2023年03月11日

佐伯祐三のタッチをイメージして

東京ステーションギャラリーで佐伯祐三の絵を見て、渋谷で撮ってみたくなったのでした。
パリの街角のポスターの文字が、壁を離れて生き物のようにカンヴァス上を飛び跳ねているように見える、そんな写真を撮ってみたくなったのです。

上野東京ラインのグリーン車で品川に移動して、改札内の店で生ビールと立ち食い寿司をつまんで勢いをつけて渋谷に移動。
まずはスクランブル交差点を俯瞰で撮ろうと○○ビルの屋上に行ってみたのですが、何やらイベントがあるようで、展望台は閉鎖とのこと。

しょうがないので交差点の隅から行きかう人たちを撮ってみました。
信号が青になると人の群れがこちらに向かって押し寄せてきます。
群れの前を自転車の人が横切っていきます。
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    [群れ]

信号が赤になって人の動きが止まっても、ぎりぎりのタイミングで自転車がすぐ前をかすめていきます。
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    [自転車]

車輪と群れを重ねた構図でもう一枚。
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   [シ・ブ・ヤ]

urutorahurosu at 06:55|PermalinkComments(0)写真の話 

2023年03月10日

18きっぷでひとり遊び(東京ステーションギャラリー)

東京までの普通列車グリーン利用はもうすっかり慣れてきて、18きっぷ3回目の旅もまた使ってしまいます。
この日の目的は東京ステーションギャラリーで佐伯祐三の絵を見ること。
その後の予定が全く未定だったので、とりあえずグリーン券は横浜まで購入、値段は同じです。

そして東京駅で下車してギャラリーを見て、その後品川駅の立ち食い寿司でつまんだのですが、横浜まで買っているので東京~品川間も短距離ながらグリーン車で移動できるのです。

10時の開館と同時に丸の内北口の改札に行ったら、もうすでに50~60人の当日券の行列です。
予約購入の人が優先で案内されるのですが、15分ほど並んで入館できました。
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    [ポスター]

大人気の画家なので、入場してからも最初の方は、かなり密の状態で前に進みません。
有名な歌手でもそうですが、その人の歌にすべて感動するわけではなくて、好きな歌そうでもない歌、ヒット曲ヒットしない曲といろいろあるわけで、佐伯祐三の絵も時期とその画風によってタッチが変わり、自分は二度目のパリ渡航の頃に描いた街の絵が一番好きです。

倉敷の大原美術館で見た彼の一枚の絵がとても印象に残っていたので、この絵画展はぜひとも見たいと思っていました。

でも昔の天才はみな薄命ですな。
宮沢賢治38歳、石川啄木26歳、佐伯祐三も30歳で夭折しています。

今回のパリの街の絵を見て無性に渋谷のスクランブル交差点で撮ってみたくなり、品川ランチの後に渋谷で佐伯のタッチを真似た写真に挑戦したのでした。

入館1時間後の出口近くから行列を撮ってみましたが、平日なので皆さんシルバーね。
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    [行列]






2023年03月09日

18きっぷでひとり遊び(SLを撮る)

昨夜 息子から電話が来て「いやぁ~今日の高崎、花粉が超やばい。あんたたち、山形に戻って正解だったわ」と言っていました。

さて「18きっぷ乗るだけの旅」は、ただ乗るだけかと思っていたのですが、何とかSL C12型を撮ることができました。
撮ろうと思っていた撮影ポイントまでは間に合いそうもなかったので、駅のすぐそばの踏切をポイントに決めて試し撮り。
真っ青な空に黄色と黒の踏切標識、露出はこんなものでいいでしょう。
この踏切はJR水戸線と関東鉄道と真岡鉄道の3つの路線が通るので、こんな田舎にしては結構忙しく警報が鳴るのです。

踏切を渡るばあちゃんと孫二人。
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   [孫二人]

そろそろSLの発車時間のようです。
黒い煙を高く吐き出します。今は黒い煙ですが、走り出すと煙は白くなってきます。
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     [発車時刻]

遮断された踏切に爺さんがやってきて、自転車に跨ったまま列車をやり過ごします。
え~っ、じゃまだなと思っていたらこの爺さん、突然列車に手を振り始めました。
今まで邪魔だったのですが、急遽 主役に抜擢してあげました。
SL現役世代としては、手を振らずにはいられなかったんでしょうな。

おかげでいい写真が撮れました。
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    [SL現役世代]




urutorahurosu at 06:00|PermalinkComments(0)乗り鉄 撮り鉄 

2023年03月08日

花粉があまりに酷いので…

高崎は連日晴れているので花粉の飛散が酷く、なので山形に避難します。
ひと雨降ってくれたら飛散も少なくなって地面の花粉も流されるので、だいぶ落ち着くのでしょうが、桜が開花前の今の時期は絶賛飛散中です。

