狭いので食事はできずにテイクアウトのみでした。

あきらめて別のものを食べようとしたのですが、どの食事処も11時からの営業です。
あちこちウロウロして歩き疲れて、せっかくなのでまだ未訪問の東山三条交差点にある、行列のできる町中華の店に並んでみました。
ガイドブックやテレビの京都物でもよく紹介されています。

平日なので開店15分前で自分は7番目。
開店時間直前にはもう20人くらい並んでいます。

直前になるとメニューが回されて「前もって選んでおいてね」というわけです。
この店の名物は天津飯と餃子で、餃子はネットでも買えます。
値段は京都にしてはリーズナブルで、お店の値段は天津飯が750円、餃子は330円でした。
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  [メニュー]

11時に入店すると店内は完全な昭和のお店、4人掛けのテーブルが5つと6人掛けが1つだけ。
最初に入店したのは15人程度、後の人はそのまま行列。
全員に注文を聞いて、誰かのテーブルに最初の料理が届いたのが11時15分。

自分が一番早く店を出たのですが、まあ11時半過ぎ、出たら20人以上並んでいましたな。
さて問題は注文した天津飯ですが、天津飯とはつまり「カニ玉あんかけ丼」なのですが…

フワフワ卵の上に豪快に餡が掛けられて見た目は派手な状態で、皆さん期待するのでしょうな。
自分は、いや仕切りを挟んだお向かいさんも酢をかけて食っていました。
卵の中にかすかに見えるピンクっぽい細長いもの、カニかと思ったら細~くきった人参でした。
カニの香りもありません。
つまるところは天津飯風卵あんかけご飯750円。

だから「百聞は一見いや一験に如かず」なのであります。
名物にうまい物なし、百聞も実際に見るだけではなくて、一回体験経験してみなければ分からないものであります。

どこの都会でも、常連さんを大切に味を守っている店もあれば、一見(いちげん)さんだけで十分なのよという店に分かれるものです。
利用する方はその見極めをしなければなりませぬ。
全部クリックしてど~ぞ!
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   [百聞は一験に如かず]



urutorahurosu at 06:37│Comments(2)ディープな京都 

この記事へのコメント

1. Posted by おばちゃん   2022年04月05日 23:13
待って待って、
天津飯にカニではなく人参とは、
まさに天津飯風・・・ですね
旅先で こんなものに出会うと
がっかりでしたでしょう。
2. Posted by kusakabe-dc   2022年04月06日 05:22
おばちゃんへ
朝飯抜きだったので、まあ餌だと思って食いましたわ。
ご飯は1/3残しました。

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