次に高崎に来るのは4月のGW開始前になりそうなので、下手すると一か月半ほど先になるかもしれませんな。
生ごみの始末をきちんとしていかなきゃ。
少しの量ならば、冷凍庫で凍らせておけばいいと聞きました。

ほら、ペコちゃんも花粉症のようです。
彼女は今何歳なのでしょうか、クリックしてど~ぞ!
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    [飛散中]
確定申告、まだ出していないんだっけ、県写真展も見に行かなければ、明日から3日続けて飲み会だずぅ~

urutorahurosu at 06:00|PermalinkComments(0)めぐる季節 

2023年03月07日

18きっぷでひとり遊び(ただ乗るだけの旅)

2回目の18きっぷの旅は、ただ乗るだけの旅。
常磐線取手駅~水戸線下館駅間の関東鉄道常総線が未乗車なので、そこをただ乗るだけが目的で行ってみたのでした。
その辺は自分的には特に撮ってみたいような被写体もなくて、まわりには山は筑波山しか見えない、茨城の平坦な場所を走るちょっと不便な場所の地方ローカル鉄道、というイメージしかなかったので、わざわざ乗っていなかったのです。

なので、18きっぷで計画を立ててみても「ただ乗るだけ」というイメージしかなかったのでした。
コースは高崎→赤羽→日暮里→取手→(関東鉄道)→下館→小山までは決まって、小山からロングシートの両毛線で2時間乗って帰るか、10分くらい所要時間がオーバーするけれど800円のグリーンで大宮経由で戻るかは、現地で決めることにしました。

そういえば下館駅からは週末に真岡線をSLが走るのに気がつき、それをちょいと撮り鉄してみようという気になって、SL発車時刻から逆算して出発時刻が決まりました。

赤羽までは週末グリーンの800円で朝食と居眠りであっという間です。
関東鉄道は特にいい写真が撮れる構図が思い浮かばなかったので、取手駅のホームでこんな写真を撮っただけでした。

車輛の顔が、どことなく豚かブルドッグに似ていると思いませんか?
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    [関東鉄道]

時刻表はプリントアウトしていくと、他の列車との関係がよく分かります。
下館までは1540円、ちょいと割高運賃ですな。
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    [時刻表]

下館駅には出発の準備を整えたSL C12が煙を吐いています。
隣には50年前製造の旧型のディーゼル機関車です。
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    [C12型]

発車までは十数分しかないので、目星をつけておいた撮影ポイントまでは行けないようです。
なので撮影は発車直後の踏切りから撮ることにしました。
幸い真っ青な空なので踏切標識の黄色と黒がとてもよく映えます。

踏切りを渡った場所から停車中のC12を狙いましたが、旧型客車のボディにディーゼル機関車のオレンジ色が反射していたので、それを強調して撮ってみました。
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    [旧型客車]

urutorahurosu at 06:00|PermalinkComments(2)旅写真 

2023年03月06日

スローライフと鎌倉文学館

江の島当たりの海岸は季節を問わず、やや老と若男女のサーファーたちが自転車にサーフボードを付けて走っています。
彼らはきっと自分の趣味優先のスローライフを送っているんだろうなと、この場所に来るたびに羨ましくなるのです。
あんなに若いうちからスローライフというのもどうなのかなと思ったりもしますが、まあこれも人生観の違いなのでそれもアリなのでしょう。

海岸を撤収しようかと思っていたら3人の女子サーファーたちが自転車でやってきました。
ファインダーを覗かないで撮ったのですが、やっぱり真っ赤なボードが絵になりますな~
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        [サーファー]

春一番の強風なので、彼女たちが海に入るのまでは見届けられませんでしたが、自転車を置くあたりでパチリ。
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    [サーファーガールズ]

腰越から江ノ電に再乗車して由比ヶ浜駅で下車、鎌倉文学館を初訪問。
今月末から修復工事に入って、4年間は休館するそうで、いいタイミングで訪問できました。

駅から徒歩7分ということですが素敵なロケーションで、敷地内のトンネルをくぐって行きます。
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    [トンネル]

館内の休息スペースで足の疲れを癒しながら、ほうじ茶ラテを飲んで一休み。
資料を見るとずいぶんの数の作家たちが鎌倉に居を構えていたんですな。
太宰治なんかは鎌倉で2回も自殺未遂をしていたのですね。
これも彼の人生観、人それぞれでいいのではないでしょうか。
あと2週間ほどで見納めになる文学館ですが、全部クリックしてど~ぞ!
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    [鎌倉文学館]

2023年03月05日

18きっぷでひとり遊び(春一番の日)

春一番が吹いた3月1日、いよいよ青春18きっぷ使用開始日です。
さっそく18きっぷでひとり遊び。

1回目のコースは江ノ電~鎌倉文学館~穴場のお寺~原宿でちょい撮り、というプランです。
まずは改札で18きっぷに最初のスタンプを押してもらって、高崎から湘南新宿ラインで藤沢まで乗り換えなしで移動。
朝早いのでグリーン券を1000円でSuica購入、これで藤沢まで乗り換えなし直通です。
車内でコンビニおにぎり弁当で朝食、始発なので乗車時は自分の車両には他に一人だけ。
でも徐々に増えてきて、大宮の手前ではほぼ満席ですが、池袋新宿渋谷で半数が下車、武蔵小杉と横浜でほぼ全員下車して、藤沢到着時の自分の車両には、おいら一人だけしか乗っていませんでした。
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    [18きっぷ]

湘南海岸は晴天ながら春一番の強風が吹きつけて
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    [波高し]

砂の上には波打ち際まで続く足跡が。
一番上の小さな2人がポイントです。
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    [足跡]

でも風にも負けず、昼近くになるとサーファーたちは徐々に増えてきましたが、自分は深追いせずに撤収です。
今度は本気撮りで、また来るね。今日は18きっぷでひとり遊びだから。
遠く江の島が見えて、カラフルなサーフボードが絵になりますな。
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    [サーファーたち]

江の島海岸にはどうやら修学旅行生徒たちかな、皆さん青い運動着、空も青、海も青、自分も青春18きっぷでみんな青だぁ~
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    [青い日]

2023年03月04日

湯河原の梅

2月の最終日に湯河原梅林にかなり久しぶりに行ってみました。
毎年この頃は河津桜を見に行くのですが、今年は一か月前に沖縄で花見を済ませてきたので、という理由だからです。

いや河津に行こうかと心が迷ったのですが、東京発9:00の全席指定特急踊り子3号の下田行きが平日なのに2日前には満席だったのです。
修善寺行きの車両は空席が多かったので、まあ湯河原にしておこうかというわけです。

踊り子号は車両が新しくなったのですが、思った以上にモデルチェンジしてませんでしたな。前の老朽化した車両を同じグレードで新しくしたという感じ、せっかくなのでもっとリゾートっぽいデザインにしてくれたらいいのになと思いました。

下田行きの車両は若い人でいっぱい、平日なのに仕事しないのかよ~と思いましたが、大学も休みで卒業旅行のシーズン入りしているせいかもしれませんな。
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    [踊り子号]

風は強いものの快晴だったのですが、やはり梅の花は地味です。
湯河原梅林は山の斜面に咲いているので、上から俯瞰で見るにはハイキングをしなければなりません。
もうそのような気力も体力もないので、少しだけ斜面を登ってそこでシャカシャカとシャッターを押してハイおしまい。
でも青空なのでレンズを上に向けても写真にはなります。
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    [梅の香り]

風が強いので梅の香りも何となく香る程度でしたが。
白梅も背景が青いとシャッターを押せます。白い曇り空では色が溶け込んで映えません。
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    [白梅]

ソフトフィルターを使って花の増量を試みましたが、逆に不自然になってしまってダメでした。
この古いソフトフィルターは、紅葉の時期に使うと効果があるようです。
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    [しだれ梅]

2023年03月03日

今日は桃の節句

もう3月になって関東は梅が満開ですが、桃の節句と言うには桃はまだ咲いていません。

昨日は青春18きっぷで鎌倉方面に、ちょっといい旅小さな旅でしたが春一番が吹いて花粉が絶好調。
あちらこちらでクシャミの音、ひどい花粉症ではない自分もクシャミと鼻水、口の中も痒くなってしまいました。

高崎は北関東で田舎だと思うでしょうが、熱海や小田原までの直通列車がガンガン出ているのです。
群馬、埼玉、東京、神奈川と、1都3県に跨る長距離列車がこれほどの本数走っているのは、他にちょっとないでしょう。

記事は徐々にアップするつもりですが、今日は桃の節句なので我が家の玄関に毎年飾る、小さな焼き物の内裏雛をクリックしてど~ぞ!
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    [節句]

明日も早朝から18きっぷで一人遊びの予定であります。

urutorahurosu at 06:00|PermalinkComments(0)めぐる季節 

2023年03月02日

3月1日の朝焼け 東も西も

昨日から3月になったのでしたが、山形では早春、関東では春であります。
でも今の時点では山形はまだまだ冬で春近しという感じなのでしょうか。

さて湘南海岸辺りは梅が満開、早咲きの桜も満開で、伊豆方面の列車は平日なのに乗客が一杯でありました。

さて3月1日の朝の東の空は雲のかかり方が良かったのか素晴らしい朝焼けが見られました。
5時50分、朝焼けの始まりです。
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    [5:50]

10分後には空は朝焼けて、雲のグラデーションが素晴らしいことになっています。
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    [グラデーション]

この色が民家の屋根に反射して、これもまた印象的。
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    [屋根]

さらに15分後、太陽が見え始めると今度は西側のヤマダデンキのガラスのビル面に豪華な襖絵の様な絵が描かれます。
2023年3月の始まりの備忘録ですが、全部クリックしてど~ぞ!
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    [襖絵]

urutorahurosu at 06:00|PermalinkComments(0)めぐる季節